気まぐれネオの独り言ヽ(*´▽)ノオテアゲー♪

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11’ イタリアGP

2011-09-12 23:51:13 | 車&F1
昨日はイタリアGPがモンツァでありました。
モンツァといえば、F1の中でも屈指の高速コース。
そして、改修されたとは言えども歴史あるコースです。
最近のコースよりも全然見ごたえのある、古き良きコースですね。


今回は高速コースとのことで、エンジンパワーの劣るレッドブルには不利なコースと言われてましたが、予選を終えてみると、ベッテルがダントツのポール獲得。
解説によると、予選寄りのセッティングをしてPPをとって、逃げ切る作戦とのことでしたが、それにしても見事でしたねぇ~
ストレートでの最高速は一番遅い部類に入るあのマシンがポールをとるなんて、意外でした。
エンジンでは負けてるけど、やっぱり総合的なパッケージが強いということでしょうか。
前戦のベルギーに続いて予想外の結果でした。


で、決勝ですが、めっちゃ面白かったですね。
古き良きコースということもあり、バトルが随所に散りばめられていました。
特にシューマッハとハミルトンのバトルには楽しませてもらいました。

バトルの多かったレースで優勝したのは先行逃げ切り作戦のベッテルでした。
スタートはあまり良くなく、ロケットスタートのアロンソに先に行かれ、危うくハミルトンにも先に行かれそうになる有様。
ただ、その後のペースは早く、あっさりとアロンソを交わしてからは余裕の走行。
トップなのにテレビカメラに映し出されることが無いくらい、完璧なレース展開に持ち込んでいました。
このコースであそこまで余裕に走れるのは予想外でしたねぇ~
スタート意外では文句のつけようの無いレースでしたね。
予選重視の戦略が見事にハマッタって感じでした。

2位はバトン。
スタートではベッテル以上の大失敗をやらかして、7位に後退。
かなり厳しいレースになるかと思いましたが、前を走るウェバーとマッサが絡んで後ろに下がり、さらにはハミルトンをシューマッハが押さえていてくれたのもラッキーでした。
で、ハミルトンがシューマッハを抜こうとしてちょっとコースオフしてスピードが鈍ったところを突いてパスし、その後のシューマッハとのバトルでもアッサリとパスしちゃいました。
ハミルトンには徹底的にブロックして行かせなかったシューマッハですが、バトンの時はものすごくアッサリと行かせましたねぇ。
あれは一体何だったんでしょ?
バトンは毎回振る舞いやドライビングが紳士的だから、シューマッハも無理にブロックしなかった・・・
なわけないですよねぇ~
ハミルトンを押さえきって後ろがバトンに変わり、油断してたのかもしれませんね。
その後も良い走りをし、アロンソとのバトルもバトンらしくクリーンでしたね。
バトンもスタート意外では完璧なレース展開だったと思います。

3位はアロンソ。
スタートはすばらしかったですね。
4位から1位て・・・フェラーリのマシンはスタートに強いんでしょうか。
毎戦早いような気が・・・逆にレッドブルのシステムは難しいのかもしれませんね。
スタートしてトップになったけど、全体的な速さに関しては厳しかったですね。
やれるだけのことはやったけど、ベッテルやバトンには適わないって感じでした。
本人も言ってますが、後数週あったらハミルトンにも抜かれてたでしょう。
そんな中でフェラーリの地元で3位を取れたのはすばらしい頑張りだったと思います。
本人の頑張りと、ハミルトンを抑えてくれたシューマッハのおかげですね。

4位はハミルトン。
毎度毎度ですが、この人は良い意味悪い意味含めて何かしら目立つ走りをしますね。
今回のシューマッハとのバトルは見ていてとても面白かったです。
スタートはまずまずだったけど、セーフティーカーの後、シューマッハにいとも簡単に抜かれちゃいました。
これが運命の一瞬になっちゃいましたね。
そこからシューマッハを攻め上げるも抜けず。
失敗したところをバトンに突かれて、バトンはあっさりシューマッハをパスしたのにハミルトンはパスさせてもらえず。
さっきも書きましたが、シューマッハはハミルトンが嫌いなんじゃないかと思っちゃいました。
テレビに写ってた時間としては一番だったんじゃないでしょうか。
スポンサー的には嬉しい限りですね。
毎戦目立つ動きをしてるので、F1のスポンサーになるにはマクラーレンが一番かもですね。

そして5位はシューマッハ。
さっきから書いてますが、この人が一番このレースを盛り上げてくれました。
スタートで大きく順位を上げて、セーフティーカー後にはハミルトンを抜いて3位に浮上。
そこからのハミルトンとの熾烈なバトルは見ごたえがありました。
ブロックの仕方がかなりハードで問題があるかも・・・って感じでしたが、ギリギリのラインだったんでしょうね。
前回のベルギーも素晴らしい走りをしてたことを考えると、伝統あるコースについては走り方が身体に染み込んでるのかもしれませんね。


スタート後に多重クラッシュがあり波乱のレースになるかと思いましたが、その後は意外とスムーズでした。
ただ、バトルは至るところでみられ、面白かったですね。
毎度言ってますが、やっぱり歴史のあるコースはレイアウト的にも面白いですね。
奇抜なことはいらないので、こういった単純明快で面白いコースが増えることを願うばかりです。


次戦はシンガポール。
唯一のナイトレースで、コースも超近代的な感じのコースです。
視覚的には素晴らしいのですが、レースは・・・となると?マーク点灯する感じ。
追い抜きポイントが少ないんですよね。
果たして今年はどんなレースになるのか・・・2週間後が楽しみです。