早くも自力RS1位消滅

NPB　ロッテ 2－6 西武
J sports Plus　解説：本西厚博さん

「自力～～の消滅って言っても、すぐ復活する可能性もあるんだから…」
この時期はそうなんですよね。
だから、そんなに重要なことではないと思うんですが、
ただ計算上そうなるほどの大差がついた、という事実なんですね。

でも、今日の試合前の両チームを見る限り、
雰囲気は西武のほうがはるかに良かったですね。
まぁ、キャンプ取材の総括では
「西武は相当なレベルアップが必要」
「巨人は阪神と優勝を争う可能性は十分」
と書いた僕ですから、あまりアテにはならないですけど。

ロッテの敗因は打線だと思うんです。
タイムリー欠乏症なうえに走塁やバントなど細かいミスも出てチャンスをつぶす。
それがピッチャーにプレッシャーをかけ、しかも拙守で失点する。
これでは勝てません。

そんなロッテですが、ベンチ入りメンバーを見ると野手（捕手含む）が14人。
ほかのチームは大半が17人ですから、3人少ない。
得点力不足にあえぐチームにしてはアンバランスだし、
日替わりオーダーを組むバレンタイン監督の持ち味も出せませんよね。

「(ベンチワークも含めて)今のままではロッテは難しいかもしれない…」
自力でのレギュラーシーズン1位消滅という数字よりも、
内容的に、そう感じた今年最初の夜でした。

明日からはソフトバンク戦。
ロッテは最低でも勝ち越さないと苦しくなりますね～。


もう一方の西武も中島に次いで栗山が戦列離脱。
しかもエース松坂で落とした次の試合。
そんな状況で、新人左腕・松永がプロ初勝利を挙げました。
毎回のようなピンチをしのいで7回途中まで無失点。
インタビューでの嬉しそうな表情が印象的でした。


※出演予定番組の放送スケジュールはこちら⇒7月後半、8月前半