ユーロ・ロック・プレス Vol.53にレビューが載りました。
「フルートを活かした叙情派」
フロント・カヴァーとサウンドだけに集中すれば、まず日本のバンドとは想像も付かないだろうフルートをフィーチャーした5ピース・シンフォ・バンドの2作目。曲はASLAN(YESのカヴァー・バンド)の米倉竜司(キーボード)、それにフルート(※ギターの間違い)奏者の米田克己が書いている。ゲストで女性ヴォーカルが1曲参加しているほかは、すべてインストで、1曲目のみ多少ジャズ・ロック色があるが、2曲目以降は、まさにGOTICを思わせる叙情的で、メロディアスな音風景が展開する。アグレッシヴさはなく、表情豊かなフルートとアナログ音色のキーボードを中心に欧州への憧憬を感じさせる素晴らしい音である。(宮坂聖一)
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