村上市のお殿様「青天を衝け」に登場

越後村上藩を統治した内藤家は、現在の愛知県東部を出自とする譜代大名。
初代藩主は大阪城代を務め、第6代藩主は京都所司代・寺社奉行を歴任。
そして第7代藩主の信親は寺社奉行、大坂城代、京都所司代、老中に任じられました。

なお、信親は後年「信思(のぶもと)」に改名。

井伊直弼や安藤信正、板倉勝静に久世広周、阿部正弘といった幕閣と比べて知名度は大きく劣りますが、幕末期の有力政治家でした。
NHK大河ドラマ「青天を衝け」第2回『栄一、踊る』に、内藤信親が登場しました。
演じるのは唐沢龍之介さん、唐沢さんには失礼ですが、この方も知名度は高くない俳優です。

幕末を舞台にした大河ドラマは数あれど、内藤信親が登場するのは「徳川慶喜」に次いで2作目。

信親が老中職にあった期間は10年。
「青天を衝け」でこの後、何回現れるのか？