きのう12月21日、[アルビレックス新潟ジュニアユース×名古屋グランパスU15]は、どんな展開で進行したのか？
運の良いことに、名古屋グランパスは、公式ホームページで試合経過を報告しています。
アルビも、簡単で構わないから、こういうマッチレポートをモバアルで載せてくれないものか。
人件費のこともあるし、難しいのかもしれないけど。
えー、というわけで、グランパスの公式サイトにアクセスすれば、大まかな試合展開が分かります。
とはいえ、そこはグランパスのスタッフが作成したモノ。
当然、視点は、名古屋U15寄り。
けどですね、決して、「大本営発表」的な贔屓目のレポートじゃありませんので、ご安心を。
http://www.so-net.ne.jp/grampus/result/2008/takamado/1221/report.html
これを読むと、アルビレックスJYは、キーパーの高橋君を中心に、グランパスU15の猛攻を粘り強く、そして身体を張って懸命に防いだことがよく伝わってきます。
グランパス目線のレポートなんですが、婉曲的にアルビの守備を評価していて、余計に、そういうのが理解りますよ。
愛媛FCジュニアユース戦でも、凄まじいディフェンス力を発揮していましたが、名古屋戦でもそれが発揮したようですね。
休養日無しの連戦、しかも、相手はクラ選王者。
なのに、それを耐え凌いだんですから、アッパレの一言に尽きますわ。
また、「運」に助けられた面がありましたよ！！！！
それも4回も！！
こんな記述が、マッチレポートにあります。
＜前半13分、川村のシュートは右のポストに弾かれる＞
＜後半1分、あわやオウンゴールかと思われたが、クロスバーに当たってゴールを越えてしまった。＞
＜後半9分、都竹のエリアの外からのシュートは、惜しくもクロスバーを叩いてしまう。＞
＜後半28分、高原の左足シュートは左ポストを叩いてしまい＞
都合4度もゴールポストとゴールバーに助けられたなんて！
確かに、新潟にとってはラッキー、名古屋にとってはアンラッキー。
けどですね、1試合で4度もゴールバーやポストに助けられるなんてことを、「運」だけでは片付けられないと、吾輩は思うんです。
おそらく、アルビJYの厳しい守備のせいで、グランパスの選手達のシュートコースに〝制約〟が生まれたと思うんです。
それを裏付ける記述が、マッチレポートからも読み取れます。
＜GKの正面を衝いてしまう。＞
＜桶江井のシュートまでもGKの正面を衝き＞
＜都竹の強烈なシュートは惜しくも新潟GKの正面を衝いてしまうが＞
アルビのDFが相手選手にタイトなマークをし続け、隙の無いブロックをしてシュートコースを切ったからこそ、シュートはGKの正面に飛び、またゴールバーやゴールポストに弾かれたんだと思いますよ。
具体的に
＜新潟DFは2人3人と厳しく押し寄せ、ボールを奪われてしまう。＞
＜新潟のマークが厳しく、なかなかFW陣が良い形でボールを受けることが出来ず＞
＜早い寄せに潰されてしまう。＞
＜ボールは厳しく寄せたDFが奪い去ってしまう。＞
＜新潟DFの寄せが早く＞
という記述も見られますしね。
よく考えたら、新潟ジュニアユースは、今大会5試合を戦い、失点はコンサドーレ旭川U-15戦の「1」しか、記録していないんですよね。
そして、2試合連続の「ウノゼロ」。
そうだ！
愛媛FCジュニアユースの攻撃力が〝本物〟かどうか、まだ分からないと以前に書きましたが、愛媛のそれは〝本物〟でした。
半端じゃない攻撃力を誇っていましたよ。
それを完封できたんだし、グランパスのアタックも防ぎ切ったんですから、相当なディフェンス力を誇っています、アルビJYは！
虎の子の1点は、エースストライカー早川史哉君が決めました！
試合記録表と照らし合わせると、攻められていたアルビが、そのボールをカットし、桑原君から早川君に長いパスが通り、彼がゴールネットを揺らしたと！
正に、カウンター一閃、という得点劇だった模様ですな。
前日の愛媛FCジュニアユース戦、早川君は1アシストを決め、華麗なるテクニックで相手を翻弄したものの、絶好のシュートチャンスを悉く、外してしまったんですね。
仮に、そのうち1本でも枠に飛んでいたら、愛媛戦はもっと楽な展開になっていたんだよなあ。
それが、名古屋戦で、前日の「チョンボ」を帳消しにする決勝点！
流石、アルビのエースストライカー！！
不調は、2試合連続も続かないってことですな！
ひょっとしたら、早川君、大会得点王も見えてきたかも！？
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