通算16回目のライブは初の海外遠征、フランスのマルセイユで毎年5月に行われているヨーロッパ最大級のプログレ・フェス「Prog'Sud」の3日目に出演しました。
初の海外遠征ということで当初は色々不安がありましたが、初日、2日目でフェスの雰囲気をつかみつつスタッフと仲良くなり、当日は思いのほかリラックスして望むことが出来ました。
本番直前やや緊張の面持ちの我々を楽屋裏のスタッフが盛り上げてくれ気合が入ったところでステージに、トップなので客足が心配でしたが満員のお客さんが大拍手で迎えてくれました。そして1曲終わるごとに拍手喝采で否が応でも気持ちが盛り上がりました。予定のセットを終えはけると満場のアンコール、トップでしたがもう1曲演らせてもらい最後は全員舞台前に並んで挨拶、その後引っ込んでもまだ拍手は鳴り止みませんでしたが主催者EclatのAlainのMCで時間切れとなりました。温かく迎え盛り上げてくれたヨーロッパのお客さんのおかげでメンバー全員最高の気分でステージを終えることが出来ました。
そしてライブのハイライトはCol de L'Iseran(フランス語)のコーラスを観客に合唱してもらったこと。これはリハのときから用意周到に計画したのですが、大成功でした。結果より楽しんでもらえたのではないかと思います。この録音テイクをMySpaceにアップしましたので是非聴いて見て下さい。
・Set list
Awake ~ Nomad
Sirocco Chase
Col de L'Iseran
Aurora
L'Oiseau Bleu
~ Encore ~
Endeavour
その後はいろんなメディアの方に声をかけられたり、サイン攻めにあったり、CDやTシャツは予想以上の売れ行きでその後の反響も凄くとにかくびっくりでした。ユーロロック・サウンドを売りにやってきたので、本場ヨーロッパのお客さんに受け入れてもらえたのが何よりも嬉しかったことです。
その後2バンド目はイタリアのAlex Carpani Band。途中から元Le OrmeのヴォーカリストAldo Tagliapietraがゲストで登場しLe Orme往年の名曲を歌ってくれました。とても60代とは思えない美しい歌声に感動しました。
そしてその日のトリはフィンランドのFive Fifteen、リーダーのMikaのクレイジーなステージングと強烈な女性ヴォーカルで会場を圧倒、長い夜をパワフルに締めくくりました。
ちなみにその他の日も見所満載、世界各地の現在進行形プログレバンドと共演出来たことはすばらしい体験でした。1日目のトリはあのAlti&Mestieri、フリオ・キリコの超絶ドラムをかぶりつきで堪能しました。最終日のトリはGenesisのトリビュートで有名なイタリアのThe Watch、オリジナルを交えつつMusical BoxやIn The CageなどのGenesisの名曲を演奏、そして最後はSupper's Readyで大団円、大盛況のうちに全日程を無事終了しました。
下記リンクのフォトアルバムも是非ご覧ください!
写真アルバム1 (by passionprogressive.fr)
写真アルバム2 (by Etienne Scotty Fournier)