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「アルビレックス新潟」各チーム推し活動をできるだけ現場でしている都内在住サポーター

「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

国立霞ヶ丘競技場

2009年06月04日 02時00分00秒 | アルビレックス新潟
「そこ」へ行くには、JR総武線の千駄ヶ谷駅の改札を出て、信号に掴まらず早足で歩けば5分、ややゆっくり歩いて8分程度なんだよね。
同じく総武線の信濃町駅からだと、それぞれ10分と、13分程度。
地下鉄の東京メトロ銀座線の外苑前駅からならば、15分と18分くらい。

10年くらい前に開業した都営地下鉄の駅からだと1分も要しないんだけど、地下深くに造られた駅だから、プラットホームから地上出口に出るまで、エスカレーターを、或いは階段を登る、登る。

新宿駅からだとちょうど頃合良く電車が来れば15分足らず、130円で―
渋谷駅からだと、25分足らずの160円―
東京駅からだと、30分強の160円―
たったこの程度の時間とお金でそこに辿りつけられるんですよね。

「そこ」へ新潟県内から行くことを想定しようか。
JR新潟駅を起点にすれば、3時間で到着。
新幹線を指定席乗車としたとしても、1万円を切る値段で着いちゃう。
糸魚川駅を出発点にしたら、4時間弱の1万円で―
村上駅ならば、4時間強の1万2000円弱で―
両津港ならば、4時間半の1万6000円で―
着いてしまうような場所です、「そこ」は。

ちなみに、吾輩のアパートから、全て徒歩で行くとしたら3時間半くらいでしょうか。
自転車ならば、1時間も掛かるかどうか、といったところ。

しかーし、「そこ」は〝容易に〟行ける場所なのに、果てしなく遠いところでもある。
宇宙戦艦ヤマトは、放射能除去装置を貰い受けに行くため、光の速さで片道14万8000年もかかるような惑星まで旅をしたけど、果たしてアルビレックス新潟は「そこ」に辿り着くのに、幾年を費やせばいいのか?

東京都区内だと1000円も掛からず1時間程度で行けるような場所、新潟県内からでも半日と要さずに辿り着けるような場所へ、一体どれくらいの犠牲を払えばアルビレックス新潟は着くことが出来るのか?

あと1年、それとも5年、10年?30年?
吾輩が生きている間に、「そこ」へ行けるのか?

大学ラグビーの早明戦に、ラグビーとサッカーのインカレ決勝戦、U-18高円宮杯の準決勝etc.上京してからというもの、一体どれくらい、「そこ」にこれまで脚を運んできたでしょう?
つい先日も、矢野貴章の青いユニフォーム姿を観るために「そこ」へ行ったばかり。

だけど、愛するチームと共に闘うために、「そこ」へ行った試しがないというアイロニー。

「そこ」でアルビレックス新潟と共に戦えるとしたら、2005シーズンであったように、東京VかFC東京が「そこ」でうちら新潟との主催試合を行う以外に、道はないのか?

2005季のアウエーヴェルディ戦の際、見知らぬ間柄だったけど、隣り合わせになった方と、“リーグ戦の一環じゃなくて、近いうちにファイナリストとして、ここに来たいですよね”と会話を交わしたことがある。
果たして、そのとき我ら2人が強く抱いた願望は、叶えられる日が来るのだろうか??

「そこ」で優勝を懸けて、オレンジ色の選手たちと共に闘うことは、なんとも言えぬ高揚感に包まれます。
去年の12月末、アルビレックス新潟ジュニアユースの少年たちに「そこ」に連れてもらえたときの、何と幸せだったことか!!
残念ながらあの子達は負けてしまったけど、「そこ」で彼らを後押しできたことは誇りだし、お金では買えない贅沢な経験でしたよ。

そして同時に、“今度はトップチームの選手たちとここに来るんだ”という思いを強くしたんだよね……


お金と時間があれば簡単に辿り着ける場所だけど、でも日本サッカーの世界では容易に辿り着けないあの場所。
うちらは、いつ行けるんだ?
一体、あとどのくらいの艱難辛苦を舐めれば、行けるんだ??

今は「そこ」に行くどころか、12試合も連続して勝てない状況。
今季の金看板は攻撃力なのに、それが4試合で1得点、3試合連続零封されている有り様……


元々、7月15日と29日、9月2日は平日のナイトゲームなので応援しに行こうにも行けなかったわけだけど、9月6日と11月3日はどうやって過ごそうか?
あ〃 そんなことを考えるだけでも空しい……


あ〃広島への旅程をキャンセルしなくては。

トップチームとレディースチームの試合日程が被った場合、応援者の数が少ない方へ行くことを選択しているのだけど、「そこ」へ行きたいが為に、6月7日はその「自己ルール」を破りました。
駒場スタジアムじゃなく、ビックアーチ行きを選んで準備したというのに……
プラス、13日はラグビーの国際大会を観に行く計画を前々から立てていて、大分戦は欠場するから、その代わりと言っては変だけど、サンフレッチェ戦は2試合分の応援しようと心に期していたのだけど……

ダメです、ビックアーチへ行くモチベーションが湧いてきません。

広島ビックアーチは、アルビレックス新潟は一度も勝ったことがない競技場。
だから“ビックアーチでの勝てないジンクスを破るぞぉ”という別の「モチベーション」を掲げることも可能なんだけど、どうにもこうにも…

逆に、広島に行ったら、ぶつくさ文句を言いながら、コールもせずに、ただただ目の前の光景を観てしまう予感。
決して、アルビレックス新潟を見捨ててしまったわけじゃないけど、今の吾輩には時間が必要ですわ…
精神修養が足りず、「できていない人間」の吾輩には、辛すぎます。

とりあえず、6月7日は、アルビレックス新潟じゃない、違うアルビの試合を観戦して応援に行くことにします。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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雰囲気は震災時の国立柏戦 (いずある)
2009-06-04 12:21:56
なんだかMな気分。どんどん失点だけが増えていく。現場に行った気持ちとしては「まだ予選突破の望みはある」だったんだけど前半30分で萎えました。いや、キックオフ前にニット帽かぶった主力GKが選手入場口から姿現した時点かもしれないけれど。
後半の18000人の悲痛のGコールも空しく響き、試合前に警備員十数人が取り囲んでたビジターゾーンがヤな記憶として残りました。次は某狭量なクラブが0-7喰ったトコ。アルビはベストメンバーこそが唯一の選択肢なんだなぁと思う今日この頃。うち生え抜きとか育たないなぁ。
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>雰囲気は震災時の国立柏戦 (bartret555)
2009-06-04 19:51:18
いずあるさん、こんにちは。


>うち生え抜きとか育たないなぁ。

ご指摘されたことを考課してみたら、確かに。
大部分はシンガポールにいった挙句、戦力外。
藤井は草津に行ったし、河原は出向中。
亜土夢と中野も微妙。
今季は好調の勲も、芽が出るまで時間をかなり費やしているし。

生え抜きで「順調」なのは、北野くらいですかね。


よそのクラブが、生え抜きで選手を揃えて、強いのを考えら。
レッズも強奪クラブながら、芯の部分は山田暢や坪井など生え抜きですもんね。


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