元日に国立霞ヶ丘競技場に行って、忘れ掛けていた応援することの楽しさを思い出しました。
応援するのは選手たちを支えるためであって、応援することを自己目的化するつもりはないけど、やっぱり応援という行為は楽しくありたいと、元日の昼に考えました。
試合内容と試合結果はああいうものに終わってしまいましたが――平成24年1月1日の「INAC神戸レオネッサ×アルビレックス新潟レディース」の応援は、とても楽しい、心底楽しいものに。
開門前から高揚感が跳ね上がり、試合中は物凄く良い雰囲気の中、声援を送ることに一心不乱になれました。
国立霞ヶ丘競技場のピッチ上の新潟イレブンと、アルビレックスファン・サポーターとが一体化して闘っているんだ、自分もその一員なんだと、なんて幸せなんだろうと、感激で一杯。
東京オリンピックのメインスタジアムとなった競技場に来場するアルビレックス新潟応援者の数は、最高でも500人だと予想してました。
過去、プレナスなでしこリーグの関東アウェイ試合での新潟サポーターの数は、J1アルビレックスの試合日と重なっていない試合では、150人に届くかどうか。
そうじゃないときは100~120人。
10人~15人しかいないゴール裏なんて、珍しくもなんともなく。
だから、決勝戦はいつもの4倍から5倍の人手かな、と。
ところが、大晦日にビッグフラッグの掲揚が決まったと知り、ひょっとして4桁の集客!?とビックリ。
ビッグフラッグを掲出するってことは、それ相応の集客が見込まれるというわけで。
1000人も国立競技場にやって来ると想像すると、それだけで変な気分というか、妙な感覚に襲われました。
そして実際の数は、約2500人。
この中には、選手たちのご家族―口木家や山本家、中村楓家などは一家総出―に、中島未来などのアルビレックス新潟レディース元選手、アルビレックス新潟レディースU-18の少女たちも含まれているんでしょうが、でも2500人という大人数を知ったときは、たまげました!!
開門前の待機列の長さを見たときは、“これ、FC東京や京都サンガのサポが間違って並んでないよね?”と一瞬、信じられなかった。
もうですね、その事実と光景だけで興奮は高まる一方。
去年8月の[アルビレックス新潟レディース×INAC神戸レオネッサ]も大人数が並んだけど、あれは[アルビレックス×エスパルス]の前座であり、夏休み中の試合であり、日本女子代表チームの世界一フィーバー真っ盛りの時期だったし、なにより地元での試合だから、“まあ、これくらい来て当然だな”と、そんなに気分が高まらなかったんですよ。
けど、今回はアウェイだし、なでしこフィーバーは沈静化傾向だし、実は遠出しにくい元日の試合にも拘わらず、多くの人が来ている!!
アルビレックス新潟レディースを応援するためだけに、こんなにも多くの人が〝時間とお金としがらみ〟を犠牲にして、足を運んでいる!!
そう考えると、キックオフ数時間前からハイテンション。
太鼓隊の先導の下、チャント応援歌を大声で歌いながら青山門をくぐったときは、つい涙が出そうになって。
まだ試合前なのに、と我慢したけども、“あ〃 これが決勝を戦えるチームのサポーターの特権なんだ”と胸が熱くなりました。
そして選手たちのウォーミングアップから、表彰式終了後の選手挨拶までの約3時間。
この3時間は、この上ない至福の3時間。
そう感じられたのは、第一にアルビレックス新潟レディースの全選手・スタッフ達のおかげですが、国立競技場に詰め掛けた新潟サポーターのおかげでもあると思います。
2500人と一緒に、一つの目標に向かって応援することの喜び・遣り甲斐・充実感。
10人~15人という僅かな人数での応援は、〝使命感〟〝責任感〟〝伊達酔狂〟が高まって、それはそれで遣り甲斐があって、それなりに楽しいですが、やっぱり多人数で応援することに比べたら、ね。
J1アルビレックスの応援でもそうじゃないですか。
約100人の新潟応援者しかいないアウェイ広島戦、アウェイ大分戦などでの試合より、3000人・4000人で応援するアウェイF東京戦、アウェイ千葉戦などの方が、声援を送ってて楽しくないですか?
2万人台の東北電力ビッグスワンスタジアムよりも、4万人台のあの競技場で応援する方が、ワクワクしません?
だから自分は一人でも多くの人たちとアルビレックス新潟レディースを応援したくて、弊ブログを通じて観戦呼びかけの記述を、しつこく―だから却ってウザがられて、大した効果はありませんけど―しているわけでして。
「烏合の衆」という言葉があるように、人が多ければ多いほど良いわけじゃありませんよね。
ただ居るだけで拍手も声援も手拍子もしなかったり、ミスしたことを過剰なまでに指摘してなじったり、延々と主審批判を繰り返したり、点差が開いたらそそくさと離席したり、そんなてんでバラバラ状態では、たとえ10万人がいても、楽しくもなんともないし、応援に集中できないというもの。
昨日は―少なくとも自分の目と耳に入る限り―声援をサボる人はいなかったし、後半45分を過ぎて事実上、負けが決まった段階でも応援を止める人はいなかったし、帰る人もいなかった。
主審の判定に不満があって文句をつけても、そうするのはその場限り。
10分前の〝ミスジャッジ〟をほじくり返して、レフェリー批判に血道を上げる人はいなかった。
ミスした選手に“しっかりしろ”と叱咤する声はあっても、悪し様に罵る声は無かった。
ここ最近の、特に2011シーズンのJ1アルビレックスの試合会場で頻繁にある光景が、昨日は皆無だった。
応援席に〝不協和音〟が無いって、当たり前の話だけど、やっぱし良いですね。
応援に邁進できる、専心できるって最高。
だから、応援していて楽しかった。
楽しく応援できました。
応援を牽引してくれた「ボスデミア」の皆さんにも、この場を借りて、感謝申し上げます。
コールリーダーさん以下、ありがとうございます。
ところで、“アルビの応援が、最近つまらくなった”“選手批判ばっかする人が近くにいて、応援に集中できなかった”という嘆く声を、よく見聞きするようになりました。
競技場の客席で応援する行為が辛くなってしまい、遂には足が遠のいてしまった人も少なくないようで。
東北電力ビッグスワンスタジアムに4万人が集まらなくなった要因の一つは、そのせいじゃないかと指摘する人もいます。
自分も、その分析は、あながち間違いではないと思います。
贔屓チームの勝ち負けが一番重要だけど、応援が楽しい・楽しくないってのも大事だと思いませんか。
元日のアルビレックス新潟レディースの試合のような応援を、J1アルビレックスの試合でも再び取り戻したいと、自分は願います。
応援するのは選手たちを支えるためであって、応援することを自己目的化するつもりはないけど、やっぱり応援という行為は楽しくありたいと、元日の昼に考えました。
試合内容と試合結果はああいうものに終わってしまいましたが――平成24年1月1日の「INAC神戸レオネッサ×アルビレックス新潟レディース」の応援は、とても楽しい、心底楽しいものに。
開門前から高揚感が跳ね上がり、試合中は物凄く良い雰囲気の中、声援を送ることに一心不乱になれました。
国立霞ヶ丘競技場のピッチ上の新潟イレブンと、アルビレックスファン・サポーターとが一体化して闘っているんだ、自分もその一員なんだと、なんて幸せなんだろうと、感激で一杯。
東京オリンピックのメインスタジアムとなった競技場に来場するアルビレックス新潟応援者の数は、最高でも500人だと予想してました。
過去、プレナスなでしこリーグの関東アウェイ試合での新潟サポーターの数は、J1アルビレックスの試合日と重なっていない試合では、150人に届くかどうか。
そうじゃないときは100~120人。
10人~15人しかいないゴール裏なんて、珍しくもなんともなく。
だから、決勝戦はいつもの4倍から5倍の人手かな、と。
ところが、大晦日にビッグフラッグの掲揚が決まったと知り、ひょっとして4桁の集客!?とビックリ。
ビッグフラッグを掲出するってことは、それ相応の集客が見込まれるというわけで。
1000人も国立競技場にやって来ると想像すると、それだけで変な気分というか、妙な感覚に襲われました。
そして実際の数は、約2500人。
この中には、選手たちのご家族―口木家や山本家、中村楓家などは一家総出―に、中島未来などのアルビレックス新潟レディース元選手、アルビレックス新潟レディースU-18の少女たちも含まれているんでしょうが、でも2500人という大人数を知ったときは、たまげました!!
開門前の待機列の長さを見たときは、“これ、FC東京や京都サンガのサポが間違って並んでないよね?”と一瞬、信じられなかった。
もうですね、その事実と光景だけで興奮は高まる一方。
去年8月の[アルビレックス新潟レディース×INAC神戸レオネッサ]も大人数が並んだけど、あれは[アルビレックス×エスパルス]の前座であり、夏休み中の試合であり、日本女子代表チームの世界一フィーバー真っ盛りの時期だったし、なにより地元での試合だから、“まあ、これくらい来て当然だな”と、そんなに気分が高まらなかったんですよ。
けど、今回はアウェイだし、なでしこフィーバーは沈静化傾向だし、実は遠出しにくい元日の試合にも拘わらず、多くの人が来ている!!
アルビレックス新潟レディースを応援するためだけに、こんなにも多くの人が〝時間とお金としがらみ〟を犠牲にして、足を運んでいる!!
そう考えると、キックオフ数時間前からハイテンション。
太鼓隊の先導の下、チャント応援歌を大声で歌いながら青山門をくぐったときは、つい涙が出そうになって。
まだ試合前なのに、と我慢したけども、“あ〃 これが決勝を戦えるチームのサポーターの特権なんだ”と胸が熱くなりました。
そして選手たちのウォーミングアップから、表彰式終了後の選手挨拶までの約3時間。
この3時間は、この上ない至福の3時間。
そう感じられたのは、第一にアルビレックス新潟レディースの全選手・スタッフ達のおかげですが、国立競技場に詰め掛けた新潟サポーターのおかげでもあると思います。
2500人と一緒に、一つの目標に向かって応援することの喜び・遣り甲斐・充実感。
10人~15人という僅かな人数での応援は、〝使命感〟〝責任感〟〝伊達酔狂〟が高まって、それはそれで遣り甲斐があって、それなりに楽しいですが、やっぱり多人数で応援することに比べたら、ね。
J1アルビレックスの応援でもそうじゃないですか。
約100人の新潟応援者しかいないアウェイ広島戦、アウェイ大分戦などでの試合より、3000人・4000人で応援するアウェイF東京戦、アウェイ千葉戦などの方が、声援を送ってて楽しくないですか?
2万人台の東北電力ビッグスワンスタジアムよりも、4万人台のあの競技場で応援する方が、ワクワクしません?
だから自分は一人でも多くの人たちとアルビレックス新潟レディースを応援したくて、弊ブログを通じて観戦呼びかけの記述を、しつこく―だから却ってウザがられて、大した効果はありませんけど―しているわけでして。
「烏合の衆」という言葉があるように、人が多ければ多いほど良いわけじゃありませんよね。
ただ居るだけで拍手も声援も手拍子もしなかったり、ミスしたことを過剰なまでに指摘してなじったり、延々と主審批判を繰り返したり、点差が開いたらそそくさと離席したり、そんなてんでバラバラ状態では、たとえ10万人がいても、楽しくもなんともないし、応援に集中できないというもの。
昨日は―少なくとも自分の目と耳に入る限り―声援をサボる人はいなかったし、後半45分を過ぎて事実上、負けが決まった段階でも応援を止める人はいなかったし、帰る人もいなかった。
主審の判定に不満があって文句をつけても、そうするのはその場限り。
10分前の〝ミスジャッジ〟をほじくり返して、レフェリー批判に血道を上げる人はいなかった。
ミスした選手に“しっかりしろ”と叱咤する声はあっても、悪し様に罵る声は無かった。
ここ最近の、特に2011シーズンのJ1アルビレックスの試合会場で頻繁にある光景が、昨日は皆無だった。
応援席に〝不協和音〟が無いって、当たり前の話だけど、やっぱし良いですね。
応援に邁進できる、専心できるって最高。
だから、応援していて楽しかった。
楽しく応援できました。
応援を牽引してくれた「ボスデミア」の皆さんにも、この場を借りて、感謝申し上げます。
コールリーダーさん以下、ありがとうございます。
ところで、“アルビの応援が、最近つまらくなった”“選手批判ばっかする人が近くにいて、応援に集中できなかった”という嘆く声を、よく見聞きするようになりました。
競技場の客席で応援する行為が辛くなってしまい、遂には足が遠のいてしまった人も少なくないようで。
東北電力ビッグスワンスタジアムに4万人が集まらなくなった要因の一つは、そのせいじゃないかと指摘する人もいます。
自分も、その分析は、あながち間違いではないと思います。
贔屓チームの勝ち負けが一番重要だけど、応援が楽しい・楽しくないってのも大事だと思いませんか。
元日のアルビレックス新潟レディースの試合のような応援を、J1アルビレックスの試合でも再び取り戻したいと、自分は願います。
自分もNサポなんですが、最近の応援にはチョット?だらけなんです。
コールリーダーさんを決して否定はしません。もっともっと盛り上がるような応援をお願いします!
もちろん勝ってほしかったけど…
わざわざ応援しにいったかいがありました。
アルビの一体感は本当にすばらしかった。
選手とともに!
選手も凄い勇気をもらったと思う。
年々、強くなってるアルビレディースはほんと頼もしいですね。
今年、来年の更なる活躍を期待しちゃいます。
管理人さん
チケットの取り方や応援アドバイスありがとうございました。
迷わすに九州の田舎から応援にかけつけることが出来ました。
来年もまた連れて行ってほしいですね。
次こそは!