塩を売って緑を買う男・バンベンの日記

塩や重曹を売りながら内モンゴル・オルドスの砂漠緑化を進めるバンベンの奮闘記。商品についてはHP(バンベンで検索)まで!

「オルドスの風通信」4月号

2011-03-31 | Weblog
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◆『バンベンのオルドスの風』通信NO.8【2011年4月号】◆
URL:  http://www5f.biglobe.ne.jp/~ordos-banben
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*このメールは有限会社バンベン代表:坂本毅が名刺交換させていただいた方々にお出ししております。ご不要の方は banben11@krb.biglobe.ne.jpまでご連絡ください。

バンベンとつながりのある皆様
3月はイベントが少なかったこともあり、じっくり営業に回れました。飲食店へのモンゴル塩の売り込みやモンゴル塩を使った新商品の共同開発など少しずつですがビジネスが動いていくのが感じられます。
そして4月はオルドス植林の季節。今回は20名を超える日本人の方がオルドス・ウランダワ砂漠に集結。現地の人たちと木を植えながら交流を図ります。心配なのは天気。砂嵐にはならないようお祈りしている今日この頃です。
ということで今月もよろしくお願いします。
ご意見ご感想はこちらまで(banben11@krb.biglobe.ne.jp)お願いします。

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4月の予定
① 4月6日(水)~17日(日)中国出張に行きます。今回は北京・オルドス・アラシャン・神木・楡林などを回る予定です。その中の2つの行事をご紹介します。
(1)「北京和僑会一木会」でオルドス緑化事業についてお話します。
日時:4月7日(木)12:00~14:00
場所:北京市建外SOHOの「和一心」
内容:服部理事による起業家と投資家のビジネスマッチングの提案と有限会社バンベン
坂本社長にオルドス緑化事業について紹介をしていただきます。
植林活動資金になる内モンゴルの美味しい岩塩も同時に販売しますので奮ってご参加下さい。
詳しくは北京和僑会事務局にお問合せください。連絡先:info@bjwakyo.cn

(2)オルドス・ウランダワ砂漠日中共同植林
4月8日(金):16時、鄂托克旗林業賓館集合
16時:参加者自己紹介、事業説明、質疑応答など。
      夜:林業局主催歓迎会
4月9日(土):植林(終日)砂柳、楊柴などを2ヘクタールほどの砂丘に植林します。
夜:スージ村主催の宴会
4月10日(日):参加者解散
場所:オルドス市オトク旗ウランダワ砂漠(鄂尓多斯市  鄂托克旗 烏蘭打瓦沙漠)

②「アースデー関門」に出店します。
日時:4月23日(土)、24日(日)
場所:あるかぽーと下関
内容:地球環境を考える国際的イベントが関門エリアに初上陸!バンベンはモンゴル岩塩などの展示即売と24日午後からの講演を担当します。特に田川井上薫商店さんと共同開発したばかりの「ハーブソルト」の販売も行いますのでぜひお越しください。
詳しくはHP(http://earthday-kanmon.org/)をご覧ください。

③「イオンモール・ルクル」で展示即売会を行います。
日時:4月29日(金)、30日(土)
場所:「イオンモール・ルクル」1階ジャスコサービスカウンター付近
内容:バンベンの砂漠緑化支援商品の常設コーナーを置かせていただいているルクルさんの協力のもと、モンゴル岩塩等の展示即売会を行います。普段販売していないモンゴルの工芸品なども販売します。また今回は中小企業診断士3名のご支援もいただくので、一味違った工夫に富んだブースになると思います。ゴールデンウイークの前半、ぜひルクルまでお越しください。
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3月の報告
①3月4日(金):「里山のグローバル・マネジメント~地域と地球を豊かにする社会と経済の構築にむけて」に参加しました。
②3月10日(土):ロータリークラブ大分東で講演を行いました。
*詳しくはブログ「オルドス日記」(http://blog.goo.ne.jp/banben11)をご覧ください。
以上


星野村へ

2011-03-30 | Weblog
29日(火)

11時過ぎに出発。車で県道35号線をひたすら南下。いつの間にか桜はもう3分咲き。梅や菜の花もまだまだ咲いている。のどかな風景を見ながらのドライブ。

途中田主丸でちゃんぽんを食べて、後は山を越えるだけ。今回は前と違うルートを通ろうと県道70号線で山越え。

それは何十年も置き去りにされたようなボロボロの県道。道幅が細い、急な坂、頼りないガードレール、「路肩軟弱」の看板・・・。スリル満点。対向車がなかったので何とか頂上まで。

そこから尾根沿いの道を鷹取山まで。そこから下っていけば星野村、のはず・・・。しかし下っていくうちに方向感覚を失ってしまった。雨も降りだし、辺りが暗くなり、心細くなる。散々迷った挙句、なぜか上陽町に着いてしまった。でも集落にたどり着いただけでほっとした。7年前の大雑把な道路地図を頼りに冒険すると時々こういうことになる。

15時過ぎにやっと星野村へ。うちの塩を扱っていただいているM氏と打合せ。今回は星野村の特産物とモンゴルの塩のコラボができないか検討するためにやってきた。

まずはあれだろう、とその加工会社に行って話し合い。とりあえずサンプルを持ち帰っていろいろ試してみることにした。商品化するのは簡単だが、どう売り出していくか・・・。これから検討したい。

もう薄暗くなっている。帰りは52号線を通り、ゆっくり安全に帰った。
*写真は2010年10月に撮影したもの。

数字と戦った日々

2011-03-28 | Weblog
25日(金)

19日からの3連休は誰にも会わず、決算書作成に費やした。この期間を逃すと去年みたいにズルズル月末を迎え、確定申告の締め切りに間に合わなくなってしまう。今年間に合わなければ青色申告ができなくなる。

気持ちを奮い立たせ「数字との戦い」に挑む。経理関係のことは請求書以外ほとんど1年間ほったらかし。まずは領収書の整理。そして会計ソフトに数字を打ち込んでいく。売上や仕入れもどんどん打ちこんでいく。去年もやった作業なのでそう悩むことはないが、1年分なので膨大な時間がかかる。指が疲れる。目が疲れる。頭が痛くなる。21日の午後には何とか完成。

23日に決算書と消費税の計算書をプリントアウト。他の細かい書類は書き方が分からないので税務署で相談を受けて仕上げることにした。

午後から税務署へ。相談を受けながら進めていく。去年はただ言われたとおりに数字を埋めていったが、今年は少しだけその数字の意味が分かるようになってきた。しかし途中から雲行きが怪しくなってきた。どうやら去年の決算書からやり直さなければならない所が出てきてきょう提出ができなくなった。2時間以上粘ったが無念の持ち帰り出直しとなった。

25日午後、再び税務署へ今度こそリベンジ。今度はスムーズ。無事提出が終わり、消費税を払ってスッキリ。そしてバスで箱崎まで。県税事務所での申告。ここは10分あればOK。17時を回っていたが、無理を言って何とかその場で税を納めることができた。

年に一回の決算・確定申告で数字と格闘するのも悪くない。会社の状態が数字で見えてくる。会社の健康診断のようなもの。それぞれの数字に意味がある。うちの会社は設立から5年。数字だけみるとずっと生死の境を彷徨っている状態。今年こそは健全な状態に持っていきたい。

それにしても・・・。確定申告で言えば必要以上に複雑化されている部分もある。もっと簡素化されたら経理関係に使う膨大な時間や金を営業や開発に投入でき、経済活性化につながると思った。

筑豊の食とモンゴルの塩のコラボを考える

2011-03-25 | Weblog
24日(木)

8:30の電車に乗って折尾経由、飯塚まで。

10時に飯塚本町商店街にある近畿大学の学生さんが運営する「近大亭」へ。「黒糖蒸しパン」などの販売を通じ学生がソーシャルビジネスを学習し、地域おこしにも貢献しようというユニークなお店。

H先生と1時間ほど打合せ。4月からモンゴル岩塩を扱っていただけそうだ。その前にオルドス緑化事業について学生さんたちに理解してもらう講座を開くことになった。

昼食をはさんで今度は田川へ。

井上薫商店のI氏の案内で今度は田川地域の道の駅などを視察。田川地域の田園風景を見ながら車でぐるぐる回る。

まず添田町の道の駅。地元の農家の人たちの野菜や加工食品が並ぶ。ちょうど来ていた農家の方にモンゴル塩の良さをアピールすると漬物や梅干しに使ってみるということで早速ご注文。

次に大任町の道に駅へ。ここは最近できたばかり。1億円のトイレや温泉施設もあってなかなかのにぎわい。

次に香春町のほうへ。やや小規模だが、地元の加工者にこだわっての品揃え。

最後は赤村へ。農産物販売所とフェアトレードカフェ「クリキンディ」など。特徴のあるお店を精力的に回った。

日が暮れかかる頃、井上薫商店の工場に到着。施設を案内していただき、モンゴル塩を使った加工品開発について打合せ。早ければ4月のイベントでテスト販売ができそうだ。

最後は田川伊田駅近くの飲み屋で反省会。「田川の地産地消+αの部分にモンゴルの塩を使っていただくプロジェクト」について終電まで熱く語り合った。

「九州工業大学地域産学関連携シンポジウム」参加。

2011-03-24 | Weblog
22日(火)

午前中、事務所へ。3連休はひたすら数字との戦い。やっと決算書ができた。プリントアウトして、電車で小倉まで。

車内でおにぎりの昼食を食べて13時前に小倉着。ステーションホテルで行われた。「九州工業大学地域産学関連携シンポジウム」参加。

地場産業との産学連携の成功例や知財活用、安全保障管理など特徴のある取り組みなどの発表が続いた。

開始前や休憩時間には懐かしい方々と久々の懇談。

2009年9月から7ヶ月間九工大の産学連携センターにお世話になっていた。「産学連携展開プロデューサー」という仰々しい肩書きをいただいていたが、残念ながら根っからの私立文系タイプの僕が国立理系の大学で貢献できることは少なかった。

韓国・台湾出張を手配したり、出前講座などイベントのお手伝いをしたり・・・。何だか楽しい仕事だけさせてもらった感じがする。

あれから1年。九工大の産学連携は着実に進んでいる。

今後はバンベン事業も産学連携の仕組みを利用して飛躍したいところ。

塩や重曹などうちの商材と産学連携・・・。どう考えても結びつかったが、話を聞いているうちにいろいろアイデアが湧いてきた。

今年あたり1つ実現したい。