佐賀大学学生まちづくり広場「ばるん」

佐賀大学生が『街』開拓の原動力者として長期的、短期的スパンで実現可能な「街の活性化」策を考え出し、実現していく団体。

「おいしいもの」だったら、本当に売れるのか!?~佐賀の商店街に見た、広がる“おいしさ”~

2008-01-23 02:12:26 | Weblog
皆さん、こんにちは。
佐賀大学の西山です。

私は佐賀の街なか情報を発信する
「街なか瓦版」というものを
佐賀商工会議所TMO佐賀の方や市役所の方や
商店主さんと協力しながら
月1回作成しています。

そういうこともあり、
街なかの注目スポットやうわさの場所などには
結構足を運んでいる方だと思います。

これまでにも
「呉楽横町」や「シアターCIEMA」など、
今注目のお店などをご紹介してきました。

最近になって私が注目しているのが、
佐賀中心市街地にゆうゆうとそびえたち
佐賀市が今一番力を注いでいる
「再生!エスプラッツビル」。

しかし、エスプラッツはもともとは
ショッピングセンター等が一度財政破綻をしてから
もう一度生まれ変わったもの。
本当にこんなところで商売して売れるのか??

そんな疑問を吹き飛ばすかのように
エスプラッツ内1階の一角で、
着実にお客さんをGETしている
ピンクの看板がとても愛らしい
お店がある…

「美味しいケーキのハルツ」。

正直注目するのが、遅いかと思いました。
が、なぜ今になって注目するのか。

それは…「百聞は一見に如かず」がぴったり。

「考えていた以上に、とにかくすごい!」からです。

なんてったって「おいしい」!
さらにお店スタッフの山田さんは、接客も上手い!

話を聞いていて、
山田さんのこれまでの経験をうかがってきました。

色々な販売の経験を積んできていらっしゃることもあり
山田さんは的確でかつ洗練された話上手な方で、
敏感な感覚と優しい心配りを持ち合わせている。
そして何といっても、とにかくポジティブでありパワフルな方です。


そんな山田さんが常に心に決めていることがある。
(NHKのテレビ番組「プロフェショナル」風)
「“おいしさを届ける”そこに“あなたへの想い”を込めること。」

そして
「とにかくおいしい!から皆さんにこの美味しさを知って欲しい!」
という想いをもって、お客さんと接すること。


次回は、
そんな今着実にお客さんを集めている
「ハルツ」さんの秘訣とスタッフ山田さんの魅力について
紹介したいと思います。

では次回もお楽しみに!!

「あっ!」と「おっ!」と「おー!」が私の目標

2008-01-17 10:58:54 | Weblog
皆さん、こんにちは。
佐賀大学の西山です。

一年前ぐらいから
このブログを始めましたが、
ブログというのは楽しいものです。
また最近は皆さんのおかげで、アクセス数も伸びてきて
何か「いきがい」というか、
存在を認められているような気持ちが
して嬉しいです。
ちょっと今日は、
「いきがい」にちなんで私が目標としている
ちょっといい話についてお話したいと思います。

昔の日本人はまあよく感嘆語を上手く考えたものです。
考えたというか、自然に出てきたのかもしれませんが、
あいづちや人とのコミュニケーションの中で
「あ、そう~」とか「おーすごい」とか「まあ感激した」
「おーっとビックリ」とかよく使いますよね。

でも最近では特に感嘆詞単独で、意味を成したりましますよ。

「あっ!」っていうのは発見とか驚きに使いますよね。

「おっ!」よくやっている、いい活動している姿をみて
感心している様子など表しますね。

また「おー」っていうのは掛け声でも使ったりしますが、
あまりの感激に「おー素晴らしい」のときの「おー」でも使いますね。

まとめるとこうなります。
●「あっ!」は発見・驚きです。⇒みんながまだ発見できていない魅力的な活動を発見する⇒世の中に無数にあいている穴を埋める(「バカの壁」著書:養老より)

●「おっ!」はすごい頑張っていると感心されること⇒感心されるよう頑張る

●「おー」は頑張って活動が継続していてこと⇒継続した活動


そう私は「あっ!」と「おっ!」と「おー」を目標として頑張っています。
目標ですから、今はまだまだ(できていない)ということですね。。。はいー。

さてというわけで、
皆さんも「あっ!」「おっ!」「おー」という日本古来からの
感嘆(かんたん)詞に習い、
簡単(かんたん)なフレーズで覚えましょう!!


では今日はこの辺で。。。

佐賀大生と”現代感美”の幻想的な空間。

2008-01-13 00:14:57 | Weblog
皆さん、こんにちは。
佐賀大学の西山です。

今日はあいにくの雨にも関わらず、
呉服元町の656広場を中心に商店街清掃活動を
雨にも負けず、風にも負けず、ということで行いました。
参加者に「ばるん」メンバー以外にも商店街の橋本さん、重永さん、堀越さん達
が頑張ってくださり、とっても充実した清掃活動になりました。

第2回となる活動です。
大体1回目は良くても、2回目、3回目になるにつれて
清掃活動などは継続しなくなるのは世の常ではあります。

だからこそ、
今日という進化の問われる日に
雨にも負けず清掃活動を
“継続”できたことは
私達にとって何よりの成果となりました。

さて本題に入ります。
今日は
呉服元町内にある656広場前の店舗で
佐賀大学美術工芸科の方の展覧会
「呉楽横丁」のOPEN日でした!!
そこで早速、写真を撮って参りました。
呉楽横丁という名は、呉服元町の「呉」に、娯楽の「楽」を組み合わせ
昭和を思い出させる味わいがある「横丁」を加えた展示会名です。

佐賀大学の美術工芸科というと、
全国の国立大学で特に有名な学科であり
人気も実力ともに優秀な学科だと
評価させています。
今回は、佐賀の商店街活性化という趣旨も
ありきの企画展だと思います。


1階と階段を上って2階とがありますが。。。
その幻想的な映写とレトロな肌触り、
異様な不気味さ、それでいて“現代感美”を
魅了できる、実力の作品の数々。

まさに
“感美芸術作品の結晶館”と
申してもよろしいでしょう。

商店街にこのような佐賀大生の持つ持ち味や魅力が
注入されると、期待が持てます。
これからも発展させていきたいと思います。

さて、この美術工芸科の展示会は
2月9日まで行われます。
ぜひ一度佐賀にお越し頂き、ご覧になられてください。
佐賀におられる方は、勿論必見ですよ!!

では今日はこの辺で。。。

健軍商店街「まちの駅」は、なぜ毎日営業しているのか!?

2008-01-08 03:35:08 | Weblog
皆さん、こんにちは。
佐賀大学の西山です。

先日、ある読者の方から
佐賀の「まちの駅」についての紹介コメントを
頂きましたので、もう一度ちょっと触れてみたいと思います。

佐賀の「まちの駅」は、中心市街地ど真ん中に位置する
エスプラッツ1階以外にも、勧興公民館や唐人茶屋にあるそうです。

そうなんですよね。
以前、他のブログで頑張っている様子など写真で紹介がありまして
何度か拝見したことがありました。

ただ前回のブログ内容で、
私が特に力を入れて紹介したかったのは・・・

健軍商店街の「まちの駅」は
イベント的に一週間に一度、一ヶ月に一度行うのではなく、
新鮮野菜や熊本産の肉や卵やお弁当を“毎日”販売している
ということです。

佐賀の「まちの駅」も頑張っていて素晴らしいと思います。

ただ熊本の健軍商店街を参考にすべきは
新鮮でかつおいしい食料品を毎日販売してくれる場所がある。
しかも農薬とかを使っていなくて、しかも安いのです。
お客さんにとっては毎日「安心・安全」をもって
食べられるというわけです。

常連さんも多いそうです。
ちょっと横に「サンリブ」という食料品を主に扱う
スーパーマーケットがありますが、差別化して販売しています。

私の感覚は、主婦感覚には遠いものがありますが、
買い物のプロであるお母さん方、おばちゃん方は
「野菜は商店街のどこで買ったがよくて、
肉はどこで買ったが安い、魚はどこで…。」という風に
味覚や価格等を考慮して、きちんと差別化を行い、買い物をしています。
私から言わせれば、本当に賢い消費者なわけです。
(特に今の時代は「財布も、権力も、妻が持つ」が浸透していますから)

そういう意味で考えると
エスプラッツの1階にある野菜やさんなどは、
結構熊本の健軍商店街に近い存在です。
隣に食料品中心のスーパー「アスタラビスタ」さんがあるけれど
新鮮な農家直売の有機野菜を“毎日”販売している。

野菜や肉や卵はやはり新鮮なものを、毎日買いたいわけです。
そのニーズにキチンと応えた営業をしているわけです。

これって、まさに熊本の「まちの駅」と同じではないですか。

しかし、聞くところによると、売れ行きはいまいちというような
印象もあるそうですが。。。

やはり土地柄が違えば、同じ経営手法でも難しいのでしょうか。
いや、熊本で通じた繁盛法が、佐賀でそんなに通じないはずはない。

食べた人が着実に「おいしさ」を実感していけば、
消費行動だって少しずつ変わっていくでしょう。

時間はかかりますが、その積み重ねでしょうね。
だから今あまり売れないからって、やめないで欲しい。そう願います。

基本は佐賀の地元でとれたものを
地元で消費する、「地産地消」ですよ。

私たち佐賀に住む方は
安心安全な新鮮有機野菜のおいしさなどを
私を含めて、もっと知る必要がありそうですね。


今日はこの辺で。。。

世界で一つだけの「シエマ」!!~佐賀の商店街の復活、ココに宿る~

2008-01-07 02:12:19 | Weblog
皆さん、こんにちは。
佐賀大学の西山です。

佐賀の商店街に昨年12月15日に商店街の火付け役として
閉館していた映画館を復活させようと映画館がOPENした。
その名も「セントラル・シエマ」!!

「シエマ」とは、
映画を意味する「シネマ」と
スペイン語の空を意味する「シエロ」とを合わせ持った造語。

女子高生が、絵本を立ち読み、
お父さんが、娘を誘って映画鑑賞、
おじいちゃんとおばあちゃんが、
カフェで楽しくおデート、
子どもたちが、放課後探検、
もちろん一人で、ぼーとしたっていい場所。

それが、CIEMA。
街と人と日々をつなぎ、
いろんな世界が楽しめる、
みんなの映画館になりたい。
そんなことをたくらむ、
小さな街の映画館なのです。

(CIEMAのチラシ一面より)

なんともいい台詞。。。


映画館の中に入ってみてもすごい!!

ここは、映画と本屋とカフェが一緒になった
「総合コミュニティ広場」とでも
呼べるべきスペースである。

白いシルクベールに包まれた
オシャレでロマンチックな気分を満喫できる
カフェ空間。
そこでCIEMAブック読みの時間に浸り、気が向いたら映画鑑賞。

ゆったりとした時間が流れ、のんびりとくつろげる。
これは、のんびり屋の自分にも、快適な空間である。

CIEMAカフェでは、おススメで女性に人気の「キャラメルカフェ」に加え
オムライスが良く注文される。
夜はお酒を飲みながら、名作も鑑賞できる。

映画も、郊外の大型店では放映されない映画内容だ。
映画の歴史上の名作中の名作を上映。
これまでに、もがりの森、街のあかり、題名のない子守唄など多数上映。

まろやかなクリームと香り豊かな「キャラメルカフェ」を飲み終え
階段を下り、外に出れば、
まるで別空間に出てしまったかのように
現実世界に引き戻されてしまった。

風当たりの強い、商店街の現実を見て、
自分の役割を探し始める自分がいた。。。

CIEMAのソファーに座っているときとは、まるで違う社会。

落ち着く街、佐賀を超越したごとく、
リラックスと感性を修養できる、CIEMA。

私は性格上、現実は見つつも、
どこかでいつも非現実なものにあこがれている。
その空間が「映画」にあり、「CIEMA」にある。

どうも私はあの世界の魅力に
引き付けられていきそうな予感がする。


明日の希望を見失った方に、非現実な感覚を体験したい方にも
ぜひおススメしたい場所だ。


世界中の皆さんへ
セントラルCIEMAへ、ようこそ。


今日は、どうも詩的な気分で書きたかったので、
このような書き方にしました。



佐賀の中心市街地、松原川沿いにあるCIEMAに、
皆さん思い立ったら足を運んでみてください。


なぜ、ご飯大盛りの定食屋が儲けるのか!?

2008-01-05 22:10:08 | Weblog
皆さん、こんにちは。
佐賀大学の西山です。

今日、年明けて初めて佐賀市の中心市街地を歩いた。
佐賀市の商店街中央マーケット内で
気さくでざっくばらんな会話が飛び交う店と価格破壊の店で有名な
とある定食屋に「ハンバーグ定食」を食べに行った。
いつもは生活にとても満足してそうな、幸せそうなお客さんばかり
が多くて、雑談と世間話に浸っている。

が、今日はあいにく客の足が遠いのか、
14時すぎだったが入ったときはカウンターのお客さんだけだった。
そして、自分が食べ始めようとするやいなや、カウンター客は帰っていった。

ちょっとおばちゃんと僕という
気まずい雰囲気になった。
何をしゃべろうかと無口になる自分。。。。

しかし、おばちゃんは地元佐賀の世間話から
自分の心を開く出入り口を探ったと思ったら、自分をものの1分で笑わせた。
そんな笑うつもりはないが、なぜか笑ってしまう。
ある意味、マジシャンだ。

なんといっても、相手の興味のある話を持ち出すのが、大変上手い。
その上手さとテクニックはそこらへんのビジネスマンよりはるかに優れている。
一瞬にして「おばちゃん」に圧倒された感じを受けた。

定食の量も半端ではない。
ご飯の量も多ければ、野菜もたっぷり、ハンバーグの量も他の店の2倍だ。
これで儲けるっていいたいぐらい、たっぷりだ。

確かに体格がよさそうな方が、この店には多いけれども、
このボリュームを見れば納得がいく。

その後も電話ごしに世間話から始まり、まず電話越しに
「感謝のありがとう」を言う。
そして次に野菜とか、肉とか、タダで分けてあげるという
気前のよさ。本当に気前がよい。

○しゃべれば天下一品のしゃべり!!
○食事を出せば、大盛り一丁上がり!!
○電話越しでも、会っても無料で取れたて野菜や肉を色々と配る、気前のよさ!!

3拍子揃った上で、さらにこのおばちゃんについていれば安心できるという
○「安心感」が最後の決め手だ!!

これにより口コミにて広がっていく。


なぜ、ご飯大盛りのお店が繁盛するか、はこの4つが決め手となる。
当然それに派生する効果もあるが、根本はこの4拍子をずっと続けている
おばちゃんの習慣こそが、その原点なのである。

「商売繁盛の技」ココにあり!!

いつの間にか、一本取られた思いがしました。

今日はこの辺で。。。

リ・アレンジ“佐賀らしさ”を発信!!熊本の健軍商店街に学ぶの巻

2008-01-04 22:05:21 | Weblog
皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
佐賀大学の西山です。

昨年はこの私の思いのままをつづる
「マイブログ」にご愛顧(多数のアクセス)を頂きまして、
まことにありがとうございました。

今年も気合十分で頑張っていきますので
ますますのご愛顧をよろしくお願い致します。

さて私の地元をご存知でしょうか?
皆さんにとっては、勿論どうでもいいでしょうが、一応熊本です。
私も久しぶりに実家の熊本に帰りまして
近くの商店街(健軍商店街)を散策して参りました。

そこで発見したものが2つあります。
1つ目、「健軍商店街お買い物ポイントカード」
2つ目、「商店街の真ん中に位置する『まちの駅』」
です。

時期がお正月という事もありまして、
大学生が中心となった「おもちつき」のデモンストレーションや
「しめ縄」販売などを地元の小中学生・高校生・大学生が
商売家の家事手伝いではなく稼ぎ手伝いで
張り裂けんばかりの大声をあげて、
売りさばいておりました。

売り上げが上がったかどうかは、目にはさやかに見えねども
やはり若い人が頑張っているという光景はすがすがしいものです。

私もこの時期、ちょうど佐賀にはいませんでした(熊本にいました)ので
佐賀の商店街の様子は見れなかったのですが、いかがだったのでしょうか?

ここから本題に入ります。
先ほど紹介した商店街の販売促進ポイントカードというものがありまして
買い物をしたお客さんに金額に応じてポイント加算して満点になれば
300円のサービスが受けられるという仕組みでした。

はっきり言いましょう。私の口からは申し上げにくいですが、
あまり消費者にとって魅力的なカードとはいえませんね。
500円にワンポイントで、300ポイントぐらい集めてやっと
300円サービスですよ。
事情はわかります。各商店にポイントカードに印をつける機械が
取り付けてありますが、その機械だってばかになりません。
さらに単価が安いお店によっては500円ではなく、
300円でワンポイントもらえるところもあります。

しかし、今からは消費者重視の商売しか、繁栄は望めません(勝手な持論です)。
ただ、このポイントカードの仕組みは参考にする必要があるでしょう。

そこで考えたのが…
「100円でワンポイントたまるカード」を導入すること。

こうすればちょっと買い物のついでにポイントが貯まる。
そして100ポイントで100円割引になる。
確かに、カード一枚でのお金の周りは悪いけれど、
トータルでみれば回転枚数が増え、じれったくもなく、
快適な買い物ライフに繋がるのではないでしょうか。

また熊本市商工会議所青年部が主催する「まちの駅」が商店街の中心
にあります。
聞くところによると、ここは「買い物客の集客宝庫」といわれるくらい
安くて&おいしい野菜や卵などが多数並ぶ。

必見の場所として地元で有名であり、
とれたて新鮮な野菜を生産地などを
明記して産地の広報PRの役割も担っている。

さらに、上手い商品を出そうという
原産地の創意工夫を喚起する役割も
担っている。

佐賀の商店街の中にも
「まちの駅」というところがエスプラッツの1階にあるが
なかなか売れ行きは芳しくないように見受けられる。
消費者が少ないということもあるだろうが、他に問題はないか
検討の余地があろう。
なんとなく勢いというものが欠けているような気がする。。。

佐賀はPR下手とは、よく言われるところであるが、
やはり佐賀北野球優勝や島田洋七の「がばいばーちゃん」などを
上手く利用して、佐賀のアピールの仕方を考え工夫して
どんどんPR上手になっていきたいものだ。


他県も参考にして、
佐賀をリアレンジし、よりステキな佐賀をPRして行こう!!


さて今回はこの辺で。。。