紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

電車で読書??

2006-08-08 23:00:05 | おでかけ
 昨日と今日の二日連続、JRで宝塚に行った。宝塚まで2往復。Kちゃんの友達がそこに住んでいるので、彼女のみ一泊どまりで遊びに行ったのだ。私はJR宝塚駅までの送迎のみ。もう一足のばせば神戸へ出られるのに。むなしい。

 しかし予想以上に「夏休み支出」があったり、ガソリン値上げがあったりして現在私名義の通帳がついに三桁の数字に突入した家計を考えると、遊興できる立場ではない。時間的にも、きつきつだったし。次回の機会を虎視眈々と伺う事にする。とほほ。

 それでも二日も電車で往復3時間過ごせるということは、読書の時間が確保されるということでもあり、実はそれだけでもなかなか楽しみだった。ところが、である。予想は見事に覆った。二日で計6時間の読書タイムはほぼ2時間に削減された。なぜか。

 日頃の疲労と電車の心地よい揺れ具合が相乗効果をあげ、「いつでもどこでも短時間爆睡」という私の数少ない特技が発揮されてしまったのである。しかも短時間じゃなかったしー。

 持って行った本がつまらなかった訳でもない。昨日は内田樹さんの『子どもは判ってくれない』(文春文庫)。7月からちょびちょび読んでいるが、橋本治さんの評論を初めて読んだときの感激を思い出した。なんて明解なんでしょう! 頭の中は「!」マークのオン・パレード。 

 私がこれを読む前に夫に貸してあげたらやはり「なかなか面白かった。明解な人やね」と珍しくお褒めの言葉と私と同意見の感想をいただく。彼は出張の往復の新幹線のなかで、ぱぱっと読了した。うーん。

 今日持って行ったのは「私は『蟻の兵隊』だった」(奥村和一・酒井誠/ 著 岩波ジュニア新書)。奥村さんの深い教養と感性に驚嘆する。読みどころはあまたある。おいおい寝てる場合じゃないだろー。

 しかしそれほどの2冊をもってしても、私の睡魔を妨げる事はできなかったのだ。嗚呼。

 宝塚駅の構内の橋を渡るとき、境港の観光ャXターを発見した。境港はどんどん水木しげるワールドと化しているんだなー。『鬼太郎列車』以外に『ねこ娘列車』『ねずみ男列車』ができたとか。『ねずみ男列車』・・・乗りたいような、乗りたくないような。


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