コムスンの撤退・・・心配です。

＜コムスン＞不許可…「現場に影響大きい」利用者ら不安


こりゃ大変なことですね。
コムスンというと、良し悪しは別として、かなり大変な利用者も受け入れる会社でした。
訪問介護もそうですが、グループホームも閉鎖になるのでしょうか。
広島市にも幾つかコムスンのグループホームがあるのですが、どうなるのでしょう。

まぁ、利用者は他の業者に引き継がれるのでしょうが、馴染みのヘルパーが利用できなくなったり、もしかしたら施設を移動ってことにもなるかもしれません。

結局こういった事が起きると一番大変な思いをするのは利用者なんですよね。
確かにコムスンがやった事はいけませんが、この対応を決めた厚生労働省って結局利用者の事は全く見えてなくて、考えてもいないってことでしょう。
こんな所が医療業界や介護業界の色々な事を決めているので、良くなるはずもありません。


で、この記事の中で介護は利潤を追求するものではないって書いてますが、間違ってはいないと思います。
ただ、それは結局『きれい事』じゃないでしょうか。
利潤追求が出来ないとなると、あえて介護業界に入ろうと思う企業な無くなると思います。
かといって、ボランティア的な事だけでは賄えない現実。
それじゃなくても介護って大変な仕事です。
日本は民主主義なわけで、きれい事をいくら言ってても何も始まらないとおいらは思うわけです。

なわけで、やはり介護という重労働をするからには利益が発生して当たり前。
報酬を厳しくするからこういった事が起こるわけで、ある程度の報酬は保障して、様々なチェック機能を整えるしかないのではないでしょうか。


今回の件については、やっぱり行き過ぎた罰だと思います。
なんらかのペナルティを課すにしても、事業を維持できる程度にしておくべきだったとおいらは思います。

確かコムスンって夜間の介護もしていたはず・・・
それをやっている事業所って少ない事実があるんですよね。
そこはどうなるのでしょうか。
事業所が運営できなくなるほどの罰を下した厚生労働省が、その部分をどうにかする責任はありますよね。
まぁ、勉強は出来ても現場を全く知ろうともしない役人には何も出来ないとは思いますが・・・


とにもかくにも今後が心配になるニュースですね。