触発されるアルビレックス新潟の選手たち

ものに触れて爆発・発動すること。
（それがきっかけとなって）急に衝動・感情などを誘発すること。
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2021明治安田生命J2リーグ第15節の際も同じ感覚、同じ思いを抱いたのですが、同第23節もゲーム中、応援している間ずっと、充実していました。
こういう試合ばかりだったらいい、これぞ昇格争い、という満足感に近いもの。

結果は、前回は敗戦、今回は勝利できず、と、とても満足には程遠いんですが、試合中はそうでした。

バチバチせざるを得ない戦況で迎える闘いは良い。
力の差が接近している同士が、がちがち遣り合うのは応援のし甲斐が高まる。

第23節、京都サンガFCのプレス強度は、横浜F・マリノスには劣るかもしれないけど、非常に鋭いものでした。
プレスに限らず、争奪戦に、懸命に足を伸ばしたパスカット。
それが災いしてイエローカード4枚出る始末ではあったけど。

面白いのは、アルビレックス新潟の選手たちも時間の経過とともに、防衛力が研ぎ澄まされていった点。
京都ほどのプレスにはいかないものの、シュートブロックはどれもお見事。
このシュートブロックは、千葉和彦と舞行龍ジェームズのは特に、今シーズンの新潟ディフェンスの特徴ではありますが、今季屈指の”身体を張った〟類のものだったと評価。

新潟の選手がパスカットする回数も、京都につられるように見られるようになり。
それと争奪戦。
京都も必死、新潟も懸命、だから火花散る攻防戦が展開。
そこを福田や高が制して、攻勢に転じる様は、熱くなります。

新潟、京都、そしてジュビロ磐田は、いま2021明治安田生命J1リーグを戦っても、十分に伍していけるでしょう。
換言すれば、J1に昇格れば、京都戦のようなゲームに立ち会える、応援できる機会が、J2の今より増えるのは必定。
こんなこと改めて書くことじゃありませんが、やっぱり当然のことながら、競技水準の高い場所で、愛するチームが戦うのが一番。
J2はJ2でみな一生懸命だし、簡単には勝てないステージではあるけど、そういうのを鑑みても、J1が最善だ。