三輪のレッドアラート!

憂国のクリンゴンのブログですが、最早あまり知識系の話題は取り上げません。自分の頭と心を持たぬ馬鹿が群れるだけですから。

中川秀直氏についての黒い黒い噂

2006-08-17 22:20:10 | 日本を襲う地獄の未来
先日の加藤紘一氏のお家に放火した右翼の方って、例の団体の人だったそうですね。

あの団体と言えば、中川秀直政調会長との癒着が囁かれている右翼団体ですよね?
中川秀直官房長官が日本青年社に対し礼状を送付した件に関する質問主意書

それに対する総理大臣名義での返答。

参議院議員小川敏夫君提出中川秀直官房長官が日本青年社に対し礼状を送付した件に関する質問に対する答弁書

その後に写真週刊誌フォーカスで中川氏が日本青年社の幹部と会食している写真が思い切りすっぱ抜かれました。

論談ニュース 中川秀直官房長官の薬物疑惑

結果、「愛人と覚醒剤に耽っていたスキャンダルを広域暴力団住吉会(日本青年社)・滑川裕二に握られ、住吉会に官房機密費を渡しているということが発覚し、官房長官を辞任する。その後も住吉会との繋がりは続いているようだ。」ということで有耶無耶になったのが6年前。

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>中川秀直前長官の機密費照会へ 広島地裁が内閣官房に

>中川秀直前官房長官が、右翼団体〔日本青年社/住吉会〕幹部〔滑川裕二〕との関係や交際女性への捜査情報漏えい疑惑を報じた写真週刊誌を出版した新潮社(東京都新宿区)に損害賠償などを求めた訴訟で、広島地裁(山垣清正裁判長)は新潮社側の申し立てを受け11日までに、中川秀直氏が官房長官時代の内閣官房報償費(機密費)の支出内容などについて、内閣官房に照会することを決めた。

>新潮社発行の写真週刊誌「フォーカス」(休刊)は2000年10-11月、疑惑の記事とともに中川秀直氏が右翼〔日本青年社/住吉会〕の大物〔滑川裕二〕と一緒に写っている写真や、女性が中川氏の自宅で犬を抱いている写真などを掲載した。

>新潮社側の照会申立書などによると、同社側は女性への取材などから、中川氏が脅されて右翼団体〔日本青年社/住吉会〕幹部〔滑川裕二〕に多額の機密費を支払っていた疑惑のあることを知った。取材中、右翼団体〔日本青年社/住吉会系小林会〕幹部から女性らに記事掲載への圧力があり、これは機密費が支払われたことを裏付けていると主張している。2003年12月12日金曜日

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愛人問題で大騒ぎを起こして、追放必至の場面を潜り抜けてきた中川氏。
層化学会との関係も深く、それを見込まれて森元総理にも次期官房長官になって欲しいリストにあげられている彼ですが・・・。

彼が何故何回も何回も危機を乗り越えて来れたのか?

それは、彼が有名な新聞族の議員である事と、もう一つの理由が「官房機密費を自分の保身の為に使い込んで事件を誤魔化した」と言うほとんど想像もできない様な出鱈目まで行って、必死に権力にしがみついて来たからなのですね。

まあ、彼だけでもないんですけどね。

志位委員長質問が明らかにした これが内閣官房機密費ヤミの工作資金の実体だ

私はこう言う所だけは、激しく共産党の連中を尊敬してしまいます。
彼らしかこう言う事を白日の下に晒しませんから・・・。

共産党のソースで、更に自民の政調ってのがどれだけ腐っているか晒す。

自民、新手の金集め 企業から参加費 収支非公開!?
中間法人利用 1人50万円 セミナー計画


自民の若手ってのは、俗に言う基盤も何もなしに出て来た「タイゾー」とか「サッチン」とかの小泉チルドレンの事。
ああ言う連中は漏れなく不正な資金集めに依存しているだろうね。まあ、これも小泉改革の成果と言うわけだ。

実際、こんな男を官房長官に据えようと言う、森元総理の気が知れない。
官房長官と言うのは、言ってみれば「自民党の金庫番」であり「出納の中枢」となる役職である。

こんな男をそう言う役職に据えたらどうなるか。自分自身が何度も何度もこの男の醜聞でえらい目に会って来た森元総理なのに何故そんな事を考えるのか?

まあ、もう森元総理に取ってみれば自民党の組織にしても、自民党の評判にしてもどうでも良いのかも知れないが。
もっと無茶苦茶に、もっとえげつなく、徹底的に国民を愚弄しつつ売国ができればそれでよいと考えているのかも知れないが・・・。

そう考えてみると、中川秀直と言う男には使い道がある。
つまり、確信犯で悪事を働ける男と言う、そう言う観点で選べば中川なのかも知れない。

そう言う事を今日はつくづくと考えた。
加藤氏の家を燃やした右翼の方が、どこの団体の誰だとも全ての新聞が書かないのは中川氏の圧力がそれほど強いと言う事なのだろう。
そう推測せざるを得ない。

不当な占拠を認めている時点で負けですね

2006-08-17 21:37:37 | 日本を襲う地獄の未来
漁船銃撃・拿捕 露検察、拘束の乗組員3人訴追へ

 【モスクワ=内藤泰朗】北方領土・貝殻島付近で北海道根室市のカニかご漁船「第31吉進丸」がロシア国境警備廷に銃撃を受けて拿捕(だほ)された事件で、イタル・タス通信は17日、拘束されている乗組員ら3人が密漁と密輸、領海侵犯の罪で訴追されるとの見通しを伝えた。
 在ユジノサハリンスク日本総領事館によると、ロシア側は同日までに、警備艇の銃撃で死亡した乗組員、盛田光広さん(35)の遺体をできるだけ早期に日本側に引き渡す意向を示した。

 同通信によると、国後(くなしり)島ユジノクリリスク(古釜布)の軍事検察官は17日、坂下登船長ら3人を密漁と領海侵犯の容疑で取り調べていることを明らかにし、同日中にも訴追に向け捜査を開始する正式決定が下されると語った。

 別の軍事検察官は、坂下船長を含む3人が「何をしていたかを供述している」と述べ、密漁目的でロシア領海を侵犯した容疑を認めつつあることを示唆した。

 また、インタファクス通信によると、ロシア・サハリン州の検察当局者は17日、乗組員3人に対する捜査結果が19日以降に明らかになるとの見通しを語った。法律で定められた3日間の審理期間を最大限に利用するためだという。

 3人は、日本政府の支援で古釜布に建設され、北方領土へのビザなし交流事業に使われる「友好の家」の4人部屋に軟禁状態に置かれ、当局の取り調べを受けている。死亡した盛田さんは、同市の病院に安置されているという。

 3人が今後ロシアの司法手続きを受ける場合、拘束が長期化する可能性がある。

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 ロシアは完全に居直ってますね。
 ところでWEB版の記事ではどこも書かないんですが、ロシアの今回の銃撃は「故意の銃撃」だった模様です。

 8月17日の毎日新聞朝刊には「ロシアの警備艇は日本領海内で待ち伏せて、被害者の日本漁船が接近した所で銃撃を始めた」模様です。

 なんとそのソースはロシア船籍の水産物運搬船で、レーダーで双方の船の位置をはっきりと確認していたそうです。
 ロシアの沿岸警備隊の船が待ち伏せしていたのは「日本領海内」だったとハッキリ証言している旨書かれていました。

 今回の件はどこをどう考えても日本には非がありません。
 北方領土を違法に占拠しているのはロシアであり、日本が停戦に応じて武装解除したその後に好き勝手に乗り込んできて領土を略奪したのはロシアの前身であるソビエト連邦でした。

 そもそも、こんなに北海道のすぐ近くに勝手な領土、領海を主張されてはたまりません。
 沿岸の航行すらできなくなってしまう。

 しかし、今の時期にロシアがここまでの明白な挑発を行ってくる理由は何なのでしょうか?
 私にはとんと目当てが付きません。敢えて言えば、中国へのせこい応援位なのでしょうけど、幾ら石油やらガスやらで潤っているとは言え、それが日本に喧嘩を売る理由にはならないんですよね。
 ただでさえ北朝鮮の脅威を認識し、中国や韓国の反日に対して怒りを覚え始めた日本人に、この上挑発を行ってロシアまで敵なのだと認識させてロシアに何の利得があるのでしょうか?

 それを考えてみると、結構?マークが頭の中に並んでしまうのですね。




下に見えるのが北海道の東端の部分「納沙布岬」、中央の小さな島が「貝殻島」。
北方領土とは日本の領土の至近距離にある竹島と言えるでしょう。

こんな所の警備を強化すればどうなるか・・・ロシアは当然結果を理解した上で仕掛けてきている。

ほぼ間違いなしに、ロシアは日本人の犠牲者が出る事を予想していたと考えるべきだ。
あるいは漁船を拿捕するだけのつもりだったのかも知れないが、起きた事件は漁船の拿捕、日本国民の殺害、日本国民の抑留である。

抵抗なき平和とは何と言う悲惨な犠牲の下に成り立つものなのか。
今回の事件も、北朝鮮、韓国の行っている拉致も同根なのである。

相手の非道に抵抗さえしない者は、何らの権利を主張する事もあたわない。
これが世界の標準的な考え方であり、それ以外の考え方をする者を世界は馬鹿にして迫害する。時には戯れに殺害すらする。

その明白な事実を今回の事件は再確認させてくれる。