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困っているのは「常識」を知らないこと

2010-09-12 01:46:24 | スポーツ全般について思うこと
 クラスが始まって2週目が終わりました。
 毎日6、7時間は読んで大量のリーディングの宿題もなんとかこなせています。教授やクラスメート(もちろん、ほとんどがネイティブです)が話す英語にも、完全にというわけではありませんが、おおよそはついていけていると思っています。クラスの時間というのは、何のテーマについて話をしているのかを把握することに集中していれば、流れを追うことができます。事前配布資料やパワーポイントを使う教授もいますので、そのへんは大丈夫です。雑談で話が飛んだ時の方が難しいです。

 では今、何に困っているのかというと、
 アメリカのスポーツについて、知らないことが多すぎる
 ということです。
 クラスで、教授が挙げる具体例が理解できないことが多々あります。

 ○歴史上の有名人(ベーブ・ルースの名前は知っていても、何年から何年まで活躍したところまでは知らないとか)
 ○フットボールで、どことどこがライバル関係にある
 ○大学のカンファレンスの構成(グループ化された中を中心に対抗戦を行っている。日本で言えば、東京六大学リーグとか関西学生リーグみたいなもの)
 ○各大学のスクールカラー(校風と、文字通り、色のことも)
 ○あるプロチームから連想されるイメージ (ヤンキースなら伝統があって、強くて、金持ち、というくらいならわかりますが…)
 などなど。

 周りにいるのは、スポーツでメシを食っていこうという人たちですから、こうしたことは、小学生で知っていたくらいの「常識」なわけです。しかも、これらの基礎知識に最新情報が絡んでくるのです。例えば、MLBのシンシナティ・レッズは、長期低迷していたけど、ことしは強くてプレーオフにいけそう、ということは日々のニュースで当然知っているものとして、そうした例で使われます。

 教授は、難しい概念を分かりやすく説明するために、具体例を挙げてくれます。しかし、自分が知らないのでかえって混乱してしまうという状況です。クラス終了直後に、その部分の確認に行くのが日課となっています。
 人と話をする、ということは共通理解の上になりたっていることを痛感させられます。
 
 単に知っているかどうかの問題なので、本、雑誌、ウェブで情報を見て覚えればいいだけの話だと、開き直ってますが、量は膨大ですし、時間がかかりそうです。アメリカのスポーツの「常識」を知らないと、クラスメート同士の会話にも絡んでいくのが難しく、居心地もなかなかよくなりません。
 ご経験のある方、ぜひともアドバイスをコメント欄までお願いします。
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1 コメント

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Unknown (っつちさんさん)
2010-09-16 17:59:18
「日課」、心折れることなく続けてください。

学部レベルでの話ですが、「音楽」というジャンルで自分がとった対策を、個人的な感覚での経験を交え、雑多に書きます(たぶん雑多な中に共通の解決策があるかも?!)。当時、音楽の授業を取っていました。

オレは学ぶべき音楽の「知識」を以下のように分けました(番号は優先順位)。

1. 授業で扱った曲について。
授業が終わった瞬間にそれにまつわる知識を完璧にし始める
→ 対策1: 音楽史についての(なるべく雑学に近いことまで含んだ分厚い)本を、先生やアシスタント、現地コーディネーターはもちろん、自分のカンバセーションパートナー、友だちのカンバセーションパートナーたち、飲み友だち、時間を経るとクラスメートたち、当時取れたあらゆる人脈を駆使して仲良し友だちになり、部屋に遊びに行く仲になり、本棚を見せてもらえる仲になる。あるいは自分にとって一押しな本のタイトルを教えてもらう、可能なら持ってきてもらって目敏くタイトルや出版社、著者などをメモらせてもらえる仲になる(盗まれることを恐れられるので、貸してもらうのはおろか、見せてもらえる仲になるまでは相当な努力が必要だった。修士以上だともしかしたらライバル意識のようなものも邪魔するかも?←わからない。あとは単にめんどくさがられるかも…)。できる限り早い段階で、自分として「これは!」と思う数冊を見つける。授業が終わるたびに百科事典的に参照する。良いものは買う。
→ 対策2: 「課題曲」をテープに録音してもよかったので、軒並み録音し、ルームメートのオーディオを使わせてもらい、聴く。友だちを部屋に呼んで、何気なくそのテープを流しておき、「この曲知ってる!」と言わせたらしめたもの、会話をうまく誘導してその友だちの知識を克明に心に刻み付ける! その友だちが帰った瞬間に、どんな無駄と思えることでもノートに、話したことを書き付ける(ネタ帳の作成)。気をつけなければいけないのは、その友だちが気分よく喋ったり、会話を2人ないし複数人で楽しむ雰囲気を絶対に壊さない。NGなのは友だち関係なのに「訊きたがり屋さん(質問攻めや、無言でその友だちの話すことに集中してしまうと帰られてしまうことが多かった)」と思われないように、共通の話題を楽しんでいることをアピールしました。自分の持てる限りの(そのとき持った知識でも構わない)知識で、楽しい雰囲気の会話を作ることを心がける。

2. 流行の曲について。
 とにかくMTVはよく観た。勉強のちょっとした合間でも観て聴いた。気づいたことは何でもネタ帳に書き付ける。上述人間関係の中で積極的に自分が観たPVや聴いたCD(ジャケットまでも気にする)を会話に取り入れ、1.のことが可能になるような人間関係の構築に役立てる。パーティ、飲み会、遊び、友だちとの食事時など、何気なく会話に織り交ぜてみる。これを繰り返すと、上述の人たちの「得意分野」や「好み」が把握でき、次回からはその人に合わせた会話ができる。仲良しになったカンバセーションパートナーや友だちと一緒にCD屋さんに行く。お金に余裕があればできるだけ買う。部屋で一緒に音楽を聴く。会話をする。以下上述の行動原理に同じ。ライブやコンサートに足繁く通った。映画もよく観に行った(学割が効いた)。

3 眠れる知識の採掘
 うまい表現で書けないけど、周囲の皆が「知っているが意識して喋らない」ような(オレは内心「永久凍土」と名づけていた)知識を掘り当てる。これは上記2つのことがある程度回転してきたら手をつけることだった。
 対策: アーティストのメンバーたちが、結成したり脱退したりした過程を樹形図のようにネタ帳に記し(クリアファイル、バインダーの活用)、ちょっとしたヒマがあるときにも調べまくる。メンバーたちの出身校・デビューライブ・ライブの記事、出身地などは押さえる。誰の影響を受けているかも樹形図的にファイリング整理する。これらは授業で扱った曲や流行の曲をとっかかりにして、やり始めると果てしなくなるので時間のあるときにした。でもこれは肥やしになりました。MTVのインタビュー番組などでちょっと気づいたことでもネタ帳にまとめる。そしてレンタルビデオ屋さんに行き、部屋でライブ映像を観る。一度観て「これは自分の人間関係の引き出しから何かを引き出せそうな映像だ」と思ったら、同じ映像を初めて観るかのようなふりをして、上述人間関係のできた人たちと一緒に観る。そして上述の行動原理を行う。


最初はあまりの時間のなさに3.まで手が回りませんでしたが、人間関係構築もできあがりつつある2ヶ月後あたりからうまく車の両輪として廻ってきました。ちなみにオレは音楽の授業以外にも、英語やフランス語の授業もあったため、自分の取っている一番初歩的な授業を選び(オレにとってはフランス語でした)、飲み会中も教科書を持ち歩いてちょっとでも初歩的なものを「犠牲」にした勉強を進めました。集中力がついてくると、細切れの時間でも結構な勉強量をこなすことができ、上述行動原理(一般的に「遊び」に括られるものかも…)の時間を捻出していました。あと英語圏にいれば英語力(特に読むスピードと咀嚼力)の向上が一番手っ取り早いので、その鍛錬を続け、とにかく人間関係構築や上述行動原理に自分の時間をより割けるようにしました。

長々と失礼しました。スポーツのことはほとんどわからないし、現在の学問をどう進めるかのノウハウは知らないし、英語での修士の勉強もわからないけれど、you tube検索や古本検索などを駆使すると、できることがかなり広がってくるような気がします。修士以上だとおそらく読む量も半端ないだろうし、飲み会もないかもしれないけれど、パーティや食事時など「遊び」の時間は必ずあるはず。時間を作るのは大変かと思いますが、機会が少ないとしても人間関係の中で遊んで身につける知識も必要なような気がしました。結構、パーティなどの企画者側の人間になると流す曲を決められたりしたので、損なようで役得なときもありました。人間関係も構築できましたし。

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