三輪のレッドアラート!

憂国のクリンゴンのブログですが、最早あまり知識系の話題は取り上げません。自分の頭と心を持たぬ馬鹿が群れるだけですから。

やはり規定の路線であったか

2006-08-16 01:25:41 | 靖国の政治問題化
「良くやった」 森元首相が小泉首相の靖国参拝を評価

≪A級戦犯合祀「声高に議論を」≫

 森喜朗元首相は15日、金沢市の護国神社で開かれた石川県戦没者追悼平和祈願祭であいさつし、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「総裁に出るときから遺族会との約束だった。30年来の友人として本当に良くやったと評価したい」と述べた。

 また、森氏は「なんという執念だと思う。総理の重い立場の中で参拝を実行した」とする一方、「(靖国参拝が)世界に多くの話題を投げ掛けたのは確か。その結論は出ておらず、みんなで考えなくてはならない」と話した。

 靖国神社にA級戦犯が合祀(ごうし)されていることについては「議論を遺族会もしていかなくてはならない。天皇(陛下)がお参りできないのはなぜなのか。声高に議論していく時が来たのだと思う」と述べた。

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 さあ、とうとう規定の路線のとおり、靖国神社が今後は大きく政治問題化させられる。

 寝返った麻生太郎は、多分この件で先鋒を申し付けられるだろう。
 もしくは邪魔だから排除された上で、中川試案が提出される。

 麻生太郎氏が権力中枢に残れるかどうかは、靖国関係でどれだけの働きができるかどうかに掛かっているだろう。
 もう彼には全然期待していないが、これまで作り上げたイメージに悖る事をするよりも引退しちゃった方が良いよとだけは忠告しておくがね・・・。

 やはり焦点は「天皇VS靖国」、靖国が降伏した後は「戦没者VS天皇」の図式を掲げて革命を起こすと・・・。

 本当に・・・・ここまであからさまな規定路線を何故誰も見抜けない?

 小泉の靖国参拝にオマケが付いていない訳が無いだろう?

 小泉は事件師なんだとずっと私は訴えて来た。
 外交も内政も、全て事件師の手口で主導権を取って来た。今回の靖国参拝も同じ。

 内政では問題を自分で作り出して、その後に相手を解体して売り飛ばす。
 すべからくそうだったじゃないかな?郵政も、道路公団も、長銀も、その他も。

 外交ではアメリカに全て丸投げ、北朝鮮との外交では、相手国に突然出向いた上に、その行動の策定は秘密裏に多分北朝鮮の工作員と外務省職員で行われ、経過を公文書の記録さえない外交を行う。
 これが法治国家の最高指導者のやる事か?と未だに信じられない思いである。

 やる事なす事全てにわたって無原則で、しかも絶対に欲得づくの裏があると・・・。

 まあ、そんな小泉外交でも賛成する人とかも居る訳だし・・・。
 本当に私は誰に何を訴えかければ良いのか、本当に最近困っているよ。

 本当に・・・これからどうなるのか。
 私の言っている事、思っている事等全て間違っていたら良い、外れたら良い。

 最近思う事はそう言う事ばかりです・・・。真剣辛い。

下種に抗議する為に命を捨ててはならない・・・

2006-08-16 01:10:06 | 靖国の政治問題化
加藤紘一衆院議員の実家と事務所全焼

 15日午後5時50分ごろ、山形県鶴岡市大東町の自民党元幹事長、加藤紘一衆院議員(67)の実家敷地内から出火、3棟のうち加藤議員の母、於信(おのぶ)さん(97)宅と加藤議員の事務所の木造2階建て計約340平方メートルが全焼。別棟の加藤議員宅は無事だった。

 敷地内で腹部に切り傷のある男が血を流して倒れており、病院に搬送された。ほかにけが人はなかった。山形県警は、男が事情を知っているとみて回復を待ち聴取する。

 県警は、現場に火の気がなく、火の回りが速かったことなどから、放火の可能性があるとみて、16日朝から現場検証する。出火当時、於信さんは散歩に出かけて留守で、事務所内に1人でいた女性職員が火に気付いたという。

 調べでは、男は50歳代くらいで、加藤事務所とは無関係という。切り傷のほか顔などに火傷を負い、搬送時は話ができる状態ではなく、集中治療室で治療を受けた。現場で刃物は見つかっていないが、県警は自分で腹を切った可能性もあるとみている。

 加藤議員はこの日午前、都内で報道陣の取材に応じ、終戦記念日に小泉純一郎首相が靖国神社を参拝したことを「行くべきではなかった」と批判していた。都内で火災の一報を受け、夫人とともに空路で急遽(きゅうきょ)帰郷。焼けた実家前に到着すると「背景が分からないので、今は変なことは言えない」と話した。

 加藤議員は対中外交や北朝鮮へのコメ支援問題などに関連し右翼団体などから度々批判を受け、平成15年には鶴岡市と酒田市の事務所に銃弾を送りつけられる事件があった。

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 売国奴の事務所に赴き、覚悟の割腹の後に放火ですか?
 一見立派に見えますが、明らかに犯罪ですね・・・・。

 加藤の様な、既に権力を失った売国奴に対して、今更何故にこう言う人生を粗末にした抗議をなさるのか?

 何はともあれ、この件で私が少しだけ安堵しているのは、加藤氏のご母堂が無事であった事でしょうか。
 でも、加藤氏のお母様の大事にしておられた思い出の品とかは失われてしまったのではないでしょうかね?

 ああ言う下種にでも血の通った母親が居るのです。ここまで短気な事をしてはいけませんね・・・。

 しかし、考えてみたらですが、「総理の靖国参拝で精神的苦痛を受けた」と言う題目で裁判を行う馬鹿が多く居るのに、「議員達の売国で精神的経済的苦痛を受けた」と言う題目で裁判を行うものが居ないと言うのは不公平な事かも知れない。

 ともかく、今回の事件を起こした方に言いたい事は、中韓に媚びる売国奴を非難する方法に「まるで韓国人そのものの方法をつかってどうする?」と言う事ですね。

 何はともあれ、加藤氏の関係者にけが人が居なかった事、お母様もご無事だった事が何よりだと思う。
 多分加害者であるだろうこの男性にはキチンと罪を償って貰わなければならないだろうけど、今回の事件で加藤氏は「自分がどれだけ日本人と日本国を傷つけ続けて来たか」少しでも理解できたのだろうか?

 この放火を行ったのだろう容疑者を私は庇わない。
 けれど、この件で加藤氏は自分が行ってきた過去の日本への危害、敵対を少しでも理解できるのだろうかと言う事に私は意地の悪い興味を抱いてしまう。

 この件についてはこれ以上何も言う事はないだろう・・・。

小泉の辞書に「説明責任」の文字は無い(安倍壷三はせつめいせきにんの漢字が読めない)

2006-08-15 18:33:42 | 靖国の政治問題化
ちょっと更に今回の小泉靖国お参りについて考えてみた。

感情的になって「中韓の言う事にはそもそも道理は無いのだから、そんな妄言は聞く必要が無い」と言う風に切り捨てる向きも多いだろう。

けれどちょっとだけ落ち着いてみればわかる。

靖国の問題で現に中韓と日本は揉めている。
それが靖国の参拝を中止する理由になるのかと言うと、私としても中止する理由にはならないと思っている。

その他の外国(主に華僑の多い東南アジアと米国)そして、日本国内にも勘違いしている者達は沢山いる。
わざと勘違いする者さえ居る。

それらの者達にどう反論、あるいは説明するのか。

小泉首相が靖国参拝 終戦記念日は21年ぶり

小泉純一郎首相は十五日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。首相の参拝は二〇〇一年の就任以来六回目だが、終戦記念日の参拝は初めてで、現職首相としては一九八五年の中曽根康弘氏以来二十一年ぶり。モーニング姿で本殿に上がる「昇殿参拝」で、「内閣総理大臣 小泉純一郎」と記帳した。九月退陣を前に、〇一年の自民党総裁選で掲げた終戦記念日参拝の公約実行に踏み切った。参拝後記者団に「今日(の参拝)は適切だ」と述べた。

 昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を示したとされる元宮内庁長官のメモ判明後の参拝だけに、総裁選や次期首相の政権運営で靖国問題が焦点になるのは確実。中国政府は「国際正義への挑戦」と激しく反発。韓国外交通商省も日本の駐韓大使に抗議した。中韓関係改善はポスト小泉に委ねられる。

 首相は参拝後、記者団に「戦争で命を投げ出さなければならなかった犠牲者に対し、心からなる敬意と感謝の念を持って参拝している」と強調。
 首脳会談を拒否している中韓に「参拝しなければ首脳会談をするというのはよろしくない」と反発した。終戦記念日参拝の理由は「十五日を避けても批判はある。いつ行っても同じだ」と指摘した上で、「首相の職務としての参拝ではない」と述べた。

 首相は十五日午前七時四十分、公用車で靖国神社に到着。本殿に上がり、神道方式ではなく一礼した。私費で献花料三万円を納めた。前回昨年十月は、背広姿で拝殿前で参拝し「私的」色を前面に出したが、今回は〇四年以前の方式に戻した。

 首相は〇一年の自民党総裁選の際に「八月十五日に、いかなる批判があろうとも必ず参拝する」と明言。しかし、実際は中国に配慮、二日前倒しして八月十三日に現職首相として五年ぶりに靖国神社を参拝した。〇二年には四月二十一日、〇三年には一月十四日、〇四年は一月一日、昨年は十月十七日にそれぞれ参拝した。

 首相の靖国参拝の影響で、中国との首脳会談は昨年四月を最後に途絶え、日韓の首脳が年に一回ずつ相互訪問するシャトル首脳外交も同年六月の首相のソウル訪問以降は中断している。

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 やけくそとしか言えない説明だなと・・・。(ミスリードばりばりだし・・・。)

・自国の戦没者に最高指導者が敬意を示す事は当然。
・各国には自国の戦没者をそれぞれのやり方で祭る責任がある。
・外国がその事に対して四の五の言うならば友好はありえない。
・他国の戦没者の扱いで傷つくような国民は教育のされ方が間違っている。

 これくらいは普通は言わないと。

 その上で「天皇陛下御自らが靖国に拝殿なさられないから、こう言う事(富田メモの混乱や中韓との諍い)になるのです。」「日本国の象徴として靖国に是非陛下と、そして皇室の方々がお出向きになります様。」こういう風に持っていくのが首相の役目ではないのだろうか?

 それができないなら、揉め事がこじれるだけなので、靖国参拝などしない方が良い。
 所詮、小泉であり安倍でありのやっている靖国参拝など、人気取りと自分達の招待の隠蔽の為の猿芝居でしかなかろう。
 何度も繰り返すが、「靖国の政治利用や問題化」についてはやめて頂きたいものだ。

 それと、このインタビューに加えて「他国への加害の反省」もまたぞろ行ったみたいですね。
 どこまでもどこまでも卑屈だ。こんな男が靖国の鳥居をくぐる事それ自体が間違っているとしか言えない。

 真剣、村山富一の方がまだ小泉よりもマシだったと思う。

 どれだけ「日本国の最高責任者」として「ありもしない罪」を認めれば気が済むのだろう?
 結局、靖国とは加害者の巣窟であり、国に殺された被害者の巣窟でもある。
 日本帝国は絶対悪であり許せない。と言うのが小泉の語る国家観なのだ。

 そして、小泉は言外に言っている。
 「日本帝国の主であった天皇陛下と皇室は有罪だ」と・・・・。

 マッコイ博士の方でも靖国問題を取り上げている。
 さっそく馬鹿も湧いてきて、このブログを隠す理由もなくなった様だし、トラバを送っておこうかと思う。

小泉首相の参拝について

2006-08-15 17:52:51 | 日本を襲う地獄の未来
いろいろと書かれているのであまり多くを書くつもりはない。

一つだけ確実な事は、今回の参拝は小泉が個人的に「自分が公約を守る人物だと」「印象つける為」に行った参拝だと言う事だ。

彼は他の公約については守っていないし、守った公約については守らない方が良い公約ばかりだった。

・靖国神社への8月15日参拝
今回が初めて行われた。神道式の参拝方法は最後まで取らなかった。

・郵政民営化
あらゆる意味でやらない方が良かった公約。

・国債30兆円枠
最初の年は守った。
次の年は「この程度の公約を守れなかったことは大したことではない」
けど、そもそもこんな公約には意味がなかったし、国家の責任を投げ出している現況を考えるとどう見ても有害な公約だった。

・年金改革
まともな改革になっていないので、やはりやらない方が良かった。
貰っても仕方ない年金に金を払おうと思う馬鹿は居ないし・・・・。

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それにしても、今回の件で靖国の政治問題化は避けられないだろうな。
まあ、先送りにしてもどうにもならないと言う意見もあるだろうけど、今後の総崩れになるだろう靖国関係の議論を考えると心が暗い。

料理の仕方のわかってない料理人が作る料理は食べられないだろうから。

靖国問題の本質をわかっている政治家はほとんど居ないだろう。
もしくは靖国を破壊する事だけを目的としている政治家の多さを考えると・・・。

こりゃあ、靖国神社本体の頑張りに期待するしかないだろうかね。
靖国が手を上げてしまわない限り、靖国を解体する事は「国家の宗教に対する横暴」であり「政治家達の他国への屈服隷属を日本国民に悟られる」事になるだろうから・・・。

真剣、もうどの政治家だって信じられないと言う気分になってしまっている。
取り分けても、力のある政治家ほど売国に必死と言う所がね。

日本は本当に救われない状況にありますよ。

意外と言うべきか・・・。

2006-08-14 21:15:06 | 半島情勢あれこれ
「戦争時、先頭に立って戦う」韓国10%、日本41%

韓日中3カ国の青少年を調査した結果、戦争が起こったとき、先頭に立って戦うという意志が日本が最も強い一方、韓国は最も弱いものであることがわかった。

13日、韓国青少年開発院によると、3カ国の中・高校2年生と大学生ら2939人を対象に歴史認識と国家観に対するアンケート調査を実施した結果、「戦争が起こればどうするか」という質問に日本青少年41.1%が「先頭に立って戦う」と回答した。中国(14.4%)や韓国(10.2%)よりずっと高かった。

日本の青少年はその次の「まず避難する」(38.4%)「状況を見て決める」(11%)「できる役割遂行」(4.4%)「外国に出国」(1.7%)を挙げた。一方、韓国では「状況を見て決める」(34.4%)が最も多く「できる役割遂行」(30.8%)「まず避難する」(13.2%)「外国に出国」(10.4%)が続いた。中国では過半数が「できる役割遂行」(55.7%)と回答した。

国家的自負心は中国が最も高かった。中国青少年のうち60%が「中国人であることを非常に誇らしく思う」と回答し、韓国(37.7%)や日本(21.5%)を大きく上回った。また中国の青少年は62.2%が国の未来に対して「かなりよくなる」と希望を表した。韓国は「少しよくなる」という回答が、日本は「少し悪くなる」という否定的回答が最も多かった。

各国の青少年が挙げた自国民の長短所は国別で違った。韓国青少年は韓国人の最大の長所は団結心、欠点はせっかちなところだと指摘した。中国は勤勉さと利己心、日本は礼儀正しさとぜいたくなことをそれぞれ長短所に挙げた。

韓日中3カ国が中心になるアジア国家連合を結成する問題に対しては韓国(63.5%)と中国(53.1%)の青少年は過半数が賛成したのに比べ、日本は「賛成する」(44.5%)と「まあまあだ」(45.3%)がほぼ同じ比率だった。

今回アンケート調査は韓国青少年開発院と中国の青少年政治塾青少年政策研究所、日本の尚絅学院大学が3~6月、共同で実施した。

韓国青少年開発院オ・ヘソブ副研究委員は「韓日中の青少年たちは概して国家連合結成を支持した」とし「彼らが社会の主役になる10~20年後、過去の歴史問題を超える韓日中共同体を形成することができるだろう」と話している。    

ハン・エラン記者

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へぇーーーー。日本の青少年ってのは血液の温度高かったんだね。
まあ、そう言う私も同じ回答をするだろうけどね・・・・。

いまだに冷蔵庫持ち上げて階段登るだけの腕力と足腰を何とか維持してる訳だし。
視力も左右1.5だし。性格も凶暴だし。鉄砲の撃ち合いとか、銃剣使った白兵戦には向いてるだろうからねぇ。

中国は少数民族を虐殺するのは大好きみたいだけど、やはり自分大事な国だからね。
だからあそこは本来的に戦争には弱い。歴史が証明している。

その反対に韓国については、これは理性的な判断だと思う。
北朝鮮の重砲でソウルが真っ先に狙われる身の上なのだから、最初にやらなければならないのは逃げる事だろう。
それから彼等はどうするかを決める事だろう。

平和な日本に逃げ込むか、もしくはやはり愛する韓国の為に戦うか。
彼等の判断はまず逃げてからだろうな。公平に見ればそうなる。

しかし、子供達に一つだけお願いしたい事もある。
頼むから、日本を愛するあまりに他国を憎むなと言う事だ。

別に他国が困っているのを、我が身を差し出して助ける必要はない。
けれど、不必要な戦争は望まないで欲しいと言う事だ。
どうのこうのと言っても、今の日本の平和主義も捨てたものではないのだから。

そして、なによりもこれは望むべきではないのかも知れないが・・・。
世界のどこかの国が没義道な事を行った場合。それがアメリカであっても勇気を持って非難して欲しいと言う事だ。

平和を維持するために必要な事は、軍事力に依頼する事ではなく、暴力を憎む事だからだ。
その為に武装は行っても、決して無実の人をその武装で殺傷しないで欲しいのだ。

勇気と力を持つ事は大事だ。けれど、それはただの強い獣でも持っている。
連中は優しい心すら持っているかも知れない。
けど、人間にだけ存在するものが一つだけある。正邪善悪を見抜く力だ。

それが大人たちの大半にないからこそ、今の日本は中韓米朝に良い様にされているとも悟るべきだ。
国を愛すると言う事の中には、きっと公平な目で様々な事象を観ると言う事も含まれている筈だから。
その力が皆に満ちれば、きっと今の日本はこの瞬間にでも良くなると気がついて欲しいものだ。

逆風下のイスラム教徒(とその影にいるあの国)

2006-08-14 20:24:08 | 終わってますね中国って・・・
ギングリッチ前下院議長:「第三次世界大戦の様相」指摘 【デモイン(米アイオワ州)及川正也】

 08年米大統領選に共和党から出馬が取りざたされているニュート・ギングリッチ前米下院議長は12日、当地で外国人記者団と会見し、イラクでの対テロ戦争やレバノン情勢など世界の紛争について「第三次世界大戦の様相を呈している」と指摘、テロに対抗するため国際社会が結束する重要性を強調した。

 また、ギングリッチ氏は会見後、毎日新聞に対し、共和党の劣勢が指摘される11月の米中間選挙について「英国の旅客機爆破テロ計画摘発は世界が危険な状況だという共和党の主張の正しさを証明した」と述べ、事件が同党に追い風になるとの見方を示した。

 ギングリッチ氏は記者団に「すべての文明国家はテロ根絶にあたり『中立』でいることはできない」と強調した。
 テロ集団との交渉を「子供じみた空想」と退け、「今後20年は厳しい状況が続く。問題は文明社会がテロリズムを打ち砕くだけの系統的な戦略と組織を構築できるかどうかだ」と指摘、国際社会がテロ掃討で共闘する必要性を訴えた。

 その上で、旅客機爆破テロ計画などを受け、テロ対策が中間選挙の争点として「一段と重要になる」と述べた。
 イラク駐留米軍の駐留継続を支持し、テロ対策で強硬な民主党のリーバーマン上院議員が同党上院予備選で敗北したことに触れ、「ロンドンでのテロリスト逮捕の3日後に予備選が実施されていたらきっとリーバーマン氏は勝利していた」と語った。

 一方、北朝鮮について「北朝鮮の独裁政権は世界で最もひどい政府の一つだ。大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射させてはならない」と述べ、「テポドン2号」を再発射する場合、武力による制止も必要との考えを示唆した。

毎日新聞 2006年8月14日 18時19分

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 第三次世界大戦ですか・・・。なるほどね・・・。

 あるいは今回の事件は、共和党の仕掛けた第二の911だったのかも知れない。
 受益者が共和党であっては、そう思う気持ちを抑えられない所ではあります。

 けどまあ、たとえば日本に来ているイスラム教徒(パキスタン人やらイラン人やら)はほとんどが現世利益を求める、言ってみれば「生臭なイスラム教徒」だと言えます。
 他のアメリカに行っているイスラム教徒、イギリスに居るイスラム教徒。
 果たして宗教に狂う恐るべき原理主義者ってのはどれだけ居るのやら・・・。

 それにしても、イギリスの治安当局なんかは、はっきりと「全てのイスラム教徒が危険だ」と指摘していたりしますね。
 この展開は世界大戦と言うよりも魔女狩りでしょう・・・。(しかもこの記事の記者は暗示的にデモインから記事を発信しているし・・・。)

 前々から言っていますが、イスラム教徒がここまでの危険な集団になってしまったのは、ソ連製の携帯武器(対戦車ロケット弾、携帯対空ミサイルも含む)、中国製のミサイル(イスラエルを直接脅かす大型ロケット弾と対艦ミサイル)の供給があったからこそです。

 イランの大統領は逆切れして「ヒズボラの武装解除などありえない!」と叫んでたりしますが、それなら「正規軍より重装備のゲリラ」なんかもっとあってはならない存在です。

 こんな馬鹿みたいな規模と装備のゲリラを、そこらの部族単位、セクト単位の民兵組織と一緒にくくれる訳がそもそもない。

 武器の輸出、とりわけ敵対勢力の本拠地を廃墟にしてしまうための戦略兵器つか大量破壊兵器の輸出による拡散が今日のこの状況を産んでいます。
 世界規模の危険な状況を産んでいます。

 また、高性能な対戦車兵器の存在が、通常の正規戦を著しく「重装備な方に不利」にしています。

 高価な鉄の塊である戦車や、高価なヘリコプター、資金を費やして建設した都市。
 それらを失いながら、市民を盾にするゲリラと戦い、結果として市民を巻き込んで戦い、世界中から非難を浴びているイスラエル。

 今に連中は切れますよ・・・。本気で。

 第三次世界大戦と言うのが、現在は比喩でも、いずれ本当に核兵器を使った「ありえないような戦争」としての第三次世界大戦が現出されそうです。
 いえ、もうそれもそう遠くない日に現出しそうな予感すらあります。

 あちらもこちらも、中国の関わる所はすべて戦乱の渦になって行きます。
 スーダンを始めとするアフリカ諸国、イランを始めとするイスラム諸国とイスラエル、ベネズエラを始めとする南米諸国、インドネシアを始めとする東南アジア諸国とオーストラリア、そして日本周辺のおそるべき動き。

 中国の深く関与する場所は全て戦乱に向かっています。いや、本当に漫画みたいな国です。
 ここまで悪意を持ち、利己的な国など正気の人間には信じられないでしょう。

 でも中国は現に日本の隣にあります。以前から今日も未来に渡っても、中国はずっと世界に混沌を振りまき続けていました。
 そして日本はそう言う国と友好云々を叫んでいる訳です。危険極まりないと言うより正気の沙汰ではありません・・・。

 もっと酷い言い方をすれば、日本の支援によって連中がそう言う行動に出ているわけですから、日本のやっている事はテロ支援だとさえ言えるんです。

 こう言う流れを知っていながら見過ごしている、そんな日本の政権中枢の犯罪は万死に値します。
 また、このような国に私利私欲の為に日本の金をつぎ込み、自分達だけが儲けている輸出企業。

 これも万死に値しますね。

不見識

2006-08-14 12:49:50 | 日本を襲う地獄の未来
安倍政権の幹事長候補は中川、古賀、久間、額賀の各氏=森前首相
2006年08月13日15時05分 [東京 13日 ロイター]


 森前首相は民放テレビ番組で、安倍政権が誕生した際の人事について触れ、自民党幹事長の候補として、

中川政調会長、
古賀元幹事長、
久間総務会長、
額賀防衛庁長官

の名前を挙げた。
(この連中は全て創価学会とずぶずぶだと森元総理直々に公表した訳ですので、信憑性は最高と考えるべきですね。防衛庁の汚職事件に何度も関係している額賀長官はやはり層化の手先だった訳ですか・・・。だとは思ってましたが。)

 森氏は幹事長の資格として、民主党の小沢代表の攻勢に耐えうる、創価学会とのパイプがある、参議院の青木、片山両氏とざっくばらんな話ができる、ことを指摘した。

 官房長官人事については「本当は福田さん(元官房長官)が良い」としたものの「彼は絶対受けないだろう」と述べた。

 官房長官と並んで次期政権で重要とされる外相ポストに関しては、麻生氏の留任について「それもひとつある」と可能性を示した。さらに「政治家以外の可能性もあり得る」と指摘した。

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 もう公明党と言う名前も使わず、創価学会とのパイプと名指しですか?
 これって、政教分離の原則なんかそもそもから踏みにじっているんですが、そのことを何も考えてないんですかね?

 しかし、本当に古賀誠って人は、靖国神社と繋がる遺族会に送り込まれた「草(工作員)」なんでしょうね。
 だからこそ、あれ程の醜態を晒しまくり売国発言を繰り返しても罰を受けない訳なのでしょうね。

 神道と言うよりも、自分達以外の全てを敵視するカルト集団の走狗が遺族会の世話役代表であり、今度は幹事長にまで栄達すると・・・。
 売国が功績として認められると言うのは、自民党が日本の政党ではないと言う証明のようなものです。

 麻生太郎氏も、こういう流れに乗り遅れまいと必死になったのでしょうが、やはり切り捨てられる方向みたいです。
 多分前々から囁かれていたとおり・・・・奥田元トヨタ会長を外相に据えるつもりなのかも知れません。
 こういう動きを察したからこその麻生外相の変わり身だったのでしょうが、さて権力の中枢に残れるものかどうか・・・。

 さて次は安倍ネクスト首相の話。

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安倍氏「構造改革で地域格差感じる社会に」

 安倍官房長官は12日、山口県下関市などで講演し、小泉首相の構造改革について「改革には痛みを伴い、地域によって格差を感じている人がいるのは事実だ。大都市の一部の人だけが大きな利益を上げるのではと、不安と疑問を持っている人がいるのも事実だ」と述べ、地域格差を感じる社会が生まれているとの認識を示した。

 その上で、「(大都市以外の)地域で頑張っている人たちに光を当てていることも政治の大きな使命だ」と語った。

(2006年8月13日0時15分 読売新聞)

 その解決策はと言うと、「(大都市以外の)地域で頑張っている人たちに光を当てていることも政治の大きな使命だ」と・・・。

 要は中曽根氏が原爆症の方に「病は気から」と放言したのと同じく、単に気のせいだよと言う認識なのである・・・。
 大きく地域の成功例をぶちあげれば、どいつもこいつも射幸心で「俺も俺も」と構造改革を支持するさ・・・と。

 甘い・・・。世間知らずだとしか言いようがない。

 まあ、国民が生きようと死のうと俺達には関係ないと達観している「カルト宗教と連携した売国政権」なのだから、そう言う方向性も普通にありかなとは思う。

 こんな政権にどんな期待を抱けると言うのか?暗澹とした気分は一向に晴れない。
 と言うか、大雨が台風になりそうな予感ばかりがする。

 構造改革と言うのは「国家権力とつるんで一山当てた詐欺師を祭り上げ、その反面では餓死者自殺者を量産する」そんな方向性の国家解体に他なりません。

 しかし、本当につくづく思うんだけど、日本人ってのは何故ここまで騙され易いのだろう?騙されたくて騙されているとしか思えない時が最近多い・・・。

終わってますね、韓国って・・・。

2006-08-13 23:18:41 | 半島情勢あれこれ
北朝鮮、韓国に「統制権還収」を執ように要求

 北朝鮮はこれまでも公式・非公式を問わず韓国に対し「戦時作戦統制権の還収(単独行使)」を執ように提起してきた。

 北朝鮮労働党の機関紙である労働新聞は、今月8日に歴代の国防長官らが戦時作戦統制権単独行使推進中断を要求したことについて、「米帝の戦争子分が妄動を引き起こしている」とするとともに「侵略者とそのパートナーである親米の事大分子、好戦狂の輩を残さず駆逐すべき」とした。

 北朝鮮は戦時作戦統制権と関連し、主に「平和体制」を強調する主張を行ってきた。

 崔守憲(チェ・スホン)外務省副相は1995年の国連総会での基調演説で「南朝鮮軍の統帥権者が米国にいるため、米国と平和協定を交渉しなければならない」とし、労働新聞も1998年と2000年の論評および社説で「何の実権も持てないでいる傀儡(かいらい)勢力が朝鮮半島の平和保障体系の樹立といった重大な問題を口にするのは言語道断」としている。

 歴代の高位官僚は「北朝鮮は1991年の南北基本合意書の締結当時から、この問題に異様な執着を見せてきた」と話した。

******

旧三輪のレッドアラートでも述べていたとおり、

韓国の軍事指導者が抱く恐怖

新聞記事・ニュース批評@ブログ 韓国、歴代国防長官が戦時統制権返還阻止を訴える

さいごう様のエントリーに補足を加えたい。

韓国がアメリカの持つ「戦時統制権」の返還を求めている。
つまり、現在の韓国は戦時にはアメリカの指揮を得て戦う事になっているのだが、その指揮権を返還してくれと現大統領陣営が強行に求めている動きがあるのだ。

まあ、それはそれで独立国としては当然の事だけど、問題が幾つかある。

・韓国には早期警戒機がない
・韓国には偵察衛星がない
・韓国には戦略情報の審査システムがない
・韓国には高度なレベルの戦略、戦術の連絡系統がない

つまり、アメリカの指揮を受けない状態では行き当たりばったりの戦いしかできないし、北朝鮮が奇襲(特に弾道弾での奇襲)を企てた時には韓国の防衛体制起動は後手を踏む可能性が高くなるのだ。

正味、韓国ほど敵軍(しかも頭数だけは韓国軍より多い)と至近距離でにらみ合っている国など世界中のどこにも存在しない。
先手を北朝鮮に取られた場合、韓国軍の苦戦、市民の死傷、都市の破壊は後手を踏まなかった場合と比べたら悔いても悔いる事ができないレベルにまで拡大するのではないのだろうか?

まあ、ソウルを破壊するという一点に集中されたら、何をどうやっても惨禍は軽減できないかも知れないが・・・。

ともかく、現時点では韓国が軍隊の主導権を握っても、自己満足だけが快感で、その自己満足さえも数分後にはその後の大変な尻拭いの前に雲霧消散してしまうだろうけどね・・・。

更に問題なのは、アメリカが指揮権を保有していると言うのは「朝鮮戦争以後最後まで踏みとどまって休戦状態を維持していた国連軍が撤退する」と言う意味を持っている事だ。

つまり、南北の休戦状態に大きな変化が訪れる訳・・・。
この事をもっと韓国人は良く考えるべきであろう。

半世紀もの間、自分達の国を守ってくれていた国連軍の最後の一国を石持て追い払った後に、さてどんな未来が待っているのか。
ちょっと数分で良いから「冷静に考えて」みればいかがだろうかと・・・。

私が韓国人ならばその冷静な考えの後に、自分の国がいかに危ない路線を走っているかと言う事に愕然とする事だろう。
韓国人たちが自分達の国の走っている路線に、もっと強い危機感を抱く事を願ってやまない。

まあ、もし道を間違えた時には、日米に迷惑を掛けない様に、それだけを心掛けて同胞民族との暖かい抱擁を心行くまで楽しんで欲しいとも思っている。

間違っても日米に泣きつくような真似だけはするなと・・・。

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はい、やはり独自防衛路線と言うのは北朝鮮の思う壺であり、しかも北朝鮮からの強い要望故に進められてきた「戦争への規定路線」と言う事がここで暴かれています。

美辞麗句やら民族の誇りやらを口にする前に、為政者の取るべき基本中の基本が、自国民の幸せと自国民の安全だと言う事をわかっていない様ですね。
韓国では・・・・。

まあ、「外国のために政治を行う」政治家、つまり売国奴の跋扈は日本も同様かもしれませんが・・・。
(しかし、毎度思うのですが、韓国ではマスコミが滅んでいない、その使命を忘れていないと言う事が素直に羨ましいです。)

更に日本の場合、平和憲法云々を叫び、「日本国民にのみ効力を発揮する日本憲法で平和を守ろう」とする方々も多く、それの人達が日本の防衛の手錠足かせになっている事も日本の更に不利な条件と言えます。

多分、韓国では真実に気がつき、自浄作用さえ再起動できたら、北朝鮮(それ以外の国に対しても)に対して有効な防衛策を策定できる可能性があります。
けれど、日本の方は何時になればまともな国防策を策定できるのか?見当もつきません。

鍵の付いていない部屋に一億円を置いておき、それを近所に知らせる事は泥棒や下手をすると殺人事件を誘発する結果に終わります。
それを防ぐ為には、正常な人間としての防衛策を講じる必要があるのです。

それをしないで犯罪(この場合は戦争の喩え)だけを憎むのは、普通に考えて被害者に非がないとは考えられません。

まともな態度で戦争を憎み、平和を望む姿勢こそが大切なのです。
相手国を攻めないのは平和主義の精華です。
そしてその平和主義は相手に攻め込ませる隙を作らない事で完璧なものになります。

それが理解できない限り、戦争は必ず起きるのです。
世界の国々は常識で動いています。その常識は必ずしも高尚な理念に基づいていない事を理解すべきでしょう。
それが理解できない国こそは戦争の元となり、その災禍は両国の不幸となります。

戦争を起こした罪と、起こさせた罪は等価なのです。平和を望むのならば殊更に隙を作ってはならない、それこそが世界の常識なのですから。

奥田・胡会談(保管)

2006-08-13 22:50:30 | 靖国の政治問題化
<小泉首相>参拝前、奥田氏に伝言託す…胡主席との極秘会談 (毎日新聞 - 08月13日 03:11)

 北京で昨年9月30日に行われた奥田碩・日本経団連会長(当時)と胡錦濤中国国家主席の極秘会談の内容が関係者の証言などで明らかになった。
 会談時間の半分以上は小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題に割かれた。

 奥田氏が首相のメッセージを伝えたのに対し、胡主席は参拝を批判、経済界から参拝見送りを促すよう求め、会談内容を公表しないことも提案した。
 奥田氏は10月4日に官邸を訪れて首相に報告したが、首相は神社の秋季例大祭初日の同17日に参拝した。ただし、モーニングや羽織はかまを着用した前年までのスタイルは改め、平服(グレーのスーツ)で参拝した。

 会談は午後3時15分から40分間、北京の人民大会堂内にある福建庁で行われた。日本側からは森下洋一・松下電器産業会長(当時)、三村明夫・新日本製鉄社長、宮原賢次・住友商事会長らも同席した。この時点で、小泉首相は04年元日以来1年9カ月間、靖国神社に参拝していなかったが、同年8月に「来年も参拝する」と明言した経緯があり、05年中の参拝の有無が中国側の最大の関心事だったとみられる。

 奥田氏は「小泉首相は参拝するかどうかについて誰が聞いても答えず、聞いてくれるなと言う。衆院選で大勝し、何でもできる状況だが、参拝については葛藤(かっとう)があるようだ。首相から『私は親中派です』と伝えてほしいと言われた」と発言、理解を求めた。親書を手渡したとの証言もある。

 これに対し、胡主席は先行する二つの日中首脳会談(04年11月・チリのサンティアゴ、05年4月・インドネシアのジャカルタ)を回顧し、「A級戦犯が祭られている靖国に参拝することは中国人民の感情を傷つけるとはっきり(小泉首相に)伝えた」と強調、「日本の指導者として、国家、民族、歴史に責任を持つ立場から参拝をやめてほしい」「首相に政治的決断を促してほしい」と奥田氏に説得を要請した。

 同氏は「首相に伝え、経済界としても(日中関係が)うまくいくよう努力したい」と応じたという。

 奥田・胡会談が公になったのは昨秋の首相参拝から間もない10月22日。直後の経団連の定例会見で質問が集中したが、奥田氏は「中国にはプライベートで行った。特使ということは絶対にない」と述べ、会談内容は一切明かさなかった。
 奥田氏は同年12月の会見で、平服での参拝に触れ、「小泉さんにとっては、あの場面では最良の選択をした。個人的には、最も評価される行動をとったと思う。小泉さんの姿勢をみんな理解していない。誰も言わないから私が言う」と述べていた。【須佐美玲子】

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 この程度で傷つくような民族の感情に何故配慮する必要があるのか?
 やくざが「お前の肩が触れたから痛くて病院に行かないといけなくなった」と言う口上で絡んでくるのと何ら変わらない。

 けれど、この記事はいろいろな含蓄が含まれていて興味深い記事である。
 小泉の前回の参拝と言うかお参りの正体も、ここで見事に正体が割れている。

 問うに落ちず、語るに落ちるとはこの事だろう。
 実際、この程度の参拝ならしなくて良いじゃないかと思うのは私だけなのだろうか?

 それにしても、仮にも中国の代表と、日本の経済界の代表が話し合って、その持ち時間の半分を靖国問題に費やした?

 もっと大切な議題が沢山あるんじゃないかと思うのは私だけなのだろうか?

 中国の指導者ってのは暇なんだなと思うのは私だけだろうか?

 ・・・・。これは、もしかすると、今後の靖国をめぐる状況はアップテンポで進むかも知れないな・・・。

 なにせ、麻生試案を見ても、靖国の朝敵化と言う新しいパラダイムが提案されるまでに攻撃の質そのものが変質した上に、勢いが激化して来ているのだから。
 今後の情勢は予断を許さないかも知れないな。

気持ちは入っていないけど、気持ちだけ・・・と

2006-08-13 18:39:59 | 靖国の政治問題化
小泉首相キレた…目を覚ませ

 真夏日の東京で「小泉火山」が大噴火した。小泉純一郎首相(64)が10日、自身の「8・15」靖国参拝に関する連日の報道に「マスコミも、少しは目を覚ましてもらわないと」と激怒した。

 参拝の有無にかかわらず、批判を繰り返す各社の論調に不満を示した上で「8月15日のみならず、いつ行っても批判してんでしょ。いつ行っても同じ」と吐き捨てるなど、怒りの炎は収まらなかった。

 首脳会談が行われるモンゴルにたつ直前に行われた会見。首相が記者団に向かって、突如、ヒートアップした。

 「8月15日のみならず、いつ(靖国参拝に)行っても批判してんでしょ。15日だろうが、13日だろうが、4月だろうが、10月だろうが、1月だろうが、いつ行っても批判しているじゃないですか」とまくしたてた。

 さらに「メディアは公約は守るべきだと言う。守らないと批判する。でも、自分たちの意見に(公約内容が)反対だと、守らなくていいのではないかと批判する」と、マスコミ批判まで展開した。

 怒りは収まらず、5年にわたって「劇場型政治」を展開してきた自身が常に利用してきたテレビメディアに対し、「よく私を批判する評論家に意見を聞いてみたい。首相を批判すれば格好良く見えるのだろうが、少しは冷静に目を覚ましてもらわないと」と不満をぶちまけた。

 就任以来、一度も実現していない「8・15参拝」という公約。
 9月の任期切れを前に今年がラストチャンスだが、その参拝への姿勢は隣国・中国、韓国の批判の声を高めるばかり。

 首相の怒りの矛先もマスコミだけでは終わらず、いつの間にか中韓両国に。

 「(中韓両国が)一つの問題で会談を行わないのがいいのか悪いのか。日本の首相がどこに参拝しようが批判されるいわれはない」と不快感を隠さなかった。

 この日、過去に例がないほどの過激な言葉でキレまくった小泉首相。靖国参拝への理解を求めるというより、もはや開き直り。「8・15参拝」を既定路線化させ、当日への地ならしを図った発言との見方もある。

 過激発言の数々に「8・15参拝」は決定と思いきや、改めて「参拝時期は」と問われ、我に返ったのか、首相は「適切に判断する」とお決まりの言葉にとどめた。結局、明言はしないまま、モンゴル行きの便に乗り込んだ。

2006年08月11日08時15分

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今回の小泉首相の8月15日靖国参拝は例年よりも実現の確率は高そうです。
まあ、「保守層」とやらへの迎合のために、一度だけはやっちゃいそうです。

けど、多分拝殿には登らないでしょう。例によって賽銭を取り出して賽銭箱に投げ込んでそのまま帰還と言う・・・・。
英霊を侮辱した小泉流のお参りで終わりでしょうけどね。

しかし見事なくらいの靖国の政治利用ですよね。
さすが小泉。ってか森派と言うか・・・。

ここまでミエミエの政治利用を許して良いのかと言うと、絶対に良くないですね。

きこり様のおっしゃるとおり。
左翼が政治利用するのは悪くて、保守が政治利用するのは良いのか?

正論ですよ。もう、これにああだこうだ文句つける奴は恥を知らないな、恥を理解できないなと言うレベルの正論です。

筋目を通さない、通せない政治家が最近の日本国のトップに連続でなっていますが、これが日本の不幸なのかなとね・・・。
小渕総理の時代が懐かしいですよ。

彼が急死したのか、その後に権力を奪取した面々に殺されたのかはわかりませんが、小渕優子議員が「父は理想の政治家でした」とプレスに涙目で返事をしていた場面が今も忘れられずに残っています。

いや、その後の悲惨な日本の道行きを思い返して、本当に彼女の言う事は正しかったと最近実感しています。

もう、日本の政治家でああ言う責任感の残っていたトップなど出てこないのではないかと思えてくるからです。

不審な死を遂げた小渕総理、その小渕総理の遺言を捏造した青木幹雄、その後にやってきた森政権、そして小泉政権、次に来るだろう安倍政権。

今後一体どうなってしまうのか。最近そればかり考えてしまいます。

ともあれ、今回の麻生試案とそれに同調する中川試案、靖国に批判的な小泉政権首脳部の面々に囲まれた「小泉、安倍の靖国推進派」。
みっともない猿芝居の影で、着々と進んでいるのは「靖国の政治問題化」と言う方向性です。
小泉の参拝がその直接のトリガーとなるだろう事は誰に説明されるまでもなく理解できる事です。

結局、複数の狙いの内の一つは「靖国の政治問題化」と「靖国問題の解決の提案」と言う規定路線なのですね。
それがわかっていない「自称保守」「似非保守」は小泉の靖国参拝に賛同を行うでしょう。
こうすればどうなると言う、そう言う流れを読めない方々は反射的な行為行動に一喜一憂するしかないと言う事でしょうかね・・・・。

まあ、本当に救われないとしか言えませんね。