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「人生は、のんびり・楽しく・楽をして」

☆小樽を周って来ました(観光編1日目-その1)2005.7月

2005-07-08 | ★国内(北海道)
今回の小樽行きは少し前に思い立って決めた事なので、特に何もせずに”食べて寝て”と小田原と同じようにする予定でした。が、前日に小樽の情報をネットで見ていたところ、個人タクシーの方のHPを見つけ、小樽周辺の写真を拝見しているうちに、自分も行ってみたくなり、その場で予約可能か・コース・料金の問い合わせメールを送信してしまいました。HPを通して(お写真も掲載されています)、その運転手さんにお願いしたら楽しめそうな気になってしまったのです。

その夜には予約可能のお返事があり、調べたばかりの一応行きたい所候補をお伝えして、待ち合わせの時間と場所をお約束しました。

最近は夫婦してとても体調が良いせいか、ヒルトン小樽で美味しいお寿司などのランチ後に、待ち合わせのフロント前で”観光を楽しみにして”待っているなどと、以前では考えられない状況でした。数日前までは、ホテルから1歩も出ないかもしれないわ、と思っていたのです。本当に元気な中年夫婦になってしまいました。(笑)
※ですが、自分の足で歩く観光をしようとしないところは、やはり怠け物の本質は変わっていないのかもしれませんね。(笑)

中心地の北一硝子やオルゴール館等は既に行ったことがあるので、省いていただいて、せっかくなので景色の良いところを中心に廻って貰いました。入り口まで連れて行ってもらって、そこで好きな時間だけ見物して、また次へ連れて行って貰うと言うのは、何とも楽チンで良かったです。以前に行っていないところを見て廻れて、地元の方ですので地理や歴史・観光地の説明をしてくださるので、とても楽しかったです。

《タクシー貸切(14:00-18:30 14,000円)》
※基本は小樽市内で1時間4,500円だそうですが、ご相談出来るそうです。

◎小樽中心地(通過)

道指定有形文化財 木造五百羅漢像

  

坂の上の住宅街に何気なくあるお寺らしくないところですが、私は全く知りませんでしたが、北海道の有形文化財だそうで、拝観無料でした。入って直ぐの所に色々な表情・姿態の木像がたくさん納められています、自分に似た像が必ずあると教えていただきましたが、見つけられませんでした。古い物は平安時代に作られたそうで、京都のお地蔵様のような物ではなく、リアルな表情の木造でした。

◎カトリック協会(バザー中、外観のみ)

日本銀行旧小樽支店 金融資料館

    

ここは日本銀行旧小樽支店の建物で入場無料です。当時のカウンターはそのまま残っていて、銀行内部の事務所部分に資料が展示されていました。奥にはケースの中に廃棄紙幣1億円分・裁断前の新券の弐千円札・両側から手を入れて1億円の重さを体験できる物などがあり、現金の保管場所には一括り40億円がいくつも並んでいて『オーシャンズ11』を思い出しました。(笑)

山田酒造 試飲&買い物

主人は日本酒を少し飲むのが好きなので、国内で旅行へいくと、その土地の色々なお酒の720ml瓶を買ってきます。今回の山田酒造では、しぼりたての”ふなくち酒”が美味しかったので、これを2本と、他は結婚のお祝いや夫婦円満に縁起の良さそうな”結(むすび)”と”縁(えにし)”など数本購入し送りました。”小樽”と言うものがアルコール度は強くてお値段が手頃なので、たくさん飲まれるお酒に強い方には向いているかもしれません。(笑)
※”ふなくち酒”は要冷蔵で賞味期間が短いので、たくさん飲めない我が家では、ネットで注文できるのが嬉しいです。

   

にしん御殿 小樽 貴賓館(旧 青山別邸)

鰊で富を築いた青山家の別邸ですが、現在の持ち主は青山家では無いそうです。大正時代に作られた物ですが、建築に際して中心になったのが17歳の娘さんだと言うのには驚きました。派手なわけではありませんが、各所に贅を尽くされていて、特に各所の廊下は春慶塗(漆塗り)で、その上を実際に歩けるなんて機会はなかなか無いのではないでしょうか。春慶塗のお盆ですら、大事に取り扱われますよね。(笑)

   

螺鈿などの綺麗な飾り棚(箪笥?)や素晴らしい細工の欄間にはため息ものでした。民家では珍しい鴬張りの廊下があったりで、大正時代に民間人がこれだけの物を作るには、どれだけの費用がかかり、またどれだけ鰊漁が利益を上げたかが解るような気がしました。
※聞いたところによると、網元さんの年収は現在の25億円を超えていたらしいです。

   

母屋の屋内は写真が写せないのですが、入って直ぐのホールの天井に書かれた花の絵は撮影OKでした。これは、北海道内の日本画家の皆さんが1枚づつ書かれたそうで、天井の並び通りに作者の方々の名前を書いた物が置いてありました。昨年行った福井県の永平寺の天井画のようでした(永平寺は動物画で歴史のある貴重な物です)。こちらは殆どがお花でしたが、金地に書かれていてとても綺麗でした。全部見たくて、ずっと上を見上げながら移動していたら眩暈がして倒れそうになりました。(笑)

《観光編-その2へ続きます》 


※運転手の山崎さんは、ネットから感じられた通りの方で、気さくで直ぐに馴染める方でした(笑)。押し付けがましくもないですし、こちらのペースに合わせて行動してもらえて、何とも気持ちの良い観光が出来ました。

今回は時間とおおよその行き先を告げて料金を決めていただきましたが、通常料金よりはかなりオマケして頂けました。ただし、これは時と場合によるでしょうから、お確かめ下さい。

もちろん、通常のタクシーとしてもお願いできます。

【小樽観光個人タクシー・山崎晃平さん】
Eメール    :eti.007@poem.ocn.ne.jp
自宅電話・FAX:0134-52-1831
携帯電話    :090-2877-1853
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6 コメント

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観光もいろいろされたのですね (もみ)
2005-07-09 08:26:45
こんにちは.

1泊のご旅行にもかかわらず,観光もいろいろとされてアクティブなご旅行だったのですね.

やはり小田原でのリフレシュが効果的なのでしょうね.



お恥ずかしい事に我が家は小樽でダラダラ過ごす事が多いので,上記の観光スポットに一度も行った事がありません.

ご報告を拝見していて小樽にはまだまだ見どころがたくさんあるんだなーという事が良く分かりました.

特に「にしん御殿」は同名のお酒が気に入っているので(笑)是非行きたいと思っておりました.

次回の小樽旅行は未定ですが,是非,参考にさせていただきたいと思っております.



観光編(その2)も引き続き楽しみにしています.
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自分でも意外な位に行動してしまいました (SATO)
2005-07-09 21:25:11
もみさんご夫妻は美味しい物を食べて、おいしいお酒を飲んで、お忙しい日頃の疲れを癒す為に小樽へ行かれるのですから、観光は無用でしょう。



我が家もこのところ、小田原でのぐうたらが身についているので、小樽でも同じようになると思っていたのですが、どうした加減か、すっかり観光客になってしまいました。(笑)



車で移動なので全く疲れずに、色々とまわれました。ただ、次回はそう見たい所もなくなるでしょうね。そうなれば、ひたすら食べ捲くるのみです。(笑)





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行ってみたい (まのあ)
2005-07-10 13:13:55
SATOさん、こんにちは。



美味しいものもたくさん食べて観光もいっぱいして満喫したみたいですね。羨ましい限りです。

私は小樽は1回日帰りで行っただけなので、みなさんのお話でお勉強して今度行きたいです。

その中でも日本銀行旧小樽支店と石原裕次郎記念館は絶対行きたいと思っています。(成金趣味ではないですよ 爆)タクシー観光だとラクちんでいいですね。私達も電車やバスで廻るのが苦手でレンタカーとか借りちゃいそうです。



次回は食べまくるのですね(笑)それはそれは楽しみです!!
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お若い”裕ちゃん”ファンですね (SATO)
2005-07-10 13:30:18
まのあさん、

莊なんです、意外と面白かったのが金融資料館でした。自分の物でもないのに、40億円の束がいくつもあるのは興奮します。(笑)



1億円の重さを実感できる機会もなかなかないですよね。



本当に楽に色々見られました、タクシー利用は正解でした。私は運転したくないし(ペーパーゴールド免許所持者!)、主人は試飲やランチに飲めて、喜んでいましたから。



我夫婦のモットーが『のんびり・楽しく・楽(らく)をして』ですから。

※これに『美味しい物を腹一杯』が必然的に付いてます。(笑)
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よかったですね~ (miwako)
2005-07-13 20:33:59
絢爛豪華な青山別邸よかったでしょう~

私は今から9年前に行ってきましたがその後改築をしているようなのでもう一度行ってみたいと思っています~



日銀もなかなか観れないお札の束に感動しましたか?

私は以前、仕事でよく目にしていましたが・・

今思うと・・お金をお金と思わないで仕事していたような・・・・(^_-)

実はお金に使われていたのですが・・

なので楽しいお金の使い方をしたいと思っています~♪(笑)

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1束欲しかったです (SATO)
2005-07-14 06:05:50
miwakoさん、

お金もあれだけあると本当に”ただの紙”に思えますね。庶民に実感できるのは精々1束(100万円)です。(笑)



青山別邸は生活感のある所ですね、今でも何方かが住まわれているように感じる位に手入れがされていました。(春慶塗の廊下など、ピッカピカでした)
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