今日も継投で

NPB　西武 7－4 オリックス
J sports Plus　解説：橋本武広さん
フジテレビ739　解説：平松政次さん

最近調子を上げてきたカブレラと和田がホームラン。
西武が今年苦しめられたオリックスに最終戦で勝ち越しを決めました。

一昨日と同じように継投で勝った西武。
でも、優勝するためには心配な要素が出てきました。

右太もも裏の筋肉を伸ばした片岡が抹消、
昨日の試合でファウルチップを左手首に受けた細川も欠場したのです。

勝ったから目立たなかったとはいえ、
ショート正面のゴロ(6-4-3)で併殺を取りそこねたシーンもあったし、
5回の塩崎のタイムリーも橋本さん曰く「完全な配球ミス」の結果でした。

それでも強肩で盗塁を刺し、同点に追いつくきっかけのヒットも打った炭谷は、
今日のヒーローの一人だとは思います。
ただ、今後を考えると、手放しでは喜べない弱点も露呈したわけです。

平松さんが「先発で本当に頼れるのは松坂だけ」というように、
今日のギッセルも5勝0敗だった前半戦とはまるで別人。
後半戦はめっきり勝てなくなりました。
今日もランナーを背負うと全くダメで、5回途中でKO。
3試合連続KOではプレーオフでは頼ることはできません。

残り試合もあとわずか。
明日からソフトバンクとの大一番を控える西武としては、
エース松坂が先発する試合は絶対に落とせません。

ほかの試合は、主軸に当たりが出ている打線が援護しながら、
山岸らが安定しているリリーフ陣が踏ん張るしかなさそうです。


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