無菌室育ち2

思いついたことを思いついたときに。

フカヒレとは

2004年09月08日 11時47分15秒 | 生物関連雑学
楊貴妃も食したという有名な食材。
文字通りフカ(サメ)のヒレ、日本で出回る多くは宮城・気仙沼産。肉がちくわなどに姿を変えるのに対し、ヒレはコラーゲンや皮膚の水分を保つのに有効なコンドロイチンといった美容成分をたっぷり含むため、古来、珍重されてきた。1匹から取れる量は体重比で1割にも満たない。
ヒレを水で戻し、皮を取る。
サメには独特のアンモニア臭があるため、においを消すためにショウガ、ネギ、紹興酒に数時間漬け、さらに一日中流水に置く。繰り返すこと約1週間。
フカヒレ自体には味がない。基本のしょうゆ味に、ネギやショウガなどを溶かし込んだ自家製ラードを加えてこくを出す。

朝日新聞「フカヒレの姿煮 元サッカー日本代表・釜本邦茂」(2004/09/06) より抜粋。

メモです。
私はサメマニアなので、サメ童話とかサメエッセイとか書くために色々資料をためるのです。
職業じゃないんだけどね。

別のことを調べていたら、検索に引っかかったんで。
フカヒレのことは、ヒレだけ切って残りが捨てられている、ってこととか、いつか書こうと思っていたので。

サメについては、うそ記事が多いですよ。
特にサメのコラーゲンとか、肝油とか、エキスとかのページは。

”ふかひれは生きたサメからそのままヒレだけを取り、ヒレを取られた生きたままのサメは海へ放り投げられ、弱ったサメは海底で死んでゆく”
という記事をよんで、サメ学者さんに質問した掲示板があって、
”それは欧米の環境保護団体が流した有名なデマ宣伝です。
日本のフカヒレは大部分が遠洋漁業でとられています。外洋のサメは2m以上もあるので、危険でとても生きたままヒレを切ったりできません。漁師は危険回避のため、サメを漁獲するとすぐに殺します。それからヒレをとったり、肉を水揚げしたりします。
日本のフカヒレの原料であるヨシキリザメは年間約2万トンも水揚げされており、はんぺんなどのおでんだねになっています。みなさんも知らず知らずにサメ肉を食べているわけです。”
と、返事が来てたり。

別のサイトでは
”深海鮫は地球上で唯一、永遠に行き続けることが可能な生き物です。
”とあった、との報告に、
”サメだって寿命はあります。誇大広告もいいとこ。読者を惑わすようなキャッチコピーは許せませんね。

と、ついてたり。

【ロイターニュース】
低予算映画「Open Water」、出演者がサメの恐怖を実体験
[ロサンゼルス 4日 ロイター] 海でダイビング中にサメに取り囲まれる夫婦を描いた新作映画「Open Water」が、6日から全米で公開される。
 バハマ沖にマグロ肉で50匹近いサメをおびき寄せたうえ、夫婦役の出演者2人をそこで実際に泳がせて撮影した作品。撮影機材にデジタルカメラを使用しており、制作費はわずか10万ドル。
 夫役のダニエル・トラビスがスキューバナイフを携帯しているものの、2人は遊泳用の足ひれとスキューバダイビング用のタンク、救命胴衣を着用しているに過ぎず、スリルは満点。
 妻役のブランチャード・ライアンは「サメが邪魔なので、船からどうやって(海に)入ろうか迷った」と撮影当時を振り返っている。
 「Open Water」がヒットする可能性は未知数だが、今年のサンダンス映画祭で同作品を200万ドルで買い付けた配給元ライオン・ゲート・フィルムは、1999年に全米で1億4000万ドルの興行収入を記録した低予算映画「ブレアウィッチ・プロジェクト」のような大当たりを期待している。
(08/05 15:14)

これはその後、1170万ドル(約12億8700万円)の興行収入を記録し、12ランクアップで第5位に登場した、そうで。

北島康介の水着は、SPEEDO社(英)とミズノが協力して産み出した「ファーストスキンFSII」。同水着は巨体でありながら水中を俊敏に泳ぎまわるサメの肌からヒントを得て作られており、生地表面にエンボス加工でV字状の細かい溝が付いている。これにより、従来の水着より水中での抵抗を4%も削減できたという。

↑これは、わりと有名かな?



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