Ball Game Mania 節丸裕一のブログ

2006年1月1日スタート!! 放送や取材の現場で、見て、聞いて、感じたことを、思うままに綴っていきます。

 スミ1で… 

2006年09月19日 |  -NPB-
NPB ロッテ 01 オリックス
J sports 1 解説:本西厚博さん

小林宏之にとっては、1回表に失った1点が最後まで響きました。

雨と強風の悪条件のなかでの立ち上がり。
今日登録、即スタメン起用のレフト竹原の拙いプレイ(記録は2ベース)と、
サード青野のエラーであっけなく1点やってしまったロッテ。

小林宏之は、本西さんいわく「そんなに調子も良くない」なかで、
バックに足を引っ張られてもキレずに投げ続けました。
2回以降はオリックスを零封。
今季最多の11奪三振、自責は0。 145球で完投しました。

でも、それ以上に良かったのがデイビー。
ロッテ打線はわずかに4安打、5回に無死一、三塁のチャンスを逃がすと、
6回以降は無安打で、今シーズン17試合目の零封負けを喫しました。
(うち4試合が0-1の敗戦)
デイビーは来日4年目にして初完封で10勝到達。
両先発が完投する珍しい試合でしたが、明暗が分かれました。


もうひとつ差が出たのは両チームの若手。

オリックスは新人・森山がプロ入り初の3安打。
守備範囲の広さも含めて、溌剌とした動きが目に止まりました。

逆に2年目のロッテ竹原は猛反省が必要です。
初回に目測を誤った2ベースから1点取られた、その責任を感じないのか…。
9回1死一、二塁の場面ではアウトカウントを勘違い。

極度の緊張がそうさせているのかもしれませんが、
周りからは集中力を欠いていると見られても仕方ありません。

ロッテの今季は残り5試合。日本ハムと西武と各2試合残しています。
RS1位争いを左右する存在だけに、ディフェンディングチャンピオンとして、
少なくとも、プロとして恥ずかしくない試合を見せてもらいたいものです。


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