塩を売って緑を買う男・バンベンの日記

塩や重曹を売りながら内モンゴル・オルドスの砂漠緑化を進めるバンベンの奮闘記。商品についてはHP(バンベンで検索)まで!

イオンモール福岡ルクルで店頭販売

2011-01-31 | Weblog
29日(土)

8時前に家を出て事務所へ。商品を車に詰め込み一路イオンモール福岡ルクルまで。45分で着いた。

荷物の搬入。大きな台車をお借りできたので2回で終了。素早く陳列をして10時のオープンのころにはジャスコサービスカウンター前にワゴン4台を使ったバンベンのブースが完成。A3のポップや写真パネルでオルドス緑化事業もアピール。そして今回は少々恥ずかしかったが久々にモンゴルデールを着用。モンゴル色も醸し出す。

真ん前は資生堂やSKⅡの化粧品売り場。右側にはバレンタインの特設売り場。通路を挟んで僕のブースは異次元空間になっている。

これだけ気合を入れて臨んだが、売れない。そして緑化の話もできない。素通りされる。こうなるとモンゴルデールが余計恥ずかしい。

午後に入って興味を示すお客さんがチラホラ。しかし売上の波は起こせない。単発で終わってしまう。7時間トイレにも行かず食事もせず立ちっぱなしでひたすらブースに張り付いていたが結果が出ない。

唯一よかったのは屋内なので寒くなかったこと。何かが足りないそう思い続けて17時に終了。

帰る途中で食べたちゃんぽんは最高に美味かった。でもまた明日もある。気が重い。サッカーを見て気分転換して明日に備えたい。


「福津市商工会新春賀詞交歓会」に参加

2011-01-29 | Weblog
28日(金)

昼までゴロゴロ。午後から事務所で作業。土日にルクルで行う催事の準備。新しい商品も仕入れたのでいろいろ試してみたい。

16時に近くのサンピア福岡で行われた「福津市商工会新春賀詞交歓会」に参加。バンベンは福津市に拠点を置くがもともと縁もゆかりもなく、ただ福岡市と北九州市の間にある。海に近い、という理由でここに住むことになった。

福岡市や北九州市や他の町には取引先があるが、地元福津市にはなかった。この状況を何とかしたいと思い、去年、商工会に参加した。しかしこれまでのところこれと言ってメリットがない。この交歓会でつながりを作れればと思い参加したが、市長や議員やらなんだか場違いな雰囲気。

ここは自分の居場所ではない、そう思った。いつもならサクッと食べて飲んで帰っていたところだが、今年は粘り腰。とにかく5人と名刺交換しよう、と思い機械的に挨拶をして回る。

すると面白い人と巡り合ったり、新人の市議会議員さんの意気込みを聞いたり・・・。いい時間を過ごせた。以前と違い自分の仕事に自信がでてきたから誰とでも堂々と渡り合える。恥ずかしがらずに堂々と緑化の話をすると熱心に聞いていただける。

ノルマの5人との名刺交換を果たす頃にはすっかり上機嫌。ビジネスにつながるかわからないが、とにかくその場を楽しめたのがよかった。



ソーシャルビジネスを考える旅IN田川

2011-01-28 | Weblog
27日(木)

8時過ぎに出発。今日は電車で一路田川まで。10:08福津発の電車に乗って西小倉まで。そこから日田英彦山線に乗り換えて、のどかな田園風景や石灰石の採掘場。セメント工場などを見ながらしばし鉄道の旅。

11:40田川伊田に到着。けっこう時間がかかる。今日は県立大学で行われる「田川の観光を考えるシンポジウム」に参加する。まだ時間があるので駅からとぼとぼ歩き始める。伊田の商店街。やっぱりシャッターが閉まっているところが多い。

近くに炭鉱博物館があるということなので行ってみる。気温は低いが天気がよく風もないので気持ちよく歩ける。炭鉱時代の煙突や炭鉱住宅(復元)採掘の機械などを見学。日本の産業を支えてきた筑豊の繁栄を垣間見ることができた。

そこから20分ほど歩いて県立大学に着いた。13:30スタート。300人以上が集まっていた。炭鉱産業が消滅してから徐々に地盤沈下している田川地域を観光で盛り上げることはできないか、活発な議論が行われた。

歴史・文化・景観・食・・・。光るものはたくさんあるがそれをどう結び付けて、ストーリー性を持たせ、行きたいと思わせる仕組みを作るか。オルドス事業にとっても参考になるところ。

17時からはお待ちかねの懇親会。地元の美味しい料理を食べながら楽しく懇談。しかし僕にとってはここからが仕事。少し食べてお腹を落ち着かせると、ビール片手に営業。モンゴル岩塩とチラシを置かせてもらったので、そこに張り付いて積極的に名刺交換。

ラピュタファームのS氏が食品加工会社、道の駅運営会社、飲食店などをいろいろ紹介していただいたので、非常に効率的に営業ができた。塩の話、砂漠の話・・・。興味を持っていただいたので、後日、しっかりフォローして実際の取引につなげたい。

田川の地産地消+αの部分をモンゴルの塩やオルドス緑化事業が担えたら素晴らしいことだ。またまた夢が膨らむ。

帰りは旅のジャーナリストたちの車に同乗させていただき、博多まで。地域おこしの面白さと難しさについていろんなお話が聞けた。

これからも積極的に田川に関わっていこう。そしてこのつながりをしっかりと成果に結び付けていきたい。



モンゴリアンナイトINモンゴルの城

2011-01-27 | Weblog
23日(日)

前のブログの続き・・・。

盛りだくさんの宮崎の旅を終え、フラフラだがもう一つ大事なイベントが・・・。福岡に住むモンゴル人が年に1度集まる「モンゴリアンナイト」。今年は70名ほど集まった。

19時過ぎ僕が行った時ちょうどイベントスタート。去年は言われた通り17時半に行ったら誰もいない、食事も飲みのものないという状態だった。今回はモンゴルタイムがちょうどハマった。

店の前に火をおこし、火祭の儀式が始まる。旧正月の前夜火の神様をお迎えするモンゴルの伝統を再現したもの。それが終わると巨大ゲルの中に入ってまずは食事。

程よく食べたところで演奏会。まずドランさんの馬頭琴と1オクターブ低い音が出るN氏手作りの巨大馬頭琴の共演。これは新鮮。もう少し完成度を上げたらあっちこっちで演奏依頼が来そうだ。

続いてタイの民族ダンス。モンゴルゲルの中で見るとこれもまた新鮮。その後、四胡&ホーミー、中国琵琶など、芸達者が次々と登場。いいものを見せてもらった。

だんだん調子が出てきた。疲れていたので早めに帰ろうと思ったが、気がつけば0:12の特急きらめき。一人だったのでビールもなし。寝過ごさないようにそれだけを考えて福間まで。

0:30帰宅。ビールを飲みながらこの嵐のような1週間を反芻。今年はいよいよオルドスの風が吹き始めそうだ。

「ソーシャルビジネスを考える旅IN宮崎」その3

2011-01-26 | Weblog
23日(日)
前のブログの続き・・・

12時前に解散。13時から協同ファームのH氏とアポを取っていた。時間があるのでS氏と川南漁港へ。のどかな風景。玄界灘とは違い一直線の海岸線。そして穏やかな太平洋の海。しばらくボッと景色を楽しんだ。

その後ホテルに戻って昼食。10分あったら行けるだろうと思っていた。ホテルの人に道順を聞いて出発。しかし1本曲がる道を間違えたらしく、いつまで経ってもたどり着かない。なぜか交番にたどり着いた。そこでお巡りさんに道を聞く。しかしそこにある地図が大雑把なものと細かすぎるものしかなく、なかなかわからない。H氏に電話で2度確認して13時半にやっとたどり着いた。

入口の検問所のようなところでH氏が待っていた。まず靴を履き替えて消毒して車も食毒して・・・。ウイルス侵入を防ぐために管理を徹底している。

ここはもともと丁寧に豚を育て去年から「まるみ豚」というブランドで肉やハンバーグを売り出していた。冷凍車も買って今から宮崎を車で回って売りまくろう、としていた矢先の口蹄疫。丹精をかけて育てた豚がバタバタ倒れていく。そして殺処分。空っぽになった飼育施設・・・。

だけどあきらめない。ピンチをチャンスに。またゼロから始めるということを逆手にとってウイルスを徹底除去する施設・対策を講じたうえで今年から養豚を再会。4月には念願の子豚が生まれるとのこと。昨年、福岡でこの話を聞いてたいへん感銘を受けた。

そしてこちらもチャンスだと思った。もしこの段階でうちのNS乳酸菌家畜用を使ってもらえれば通常の育て方と比較することができる。サンプルと資料を見せながら特徴と使い方を説明。4月に子供が生まれたら10頭にうちの乳酸菌を使い、比較試験をしていただけることになった。もし目に見える効果があれば宮崎の畜産業の復興に貢献できるし、商品の宣伝効果も絶大だ。今後の展開が楽しみだ。


14時過ぎに協同ファームを出て一路福岡まで。S氏の安全運転のもと、19時前に福岡大橋へ。ここで降ろしてもらった。今回車を用意していただいたS氏に感謝。そして僕はモンゴル料理レストラン「モンゴルの城」へ。(続く)