Ball Game Mania 節丸裕一のブログ

2006年1月1日スタート!! 放送や取材の現場で、見て、聞いて、感じたことを、思うままに綴っていきます。

 清原 西武ドーム最終戦 

2008年09月29日 |  -NPB-
NPB 西武 34 オリックス (延長10回)
J sports Plus
解説:松沼博久さん、リポート:遠藤行洋さん、実況:節丸裕一

西武の今季レギュラーシーズン最終戦。
オリックスはクライマックスシリーズ進出マジック1で迎えた試合。
そして、清原の元“HOME”西武ドーム最終戦。

大石監督が2度もスクイズのサインを出し、
(1度目は失敗)2度目のスクイズが決勝点。
オリックスは初めてのクライマックスシリーズ進出を決め、
2位が確定して、本拠地開催権も手に入れました。

西武は連敗が止まらず…。
渡辺監督は「必ずチームを立て直してくる」と話していましたが、
第2ステージまで期間も空くし、この緊張感のなさは、少し不安です。

残念だったのは、清原の打席が見られなかったことですね。
あの展開では仕方がないんですけど、
一ファンとして、見たかったなー、とは思いますね。

 僕は学生の頃、文化放送のスポーツ部でアルバイトをしてました。
 “ライオンズナイター”の中継でスコアラーをやることもあって、
 早い時間に当時の“西武ライオンズ球場”に来て、
 西武の打撃練習の間、外野で球拾いをしたことが何度もあります。
 センターの定位置あたりにいると、フライを捕ることもあるわけですが、
 ほかの選手と全然違う打球を打っていたのが、
 清原、秋山、デストラーデ。

 打った瞬間にボールから目を切ってバックして振り返ると、
 だいたいそこに打球が落ちてくるはずなのに、
 この3人の打球は落ちてこない。
 「あれ?」と思って見上げると、頭上をそのまま越えて、
 バックスクリーンにドーンと当たるんです。
 あのころが懐かしいなーと思いました。
 
試合後に“清原の時間”があったんですが、
誰もいない打席に入った清原を見て、涙がこみ上げてきました。

明後日が清原の現役最終戦ですね。
対戦相手は王監督のいるソフトバンクというのも、縁を感じますね。


野球好きコラムもご覧ください。


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