なるべく早く 川又堅碁の得点

試合中に負傷してやむなく交代－
負傷明けで脚と体力が完璧な状態ではない－
2014Jリーグ第1・第2節のアルビレックス新潟FW川又堅碁は、一種災難に見舞われたようなものだから、無得点に終わっていることは致し方ないことです。
とはいえ、この不運が実に恨めしい。
あのケガが無ければ100％確実に決まっていた保証は無いけど、しかし、川又の得点が生まれる可能性が小さくならざるを得なかったの確かですから。

野球では、四番打者が決勝ホームランだとかを打つと、チームに確固たる勢いがつきます。
サッカーでは、それはエースストライカー。
FWの柱がゴールネットを揺らすと、サポーターをも巻き込んで、大きな唸りが生じ－
反対に、エースストライカーが音無しに陥ったら、停滞してしまう－
我々は経験則でそれを学習しています。

アルビレックス新潟がJ1リーグでトップ3に入るには、勢いが必要。
波に乗ることが肝要。
そうなるには、堅碁が得点をもぎ取るのが一番。
もちろん、鈴木武蔵や田中亜土夢が点を決めても盛り上がるけど、真打ちは背番号20番。

相手チームも彼にだけはゴールを許すまいと必死に防御しにかかるけど、それを打破して、なるべく早く川又による勝利弾を決めてもらいたい。