Ball Game Mania 節丸裕一のブログ

2006年1月1日スタート!! 放送や取材の現場で、見て、聞いて、感じたことを、思うままに綴っていきます。

 斎藤佑樹だけじゃない 

2007年11月17日 | Baseball
今年は日中国交正常化35周年。日中文化・スポーツ交流年なんだそうです。
正直、知りませんでしたが、交流は大学野球でも行われました。

日中大学野球交流戦
東京六大学選抜 91 中国大学選抜
BS朝日 解説:金光興二さん(法政大学野球部監督)

中国大学選抜は16人の選手のうち13人の選手が
先日行われていたアジアシリーズに出場したチャイナスターズのメンバー。
決してレベルは低くはなかったと思いますが、
六大学の選りすぐりのメンバーを集めたチームはさすが。
日本の大学野球のレベルの高さを見せつける格好になりました。

先発の斎藤佑樹(早1)は2回を投げて無安打5奪三振。
2四球も、審判のかなり厳しい判定があったからで、
文句なしの投球でした。

親善試合だけに全体的に中国に有利なジャッジにも感じましたが、
3回以降に登場した日本の各投手も好投しました。
西嶋(明1)、松下(早2)、中林(慶2)、仁平(立1)、
鈴木(東2)、小松(法3)、相沢(慶3)の順に1イニングずつ。
8投手のリレーで中国打線を3安打1点に抑えました。

打線も大技、小技を交えて9得点。
何人かの選手は来年以降のドラフトの目玉になってくるんでしょう。

斎藤佑樹は本当にいいピッチャー。
人間性も含めて周囲の評判も最高です。
でも、全国大学野球選手権のときにも触れましたが、
大学野球は斎藤佑樹だけじゃないですね。
早稲田の優勝は投打ともに素晴らしく充実した戦力とチームの和があったし、
六大学全体に、そして全国の大学に素晴らしい選手がいて、
学生ならではのドラマがあるはずです。

今日神宮に来ていたファンは斎藤佑樹の降板後も最後まで見ていました。
そういうファンが増えてくれるのを期待したいですね。


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