ぼちぼちいこか

2008-11-28 | 体験した事
先日の幼稚園へ絵本を読みに行った時の本は『ぼちぼちいこか』でした。

内容は、ユーモラスな表情のかば君が、消防士、船乗りなどいろいろな職業に挑戦しますが、その体重の重さゆえどれもこれもうまくいかず、途方にくれます。「そや。ええことおもいつくまで ここらでちょっとひとやすみ。」と ハンモックへ「ま、ぼちぼちいこか ということや」となります。文章自体は短い絵本です。

原題では『かば君何になれるかな』だそうですが、『ぼちぼちいこか』と関西弁で訳した今江祥智さんのセンスが抜群!かば君の表情がとても楽しく、絵だけ見ていても退屈しません。

大人も子どもも楽しめる絵本だと思いました。


さてさて、関西の子が一人も居ない25人くらいの子どもたちにわかるかしら?
と考えた私は、家から大阪城とたこ焼きとお好み焼きの写真をプリントアウトして持って行きました。
絵本を読む前に少し、大阪のお話しをしてから始めました。その大阪の話しをしている時から大阪弁で話そうと思っていたのに何故か標準語に近い話し方しか出来なかった。(>_<)

なかなか反応が良い子達で楽しく絵本を読み、子どもたちの関西弁も上手になりました。いつまでたっても発音が悪いのは、この話しを私に持ち掛けて来た先生一人でした。(~o~)

そして話しが終わってお帰りの時には、一人ずつが私の所へ来て自分の名前を言い、さようならの挨拶をして帰ります。私は、一人ずつの両手を握り「○○ちゃん、またねっ!」と相手をしました。
誕生会で披露するらしいけど、上手に出来ると思います。(太鼓判!!)

お迎えのお母さん方の前でも挨拶をさせられ、先生の事をよろしくとお願いしておきました。

話しが、最後になってしまいましたが、この話しを持って来た先生は、娘の担任だった先生で、それからもず~っと付き合いが続いています。

楽しかった。(^O^)/

『あたしも、ぼちぼちいこか。。。』と優しい気持ちになれた1日でした。