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芭蕉のお宿つれづれ日記

松尾芭蕉が、奥の細道の途中二泊した旅籠の暮らしをご紹介。

二十四孝物語

2008-09-07 21:51:16 | Weblog
屏風祭り期間中、井筒屋に展示する屏風には
二十四孝物語が描かれています。

中国に伝わる二十四の孝行伝説で
その中の四つめが「孟宗」。

孟宗は幼いうちに父に死に別れ、母を養っていた。
寒い冬の日、母は竹の子が食べたいと言った。
孟宗は母の願いを叶えようと、竹やぶに行って探したが
見つけることはできなかった。

孟宗が天にあわれみをお願いしたところ
にわかに大地が裂け、竹の子が生え出してきた。

孟宗はたいそう喜びすぐ取って帰り、
母に食べさせた。母の病気は治り、長生きした。

これもひとえに孟宗の深い心を感じて天が与えたものであった。

というお話です。

因みに小国町という町内のおしゃぎりの乗せものは
この「孟宗」です。