Ball Game Mania 節丸裕一のブログ

2006年1月1日スタート!! 放送や取材の現場で、見て、聞いて、感じたことを、思うままに綴っていきます。

 大学バレー 優勝候補が決勝へ 

2006年12月09日 | Volleyball
スーパーカレッジバレー2006
女子準決勝 早稲田大 13 嘉悦大
J sports ESPN 解説:前田健さん

女子は創部以来初のベスト8、ベスト4と勝ち進んできた早稲田。
過去4度優勝の名門ながら、今年は決め手に欠ける嘉悦。

昨日の試合を見て、前田さんとは、
「早稲田が勝つかもしれない」と話していました。

でも、嘉悦は高いですね。
先発6人の平均で6~7cm上回る嘉悦は、ブロックで優位に立ち、
終始押し気味に試合を進めました。
早稲田としては、マークされた1年生の両レフトの負担を軽くするため、
もう少しセンターをうまく使えたら…という気はしましたが、
そうさせないぐらいに嘉悦のサーブが強かったのかもしれません。

嘉悦は一昨年のこの大会で優勝していますが、
その後就任した監督がわずか1年たらずで退任し、
今年の4月に再び監督が代わりました。

4年生が1人、3年生が3人、1・2年生が7割強というチーム構成をみても、
これまでの道のりがいかに厳しかったか、想像がつきます。

新任の監督は、元全日本のセッターの米山監督。
昨日の試合後は相当厳しい言葉を選手にぶつけていましたが、
たった一人の4年生、綱川キャプテンを中心に、一日で修正してきたあたり、
いくらかの手応えは感じたのではないでしょうか。

ただし、明日の決勝は優勝候補筆頭の青山学院が相手。
去年のこの大会の覇者でもある青学は、
今年は、関東リーグ戦の春、秋、東日本インカレ、東西インカレと4冠を達成、
この大会に史上初の5冠がかかっています。

青学を止めることはできるのか。
第2シードの嘉悦がどう挑むか、注目です。
ミキプルーン・スーパーカレッジバレー2006


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