空ちん、お星さまになりました

9/30の朝、自分の足でお外に出て
気持ちよさそうに過ごした空ちん。

その翌々日から歩けなくなりました。

空ちんはドライブが好きなので
動物病院の帰りにちょっとドライブをしましたが
気持ちとは裏腹に座っているのもしんどそうで
早めに引き返しました。

点滴の効果もみられなくなり
ちゅ～るも水分もほとんど摂れなくなりました。

寝たきりになった10月２日からは
夜一緒にお布団で寝ました。

昨日の朝
「空ちん、お仕事行ってくるね。
　早く帰ってくるからね」
と約束をして、定時に上がって帰りました。

日中は夫が仕事の合間に見てくれていましたが
様子を聞くと、スポイトで水をあげても飲まず
口の反対側から流れ出る状態だったそうです。

それを聞いて、途端に悲しくなり
涙がぽろぽろ出てしまいました。
「空ちん、空ちん、まだ一緒にいたいよ」

そんな風に声をかけていると
手足を動かし、苦しそうに口を開ける症状が出始めました。
「空ちん、苦しいね。
　そばにいるよ。そばにいるよ。ずっとそばにいるよ」
おそらく痙攣です。
痙攣の間隔も短くなっていきました。

体温も低く、手足もとても冷たい。
前足を持つと、ぎゅっと握ってくる空ちん。
いくぶん、呼吸が浅くなっている気がしました。

動物病院の先生からは
体温が低くくなったり、痙攣のことを聞いていたので
いよいよそういう時期が来ているんだなと分かりました。


お布団に入って体を温めてあげたいと思い
一緒にお布団に入りました。
21時30分頃のことです。

空ちんの背中側から温めるように抱いて
「空ちん、大好きだよ。
　そばにいるよ。
　空ちん、ひとりで逝かないでね。
　私がいるときにしてね。
　空ちん、空ちん、大好き」

そんな声をかけて私も眠ってしまいました。


はっ！と起きて空ちんを見ると
目は開いていましたが
お腹を見ると呼吸が止まっていました。
「空ちん！空ちん！？」
前足を持ち上げると、力なく落ちて
死後硬直も始まっていました。
23時40分頃のことです。



そういう時期が来ているんだなとは思ったよ。
思ったけどさ、空ちん、早すぎるよ…
この間、歩いてお外に出たじゃん。
気持ちよさそうに、いいお顔してたじゃん。
ついさっきまで生きていたじゃん。
いくら何でも早すぎるよ。
まだ数日は一緒にいられると思っていたのに。


でもひとりで逝かなくてよかった。
そばにいてあげられてよかった。

空ちん、これからもずっとずっと大好きだよ。




　

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空ちんが10月4日にお星さまになりました。
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