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「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

小金丸幸恵の引退 小金丸幸恵のガールズ指導者就任

2017年02月25日 11時30分00秒 | アルビレックス新潟レディース
高校女子サッカー界の超名門の常盤木学園高校から浦和レッドダイヤモンズレディースに加入し、そこで8シーズンを過ごした後、アルビレックス新潟レディースに移籍。
浦和ではリーグ16試合出場に留まり、新潟では12試合。
合計28試合。

浦和では、新旧なでしこジャパンの山郷のぞみ、池田咲紀子の次に位置する番手で、なかなか公式戦に起用されませんでした。
新潟では、一谷朋子と福村香奈絵との競争、そしてケガに苦しみ、ベンチ外の時間の方が長かった気がします。
それでも計12シーズンもの間、日本女子サッカーリーグのトップリーグのチームに在籍し続けていたところに、彼女の魅力と人間性が表れています。
Jリーガー以上に、なでしこリーガーの選手寿命は短く、それはGKとて例外ではありません。
あまり試合に出られていない選手となれば、見切りをつけるのも男子より早い。
だからこそ、です。

1年前の2月、清瀬市で練習試合を終えたアルビレックス新潟レディースの福村に、今季はレギュラーに完全定着で宜しく頼むぞ、と激励したときのこと。
彼女が返答するに、「小金丸幸恵選手を相手に簡単に先発の座を確保はできません」とえらく恐縮。
重ねて訊くと、「小金丸の練習態度を見ると、自分はまだまだ」、と。

漠然とした印象論で、小金丸が禁欲的に練習に取り組み、第2GKとして準備に余念がないであろうことは感じてましたが、実際そうなんだなあと。
彼女は引退生命で「数字に表せるような結果は残せませんでしたが、大切なものはたくさん手に入れることができたと思っています。 」と述べています。
強がりでなく、本当にそうだったんでしょう。

アルビレックス新潟レディースU-18のゴールキーパーコーチに就任した小金丸幸恵
ガールズ、ことアルビレックス新潟レディースU-18が発足して13シーズン目を迎えますが、専属のGKコーチを置くのは史上初の人事。
このへん、中野幸夫代表取締役社長の力の入れようもあったのでしょうが、大変にありがたいコーチ配置。
アルビレックス新潟レディース元選手の轟奈津子が、今はセレッソ大阪堺レディースコーチですが、彼女が引退して4シーズンの間、アルビレックス新潟レディースと兼任でガールズの指導もしていました。
が、轟コーチ退任後はおらず、佐野監督がGKコーチの資格もあるので教えたりしていました。

でも小金丸がコーチを引き受けてくれたことで、佐野さんは斎藤友里コーチとフィールドプレイヤーの練習にこれまで以上に目が届き、和田涼花(りょうか)さんたちGKはこれまで以上に自分らの練習を見てくれる人間が現れたのです。
それもコーチが苦労人の小金丸となれば、人間力のある小金丸となれば、大いなる成長と技術向上が見込まれます。

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