VS横浜Fマリノス戦

今日、無理に有給休暇を取らされたけど、却って、助かったと思っている吾輩です。

だって、昨日、横浜Fマリノスにあんな負け方をした現場に居合わせたら、
今日、満足に働ける精神状態じゃ、ありませんでしたよ
(￣◇￣

ああ、今日の有給に感謝（でも、本当は8月23日に取りたかったんですけど、諸般の関係で、本日になっちゃいました）

さて、悔しいけど、昨日の試合を振り返ってみますわ。

アルビのスタメンは、出場停止の中野の代わりが喜多で、脚の状態が思わしくないファビがお休みして宮沢が代わりに先発。
それ以外の9選手は、不動のメンバー。
でも、この試合、アルビのサポの耳目を集めたのは、スターティングイレブンではなく、控えにいました。

船越が！

あの船越優蔵が！

ベンチ入りしたんです

17時くらいだったかな、急にアウエーゴール側が騒がしくなりました。
皆の目線の先にいるのは、

そう、船越

ピッチの状態の確かめるために姿を現したんですね。
新潟のメディアが、Fマリノス戦に船越がベンチ入りするだろうと報じていてたので、あちこちから

“今日、船越―
”船越がね―”

なんて声が、それまで飛んでいました。
だから、もう、メディアが報じたとおりに、彼がいたんで、ゴール裏のボルテージ最高潮ですよ。
出場メンバーをアナウンスするときも、船越の名前が呼ばれたときが一番、歓声が大きかったですね。
アルビサポは、みんなそれだけ、船越の復活を喜んでいるってわけですよ。

吾輩も、サテライトや練習試合に船越が出場しているのは知っていたけど、こうしてリーグ戦の舞台に戻って来られた姿を拝めて、ホント、嬉しく嬉しくて仕方なかったです＼(＾▽＾)／


そうそう、ガンバ大阪からレンタル移籍してきた松下もベンチ入りメンバーでしたね。彼の姿を試合前アップのとき、初めて確認しました。
福岡ソフトバンクホークスの王監督に似ているので、ニックネームが「ワンちゃん」とのことだけど、あんま、似ているようには感じなかったなあ。
オペラグラス越しで、見たせいかな。
もっと間近で、松下のお顔をチェックしたかったな。


さあ、今日は船越の途中投入はあるのか、あるとしたらいつなのか、そんな空気というか期待感がアウエーゴール裏に渦巻く中、19時4分、キックオフの笛がなりました。

さて、相対するFマリノスだけど、ディフェンスラインは3バックで臨んできました。
実は吾輩、メンバー発表のアナウンスの時、FマリノスのスタメンDFが3名だったんで、嫌な予感がしてたんですよね。
というのも、今季のアルビって、4バックのチームには相性が良く、反対に3バックのチームには負けたり、苦戦する傾向があるんですよね（と吾輩は感じているんですけど）
ここ最近のFマリノスは４バックだったので、吾輩はアルビ有利な守備陣形だな、と思ってたんだけど…。
それが3バックでしょ。
中澤が不在だけど、なかなか点は取れないだろうな、と感じました。
（で、事実、吾輩の悪い予感は当たってしまうのですけど）

それとFマリノスのFWが、坂田というのも驚きましたよ。
腰を悪くしてずっと休んでた山瀬のスタメンは読めたけど、坂田が先発とはね。
FWは久保か、大島か、思い切ってハーフナーマイク？なんて予想してましたもん。
それが久保と大島はベンチで、ハーフナーマイクはベンチ入りすらしてないし。
岡田監督が、非公開練習をしていたのは、山瀬や坂田の復帰を悟られないためでもあったのでしょうか。

でもって、その坂田に前半開始早々から、シュートを浴びせられますよ。
坂田のシュートなんて、ネットを揺すって不思議じゃなかったですからね。
その後も、マグロンとか山瀬とかに次々と襲い掛かられて、シュートの雨アラレ状態。
吾輩、デジャヴを観ているのかと思いましたよ。
昨年4月2日、日産スタジアムで行われたFマリノス戦でも、似たような感じでしたから。
あの試合、確か開始1分も経過しないうちに、大島に得点を許し、また5分も過ぎないうちに元アルビの大橋にゴールを許すという展開でしたからね。
ただ、去年と違っていたのは、Fマリノスのシュートを北野がスーパーセーブで防ぎまくり、ゴールラインを割らせなかったこと。
それとゴールバーに当たるなどの運もあったことですかな。

とはいえ、前半15分くらいまでは1～2分毎に、大ピンチの場面を迎えて、もう心臓に悪いったら、ありゃしない
得点を許すのは、時間の問題だと思ったくらいです。
それでも前半20分くらいになって、ようやくアルビもボールキープできるようになったんだけど、シュートまでは、もっていけません。

まあ、なんとか前半はこのままで終えて、後半勝負だと思った矢先、悲劇が
ドゥトラの打ったシュートが、たぶん寺川だと思うんだけど、寺川の出した脚に当たり、コースが変わって、ゴールに吸い込まれ
もし寺川の脚に当たらなかったら、北野が防げていたか、というとそれは分かりませんが、当たらなかったらかなりの確率で北野がセーブしていたでしょうね。
とにかく、不運な形で、Fマリノスに先生を許しました、それも前半終了間際という、点を与えてはいけない時間帯に。

ちなみに、今年のアルビ、
リーグ戦では先制されると逆転できません。
高確率で、敗北します。

そして後半開始。
アルビは後半頭から、宮沢を下げて、松下を投入。
ところが、後半4分、またもや失点。
後半開始間もなくってのは、点が入りやすい時間帯で、十二分に気をつけなければならないのに、岡田監督の愛弟子とも言うべき山瀬に、2点目を決められちゃった
今季のアルビ、2点差をつけられると、引き分けにすら出来ません。
もう絶望的状況
llllll(-_-;)llllll

アルビサポの多くも、そういうデータを知ってるのか、或いは感じているのか、2失点目を浴び、テンションが下がります。
でも、勝利を諦めるわけにはいきませんよ。
必死に応援するサポを盛り上げる契機が、後半31分、訪れました。
矢野を引っ込めて、船越が登場です。

すかさず、「ジンギスカン」のメロディに乗って、♪ふ・な・こ・し　　お・お・あ・ば・れ～♪の大合唱

その船越ですが、練習試合などに出ているとはいえ、まだ本調子でない様子。
仕方ないか。
とはいえ、随所に、彼らしさ溢れるヘディングの強さを出していました。
そして、もうタイムアップかという時に迎えた、
あのゴール前の絶好機になぁ～<(T◇T)>
あれ入れてたら、負けた事実は重いけど、アルビサポの足取りも少しは軽くなっていたのに

船越の復活弾、しばらく持ち越しですな。


ところでこのゲーム、アルビのMVPは、間違いなく北野です。
異論あるアルビサポはいないでしょう。
SGGK若林源三君並みのスーパーセーブがなかったら、0対6とかの大敗でも不思議じゃなった。
総失点を少しでも抑えた北野に拍手。
あと、評価できるのは、慶治と三田と慎吾かな。
とは言うものの、この3選手も及第点で、他の選手のパフォーマンスは低調。
なにより、気持ちで負けていたような気がします。

Fマリノスは、このゲーム、監督の進退問題が懸かった大一番で、死に物狂いで向かってくることは、想定できたはず。
だから、こちらも3連敗は絶対ゴメンだぜ、というFマリノスに負けない気迫で臨むべきなのに、とてもそうは見えなかった。

それとも、ホームのビッグスワンじゃなきゃ、ぬるい気迫しかでないんでしょうか？

鹿島アントラーズのアウトゥオリ監督が、アルビのサッカーを絶賛してたけど、あれは、たまたまだったんですかいな？



それと攻撃陣が心配、と言うか、どうにかならんのかヾ(。｀Д´。)ノ

3試合連続無得点というのは、重症ですよ。
矢野の走りは認めるけど、ここは矢野の疲労を取る意味でも、またFWのチーム内スタメン争いを活性化させる意味でも、矢野を先発落ちさせて、船越・中原・幸聖・河原をスタメンにさせる等、メンバーをいじるのも良いのでは。
結果、矢野はスタメン落ちした悔しさがバネになって成長するだろうし、ベンチからサッカーを勉強させるのも手ではないかと、吾輩はそう考えます。


さ、約2週間、リーグ戦は小休止に入ります。
この期間を有効活用して、8月12日からは、バリバリ、勝ち点を稼いでくださいませ