無菌室育ち2

思いついたことを思いついたときに。

メモリーツリー

2005年04月07日 19時06分05秒 | 生物関連雑学
もともとは、英国頭脳協会会長 トニー・ブザンが提唱する,新しいノート記述法らしい。
「メモリーツリー」として漫画「ドラゴン桜」紹介され、広まっている。

マインド・マップ、という手法で
■書き方(描き方)

1 1枚の紙の中心にテーマ を書く。
2 関連のある情報・アイデアの枝を伸ばしてゆく。(絵も描くと効果的)
3 放射状に次々に描いてゆく。

これは、

■誕生までの経緯

 従来のノートには,欠点があった。

1 キーワードが不明瞭
 キーワードが分散して,目立たない。

2 記憶が抑制される
 単調なノートは,頭脳が興味を示さない。

3 時間の浪費
 不必要な記述が多く,読み書きに時間がかかる。

4 創造的思考を抑制する
 直線的なノートは情報が連結しにくいため,アイデアが広がりにくい。

 そこで,ダ・ヴィンチ,アインシュタイン,エジソンなど,天才たちのノートを研究した。その共通点として,

1 多次元性
 言葉,シンボル,数,イメージ,関連付けなどなど。

2 全体のイメージ
 全体像が一目で把握できる。

3 放射状に拡大・拡張
 思考の拡大・拡張の過程が見てわかる。

 研究の結果,これからのノートのあるべき姿として

1 一目で全体が見える
2 関連付けがわかりやすい
3 強調すべきポイントがはっきりしている

 その実現策として

1 脳細胞のように放射状に伸ばす
2 頭脳の地図を描く
3 脳の仕組を最大限に生かす

 このような過程を経てマインド・マップは誕生した。
 右脳と左脳が常に連携をとった,理想的な記述方法だ。

■利用方法

 マインド・マップは講義や会議のノートだけでなく多岐に応用されている。

 企画の発案・スケジュール管理はもちろん,製造マニュアル・社員教育用マニュアルまで。
 数十ページにわたる内容のものも,1枚のマインド・マップで記述できる。

■まとめ

 全体が一目で把握でき,知りたい情報がすぐに見つかる優れものだ。
 一見,複雑なものもマインド・マップにすると,その構造と全体像が把握できる。
 発想支援ツールとして強力な武器となるだろう。

誰にでもできるようにするには、まだまだ研究が必要。

描き方事例サイト

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