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三輪のレッドアラート!

憂国のクリンゴンのブログですが、最早あまり知識系の話題は取り上げません。自分の頭と心を持たぬ馬鹿が群れるだけですから。

やはり規定の路線であったか

2006-08-16 01:25:41 | 靖国の政治問題化
「良くやった」 森元首相が小泉首相の靖国参拝を評価

≪A級戦犯合祀「声高に議論を」≫

 森喜朗元首相は15日、金沢市の護国神社で開かれた石川県戦没者追悼平和祈願祭であいさつし、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「総裁に出るときから遺族会との約束だった。30年来の友人として本当に良くやったと評価したい」と述べた。

 また、森氏は「なんという執念だと思う。総理の重い立場の中で参拝を実行した」とする一方、「(靖国参拝が)世界に多くの話題を投げ掛けたのは確か。その結論は出ておらず、みんなで考えなくてはならない」と話した。

 靖国神社にA級戦犯が合祀(ごうし)されていることについては「議論を遺族会もしていかなくてはならない。天皇(陛下)がお参りできないのはなぜなのか。声高に議論していく時が来たのだと思う」と述べた。

******

 さあ、とうとう規定の路線のとおり、靖国神社が今後は大きく政治問題化させられる。

 寝返った麻生太郎は、多分この件で先鋒を申し付けられるだろう。
 もしくは邪魔だから排除された上で、中川試案が提出される。

 麻生太郎氏が権力中枢に残れるかどうかは、靖国関係でどれだけの働きができるかどうかに掛かっているだろう。
 もう彼には全然期待していないが、これまで作り上げたイメージに悖る事をするよりも引退しちゃった方が良いよとだけは忠告しておくがね・・・。

 やはり焦点は「天皇VS靖国」、靖国が降伏した後は「戦没者VS天皇」の図式を掲げて革命を起こすと・・・。

 本当に・・・・ここまであからさまな規定路線を何故誰も見抜けない?

 小泉の靖国参拝にオマケが付いていない訳が無いだろう?

 小泉は事件師なんだとずっと私は訴えて来た。
 外交も内政も、全て事件師の手口で主導権を取って来た。今回の靖国参拝も同じ。

 内政では問題を自分で作り出して、その後に相手を解体して売り飛ばす。
 すべからくそうだったじゃないかな?郵政も、道路公団も、長銀も、その他も。

 外交ではアメリカに全て丸投げ、北朝鮮との外交では、相手国に突然出向いた上に、その行動の策定は秘密裏に多分北朝鮮の工作員と外務省職員で行われ、経過を公文書の記録さえない外交を行う。
 これが法治国家の最高指導者のやる事か?と未だに信じられない思いである。

 やる事なす事全てにわたって無原則で、しかも絶対に欲得づくの裏があると・・・。

 まあ、そんな小泉外交でも賛成する人とかも居る訳だし・・・。
 本当に私は誰に何を訴えかければ良いのか、本当に最近困っているよ。

 本当に・・・これからどうなるのか。
 私の言っている事、思っている事等全て間違っていたら良い、外れたら良い。

 最近思う事はそう言う事ばかりです・・・。真剣辛い。

下種に抗議する為に命を捨ててはならない・・・

2006-08-16 01:10:06 | 靖国の政治問題化
加藤紘一衆院議員の実家と事務所全焼

 15日午後5時50分ごろ、山形県鶴岡市大東町の自民党元幹事長、加藤紘一衆院議員(67)の実家敷地内から出火、3棟のうち加藤議員の母、於信(おのぶ)さん(97)宅と加藤議員の事務所の木造2階建て計約340平方メートルが全焼。別棟の加藤議員宅は無事だった。

 敷地内で腹部に切り傷のある男が血を流して倒れており、病院に搬送された。ほかにけが人はなかった。山形県警は、男が事情を知っているとみて回復を待ち聴取する。

 県警は、現場に火の気がなく、火の回りが速かったことなどから、放火の可能性があるとみて、16日朝から現場検証する。出火当時、於信さんは散歩に出かけて留守で、事務所内に1人でいた女性職員が火に気付いたという。

 調べでは、男は50歳代くらいで、加藤事務所とは無関係という。切り傷のほか顔などに火傷を負い、搬送時は話ができる状態ではなく、集中治療室で治療を受けた。現場で刃物は見つかっていないが、県警は自分で腹を切った可能性もあるとみている。

 加藤議員はこの日午前、都内で報道陣の取材に応じ、終戦記念日に小泉純一郎首相が靖国神社を参拝したことを「行くべきではなかった」と批判していた。都内で火災の一報を受け、夫人とともに空路で急遽(きゅうきょ)帰郷。焼けた実家前に到着すると「背景が分からないので、今は変なことは言えない」と話した。

 加藤議員は対中外交や北朝鮮へのコメ支援問題などに関連し右翼団体などから度々批判を受け、平成15年には鶴岡市と酒田市の事務所に銃弾を送りつけられる事件があった。

******

 売国奴の事務所に赴き、覚悟の割腹の後に放火ですか?
 一見立派に見えますが、明らかに犯罪ですね・・・・。

 加藤の様な、既に権力を失った売国奴に対して、今更何故にこう言う人生を粗末にした抗議をなさるのか?

 何はともあれ、この件で私が少しだけ安堵しているのは、加藤氏のご母堂が無事であった事でしょうか。
 でも、加藤氏のお母様の大事にしておられた思い出の品とかは失われてしまったのではないでしょうかね?

 ああ言う下種にでも血の通った母親が居るのです。ここまで短気な事をしてはいけませんね・・・。

 しかし、考えてみたらですが、「総理の靖国参拝で精神的苦痛を受けた」と言う題目で裁判を行う馬鹿が多く居るのに、「議員達の売国で精神的経済的苦痛を受けた」と言う題目で裁判を行うものが居ないと言うのは不公平な事かも知れない。

 ともかく、今回の事件を起こした方に言いたい事は、中韓に媚びる売国奴を非難する方法に「まるで韓国人そのものの方法をつかってどうする?」と言う事ですね。

 何はともあれ、加藤氏の関係者にけが人が居なかった事、お母様もご無事だった事が何よりだと思う。
 多分加害者であるだろうこの男性にはキチンと罪を償って貰わなければならないだろうけど、今回の事件で加藤氏は「自分がどれだけ日本人と日本国を傷つけ続けて来たか」少しでも理解できたのだろうか?

 この放火を行ったのだろう容疑者を私は庇わない。
 けれど、この件で加藤氏は自分が行ってきた過去の日本への危害、敵対を少しでも理解できるのだろうかと言う事に私は意地の悪い興味を抱いてしまう。

 この件についてはこれ以上何も言う事はないだろう・・・。

小泉の辞書に「説明責任」の文字は無い(安倍壷三はせつめいせきにんの漢字が読めない)

2006-08-15 18:33:42 | 靖国の政治問題化
ちょっと更に今回の小泉靖国お参りについて考えてみた。

感情的になって「中韓の言う事にはそもそも道理は無いのだから、そんな妄言は聞く必要が無い」と言う風に切り捨てる向きも多いだろう。

けれどちょっとだけ落ち着いてみればわかる。

靖国の問題で現に中韓と日本は揉めている。
それが靖国の参拝を中止する理由になるのかと言うと、私としても中止する理由にはならないと思っている。

その他の外国(主に華僑の多い東南アジアと米国)そして、日本国内にも勘違いしている者達は沢山いる。
わざと勘違いする者さえ居る。

それらの者達にどう反論、あるいは説明するのか。

小泉首相が靖国参拝 終戦記念日は21年ぶり

小泉純一郎首相は十五日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。首相の参拝は二〇〇一年の就任以来六回目だが、終戦記念日の参拝は初めてで、現職首相としては一九八五年の中曽根康弘氏以来二十一年ぶり。モーニング姿で本殿に上がる「昇殿参拝」で、「内閣総理大臣 小泉純一郎」と記帳した。九月退陣を前に、〇一年の自民党総裁選で掲げた終戦記念日参拝の公約実行に踏み切った。参拝後記者団に「今日(の参拝)は適切だ」と述べた。

 昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を示したとされる元宮内庁長官のメモ判明後の参拝だけに、総裁選や次期首相の政権運営で靖国問題が焦点になるのは確実。中国政府は「国際正義への挑戦」と激しく反発。韓国外交通商省も日本の駐韓大使に抗議した。中韓関係改善はポスト小泉に委ねられる。

 首相は参拝後、記者団に「戦争で命を投げ出さなければならなかった犠牲者に対し、心からなる敬意と感謝の念を持って参拝している」と強調。
 首脳会談を拒否している中韓に「参拝しなければ首脳会談をするというのはよろしくない」と反発した。終戦記念日参拝の理由は「十五日を避けても批判はある。いつ行っても同じだ」と指摘した上で、「首相の職務としての参拝ではない」と述べた。

 首相は十五日午前七時四十分、公用車で靖国神社に到着。本殿に上がり、神道方式ではなく一礼した。私費で献花料三万円を納めた。前回昨年十月は、背広姿で拝殿前で参拝し「私的」色を前面に出したが、今回は〇四年以前の方式に戻した。

 首相は〇一年の自民党総裁選の際に「八月十五日に、いかなる批判があろうとも必ず参拝する」と明言。しかし、実際は中国に配慮、二日前倒しして八月十三日に現職首相として五年ぶりに靖国神社を参拝した。〇二年には四月二十一日、〇三年には一月十四日、〇四年は一月一日、昨年は十月十七日にそれぞれ参拝した。

 首相の靖国参拝の影響で、中国との首脳会談は昨年四月を最後に途絶え、日韓の首脳が年に一回ずつ相互訪問するシャトル首脳外交も同年六月の首相のソウル訪問以降は中断している。

******

 やけくそとしか言えない説明だなと・・・。(ミスリードばりばりだし・・・。)

・自国の戦没者に最高指導者が敬意を示す事は当然。
・各国には自国の戦没者をそれぞれのやり方で祭る責任がある。
・外国がその事に対して四の五の言うならば友好はありえない。
・他国の戦没者の扱いで傷つくような国民は教育のされ方が間違っている。

 これくらいは普通は言わないと。

 その上で「天皇陛下御自らが靖国に拝殿なさられないから、こう言う事(富田メモの混乱や中韓との諍い)になるのです。」「日本国の象徴として靖国に是非陛下と、そして皇室の方々がお出向きになります様。」こういう風に持っていくのが首相の役目ではないのだろうか?

 それができないなら、揉め事がこじれるだけなので、靖国参拝などしない方が良い。
 所詮、小泉であり安倍でありのやっている靖国参拝など、人気取りと自分達の招待の隠蔽の為の猿芝居でしかなかろう。
 何度も繰り返すが、「靖国の政治利用や問題化」についてはやめて頂きたいものだ。

 それと、このインタビューに加えて「他国への加害の反省」もまたぞろ行ったみたいですね。
 どこまでもどこまでも卑屈だ。こんな男が靖国の鳥居をくぐる事それ自体が間違っているとしか言えない。

 真剣、村山富一の方がまだ小泉よりもマシだったと思う。

 どれだけ「日本国の最高責任者」として「ありもしない罪」を認めれば気が済むのだろう?
 結局、靖国とは加害者の巣窟であり、国に殺された被害者の巣窟でもある。
 日本帝国は絶対悪であり許せない。と言うのが小泉の語る国家観なのだ。

 そして、小泉は言外に言っている。
 「日本帝国の主であった天皇陛下と皇室は有罪だ」と・・・・。

 マッコイ博士の方でも靖国問題を取り上げている。
 さっそく馬鹿も湧いてきて、このブログを隠す理由もなくなった様だし、トラバを送っておこうかと思う。

奥田・胡会談(保管)

2006-08-13 22:50:30 | 靖国の政治問題化
<小泉首相>参拝前、奥田氏に伝言託す…胡主席との極秘会談 (毎日新聞 - 08月13日 03:11)

 北京で昨年9月30日に行われた奥田碩・日本経団連会長(当時)と胡錦濤中国国家主席の極秘会談の内容が関係者の証言などで明らかになった。
 会談時間の半分以上は小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題に割かれた。

 奥田氏が首相のメッセージを伝えたのに対し、胡主席は参拝を批判、経済界から参拝見送りを促すよう求め、会談内容を公表しないことも提案した。
 奥田氏は10月4日に官邸を訪れて首相に報告したが、首相は神社の秋季例大祭初日の同17日に参拝した。ただし、モーニングや羽織はかまを着用した前年までのスタイルは改め、平服(グレーのスーツ)で参拝した。

 会談は午後3時15分から40分間、北京の人民大会堂内にある福建庁で行われた。日本側からは森下洋一・松下電器産業会長(当時)、三村明夫・新日本製鉄社長、宮原賢次・住友商事会長らも同席した。この時点で、小泉首相は04年元日以来1年9カ月間、靖国神社に参拝していなかったが、同年8月に「来年も参拝する」と明言した経緯があり、05年中の参拝の有無が中国側の最大の関心事だったとみられる。

 奥田氏は「小泉首相は参拝するかどうかについて誰が聞いても答えず、聞いてくれるなと言う。衆院選で大勝し、何でもできる状況だが、参拝については葛藤(かっとう)があるようだ。首相から『私は親中派です』と伝えてほしいと言われた」と発言、理解を求めた。親書を手渡したとの証言もある。

 これに対し、胡主席は先行する二つの日中首脳会談(04年11月・チリのサンティアゴ、05年4月・インドネシアのジャカルタ)を回顧し、「A級戦犯が祭られている靖国に参拝することは中国人民の感情を傷つけるとはっきり(小泉首相に)伝えた」と強調、「日本の指導者として、国家、民族、歴史に責任を持つ立場から参拝をやめてほしい」「首相に政治的決断を促してほしい」と奥田氏に説得を要請した。

 同氏は「首相に伝え、経済界としても(日中関係が)うまくいくよう努力したい」と応じたという。

 奥田・胡会談が公になったのは昨秋の首相参拝から間もない10月22日。直後の経団連の定例会見で質問が集中したが、奥田氏は「中国にはプライベートで行った。特使ということは絶対にない」と述べ、会談内容は一切明かさなかった。
 奥田氏は同年12月の会見で、平服での参拝に触れ、「小泉さんにとっては、あの場面では最良の選択をした。個人的には、最も評価される行動をとったと思う。小泉さんの姿勢をみんな理解していない。誰も言わないから私が言う」と述べていた。【須佐美玲子】

******

 この程度で傷つくような民族の感情に何故配慮する必要があるのか?
 やくざが「お前の肩が触れたから痛くて病院に行かないといけなくなった」と言う口上で絡んでくるのと何ら変わらない。

 けれど、この記事はいろいろな含蓄が含まれていて興味深い記事である。
 小泉の前回の参拝と言うかお参りの正体も、ここで見事に正体が割れている。

 問うに落ちず、語るに落ちるとはこの事だろう。
 実際、この程度の参拝ならしなくて良いじゃないかと思うのは私だけなのだろうか?

 それにしても、仮にも中国の代表と、日本の経済界の代表が話し合って、その持ち時間の半分を靖国問題に費やした?

 もっと大切な議題が沢山あるんじゃないかと思うのは私だけなのだろうか?

 中国の指導者ってのは暇なんだなと思うのは私だけだろうか?

 ・・・・。これは、もしかすると、今後の靖国をめぐる状況はアップテンポで進むかも知れないな・・・。

 なにせ、麻生試案を見ても、靖国の朝敵化と言う新しいパラダイムが提案されるまでに攻撃の質そのものが変質した上に、勢いが激化して来ているのだから。
 今後の情勢は予断を許さないかも知れないな。

気持ちは入っていないけど、気持ちだけ・・・と

2006-08-13 18:39:59 | 靖国の政治問題化
小泉首相キレた…目を覚ませ

 真夏日の東京で「小泉火山」が大噴火した。小泉純一郎首相(64)が10日、自身の「8・15」靖国参拝に関する連日の報道に「マスコミも、少しは目を覚ましてもらわないと」と激怒した。

 参拝の有無にかかわらず、批判を繰り返す各社の論調に不満を示した上で「8月15日のみならず、いつ行っても批判してんでしょ。いつ行っても同じ」と吐き捨てるなど、怒りの炎は収まらなかった。

 首脳会談が行われるモンゴルにたつ直前に行われた会見。首相が記者団に向かって、突如、ヒートアップした。

 「8月15日のみならず、いつ(靖国参拝に)行っても批判してんでしょ。15日だろうが、13日だろうが、4月だろうが、10月だろうが、1月だろうが、いつ行っても批判しているじゃないですか」とまくしたてた。

 さらに「メディアは公約は守るべきだと言う。守らないと批判する。でも、自分たちの意見に(公約内容が)反対だと、守らなくていいのではないかと批判する」と、マスコミ批判まで展開した。

 怒りは収まらず、5年にわたって「劇場型政治」を展開してきた自身が常に利用してきたテレビメディアに対し、「よく私を批判する評論家に意見を聞いてみたい。首相を批判すれば格好良く見えるのだろうが、少しは冷静に目を覚ましてもらわないと」と不満をぶちまけた。

 就任以来、一度も実現していない「8・15参拝」という公約。
 9月の任期切れを前に今年がラストチャンスだが、その参拝への姿勢は隣国・中国、韓国の批判の声を高めるばかり。

 首相の怒りの矛先もマスコミだけでは終わらず、いつの間にか中韓両国に。

 「(中韓両国が)一つの問題で会談を行わないのがいいのか悪いのか。日本の首相がどこに参拝しようが批判されるいわれはない」と不快感を隠さなかった。

 この日、過去に例がないほどの過激な言葉でキレまくった小泉首相。靖国参拝への理解を求めるというより、もはや開き直り。「8・15参拝」を既定路線化させ、当日への地ならしを図った発言との見方もある。

 過激発言の数々に「8・15参拝」は決定と思いきや、改めて「参拝時期は」と問われ、我に返ったのか、首相は「適切に判断する」とお決まりの言葉にとどめた。結局、明言はしないまま、モンゴル行きの便に乗り込んだ。

2006年08月11日08時15分

******

今回の小泉首相の8月15日靖国参拝は例年よりも実現の確率は高そうです。
まあ、「保守層」とやらへの迎合のために、一度だけはやっちゃいそうです。

けど、多分拝殿には登らないでしょう。例によって賽銭を取り出して賽銭箱に投げ込んでそのまま帰還と言う・・・・。
英霊を侮辱した小泉流のお参りで終わりでしょうけどね。

しかし見事なくらいの靖国の政治利用ですよね。
さすが小泉。ってか森派と言うか・・・。

ここまでミエミエの政治利用を許して良いのかと言うと、絶対に良くないですね。

きこり様のおっしゃるとおり。
左翼が政治利用するのは悪くて、保守が政治利用するのは良いのか?

正論ですよ。もう、これにああだこうだ文句つける奴は恥を知らないな、恥を理解できないなと言うレベルの正論です。

筋目を通さない、通せない政治家が最近の日本国のトップに連続でなっていますが、これが日本の不幸なのかなとね・・・。
小渕総理の時代が懐かしいですよ。

彼が急死したのか、その後に権力を奪取した面々に殺されたのかはわかりませんが、小渕優子議員が「父は理想の政治家でした」とプレスに涙目で返事をしていた場面が今も忘れられずに残っています。

いや、その後の悲惨な日本の道行きを思い返して、本当に彼女の言う事は正しかったと最近実感しています。

もう、日本の政治家でああ言う責任感の残っていたトップなど出てこないのではないかと思えてくるからです。

不審な死を遂げた小渕総理、その小渕総理の遺言を捏造した青木幹雄、その後にやってきた森政権、そして小泉政権、次に来るだろう安倍政権。

今後一体どうなってしまうのか。最近そればかり考えてしまいます。

ともあれ、今回の麻生試案とそれに同調する中川試案、靖国に批判的な小泉政権首脳部の面々に囲まれた「小泉、安倍の靖国推進派」。
みっともない猿芝居の影で、着々と進んでいるのは「靖国の政治問題化」と言う方向性です。
小泉の参拝がその直接のトリガーとなるだろう事は誰に説明されるまでもなく理解できる事です。

結局、複数の狙いの内の一つは「靖国の政治問題化」と「靖国問題の解決の提案」と言う規定路線なのですね。
それがわかっていない「自称保守」「似非保守」は小泉の靖国参拝に賛同を行うでしょう。
こうすればどうなると言う、そう言う流れを読めない方々は反射的な行為行動に一喜一憂するしかないと言う事でしょうかね・・・・。

まあ、本当に救われないとしか言えませんね。

新規出直しと言う事で・・・

2006-08-12 16:19:13 | 靖国の政治問題化
以前からのコンテンツはさっぱりと諦めて、本日から新規出直しと言う事です。

正味、自分の心で感じない、自分の頭で考えない、知識ばかりのひょうろく玉の相手は今後一切致しません。

ただ、前の三輪のレッドアラートで遣り残した事も多かったのは確かです。
そこらについてはボチボチと書き連ねて行こうかと思っています。

さて、前のブログをやめる直接の原因となった麻生太郎についての考察ですが、私の思う所をここで披露させて頂きます。(富田メモとの関連も書いて置きます)

・麻生太郎は靖国を無宗教のイベントパークに作り変えるつもりである。
・その前に富田メモが全文を明らかにしないままに発表されている。

(富田メモの影響):主に印象付けと言う効果を狙っており、印象の維持の為に日経はソースを取り込んで公表しようとしていない。
・皇室が靖国に批判的だという問題提起
・皇室が戦争犯罪者に悪印象を抱いていたと言う問題提起

(麻生案が今後爆燃した時の靖国の取りうるオプション)
・飽くまでも拒否
    ↓
 富田メモを盾にした攻撃の続行
    ↓
 靖国の正統性に対して皇室のコメントが根拠として攻撃が繰り返される
    ↓
 戦死者の遺族VS皇室の図式の完成


△△ △△ △△

・受け入れて無血開城
    ↓
 靖国の形骸化(層化の入った与党では他の方向性はありえない)
    ↓
 靖国の形骸化は昭和天皇のメモであると言う世論の喚起
    ↓
 皇室の立場が全くなくなる(戦死者を見捨てたと言う印象付け)
    ↓
 日本の戦争での正義の一切の否定、戦後史観の根拠強化
    ↓
 独立日本が更に遠くなり、戦後史観に抗う西尾幹二氏の様な方々も死去していく


麻生太郎が提示した靖国に対する提言とはこう言う流れにも結びついて行く。
結局現政権でたくらまれている事の根底には何があるのか?

それは「皇室VS大東亜戦争の戦死者」と言う救われない図式の確立なのだ・・・。
この事に何故皆気がつかないのか不思議でならない。

そして、このような図式を提案して見せた麻生太郎に対して、何故皆が全く怒らないのかも理解ができない。
麻生案の恐ろしさ、そして根底に秘められた悪意の深さに私は見るなり仰天したものだ。

ん?麻生太郎はそんなつもりではないかったって?(嘲笑)

こうすればこうなると言う事を考えもせずに政治家が発言しているとでも思っているのかな?
古式ゆかしい修飾語を並べてみせたら、何となく麻生太郎が博識に見えて、日本の心を理解している様に印象を付けられて、その上でまだ希望を繋ぎたいと思ってしまう訳なのかな?

だが、彼の書いている事、発言している内容を見れば、あれが総裁選選挙を控えての言動だと誰にでも理解は可能だろうし、その発言がどこを見ての発言かは明らかであろう。

あれは日本国民を向いての発言ではありえない・・・・。
麻生太郎はアメリカの次期政権がヒラリー・クリントンを擁する米国民主党の勝利だと確信しているのだろう。
そして、米国民主党の背後には中国が居るのだ。間違いなく居るのだ・・・・。

結局、次のアメリカの政権に対して麻生太郎は発言を行ったと見て間違いないだろう。
今回は共和党と(表面上)べたべたの小泉の流れで安部が総理となると麻生太郎は予想している。
彼が見つめているのはその次だ・・・。

そう言う流れで見つめないと、今回の麻生太郎の豹変からは何も読めなくなってしまう。
これは彼なりの将来を見つめたやり方なのだろうと、私はそう思う。

けれど、その将来に対する布石とは、言ってみれば保守との決別宣言であり、日本人を向いての政治への決別宣言であった。
そうならざるを得なかったのだろう。

結論としては、彼も凡百の政治業者と同じく、国を売って栄達を得る事を選んだという事であり、そんな彼に対しては日本国民は絶対に支持を行ってはならないと言う事だ。

こういう簡単な結論への道筋に対して、いろいろな議論が成立する事に先日来からの私は非常に大きな衝撃を受けたものだ。

人が正しい道を行く為に必要なものは何なのだろう?
知識も当然必要だろうが、それが迷いを産む様では本末転倒と言えるだろう。

知っている事には多分何の意味もないのだろう。私も皆に知って貰う事については諦めた。
仕入れた知識が正反対の事を言っているからと言う事・・・で、ふらふらと方向性が変わってしまうにが今の日本人の限界なのではないだろうか?

義務感や使命感、危機感、そう言う感覚的な何かを鈍磨させてしまっている事こそが日本人の不幸なのだと思う。

つか、携帯電話やら大規模掲示板やら、テレビやらラジオやら・・・。
たくさんの情報に接しすぎて、大切な情報、自分で思索した情報から遠ざかっている事が日本人の感性を鈍磨させ、大事な感覚が生じる事を阻んでいるのでは?

そう考える事が最近多くなってきている。ちなみに私はテレビとかはほとんど見ないのだが、なぜかと言うと、あれが一方的な情報しか与えないものだからだ。

三輪のレッドアラートが、結局ブログの読者に対してテレビと同じ一方的な情報と成り果てていた、そう確信した事で前のブログの膨大なアーカイブを放棄する決意を固めたのだが、多分後々になってからそれは正しかったと確信する事だろう。

では新規ブログの第一回目のエントリーはこれで終わります。