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本間至恩 反則を意に介さない強さ その上での精密絶妙なスルーパス!! そして池内レフェリーの秀逸判定!

2021年05月03日 06時00分00秒 | アルビレックス新潟
毎日毎日進化を遂げているアルビレックス新潟の背番号10番。
拙は、彼が中学1年生当時から観続けていますが、本間至恩の成長は「天井知らず」の様相。

2021明治安田生命J2リーグ第11節で谷口海斗が叩き込んだ追加ゴール。
谷口のカットイン、それに右脚強振の賜物なれど、本間の「剛」と「柔」があってこそ、海斗の得点が生まれたのであって。
両者の共作でした、あれは。

いや、池内明彦主審を加えた3人による共作ゴールと書いていい。
レフェリーは中立の立場だから、「池内主審も関与していた」だなんて不適当ではあるんですがね。

千葉和彦から縦パスが来る前段階で、ターンしてドリブルする腹積もりをしていた本間至恩。
彼を監視していた小林祐介は、それに反応できず、思わず腕を引っ張ってでも止めようとするー
が、新潟市東区出身・育ちのその選手は、〝安易に〟倒れない。
高橋壱晟が、小林の助太刀に入るも、これも至恩はかわしー
プレスバックに掛かった櫻川ソロモンをも難なくあしらい、もうここしかないという精緻なスルーパスを送る!

ヨーロッパでは、ファールを受けても倒れず、プレーし続けてチャンスを作る、もしくはチャンスを決める選手というのが高く評価されるそうな。
高橋陽一先生も、大空翼にそんな強靭なサッカー選手像を反映させています。
至恩は、あそこで小林に腕を掴まれたときに倒れてもよかったんです。
「よかった」は語弊があるか。
倒れても構わなかったし、倒されても致し方なかった。
けど至恩に、そんな選択肢は端から用意されてなかった。

彼にはどうしても「柔」の印象があるし、事実そうでした。
でも「剛」の要素が増していき、剛柔兼備の怖い選手になりつつあることを示しました。

見逃してはならないのが、池内レフェリーの裁定。
アドバンテージを取ってくれて、「プレーオン」!
日本サッカー協会審判委員会は、日本人選手に逞しさを身に付けてもらうという協会強化方針も勘案して、反則には杓子定規で笛を吹いていた風潮を改めました。
接触プレーに対する判定基準を改定した次第
一昔前だったら、至恩がスルーパスを蹴る前に、笛が吹かれたかもしれない。
それは決して判定ミスではありませんが、あそこでもしプレーを止めて、FKで再開させていたら、谷口の2点目が生まれていたかどうか?
おそらく追加点は無かった。

池内さんに毛頭アルビレックスに肩入れする考えはありませんが、それでも感謝したいし、賞賛を送ります。
3者の共作ゴールを、儂は認知症にも出ならない限り、記憶に刻み続けます。

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