先月の話。
東京都美術館で開催中の「冷泉家-王朝の和歌守-展」を見に行ってきました。
冷泉家に伝わる和歌に関する書物が400点ほど展示されていました。冷泉家とは、藤原俊成(しゅんぜい)・定家(ていか)・為家(ためいえ)の3代が勅撰和歌集の撰者となって以来、800年にわたって存続してきた「歌の家」。特に「定家」は百人一首の撰者としても有名で、今回もたくさんの直筆の資料が展示されていました。
国語や日本史の授業で何度も出てきた、超セレブはどんな人だったのか。興味深々だったのですが・・
はっきりいって、クセ字です しかも・・丸文字。
本人も悪筆を気にしてたらしいけど、のちにそれが定家流として流行っちゃったらしい。それくらい個性的・・なのです。
おまけに小うるさい文芸評論家というかんじで、いろんな人の書物にいろいろ注釈付けちゃってます。流れるような美しい仮名文字に紛れて、へんな丸文字。それが定家先生の加筆だったりする。頼まれて歌集を作ったり、その歌集の表紙だけ書いたりもしている。細かい日記も付けている。変な字だから、あとですぐばれる。
でもその数といったらものすごく膨大で、とにかくエネルギッシュな人だったことが分かります。歌が上手で、出好きで、我が強くて、おせっかいで・・
教科書の字面でしか知らない定家だったけれど、直筆を間近で見たら、すぐそばに生きているような気さえして、なんだかすごく親しみが持てました。
東京都美術館で開催中の「冷泉家-王朝の和歌守-展」を見に行ってきました。
冷泉家に伝わる和歌に関する書物が400点ほど展示されていました。冷泉家とは、藤原俊成(しゅんぜい)・定家(ていか)・為家(ためいえ)の3代が勅撰和歌集の撰者となって以来、800年にわたって存続してきた「歌の家」。特に「定家」は百人一首の撰者としても有名で、今回もたくさんの直筆の資料が展示されていました。
国語や日本史の授業で何度も出てきた、超セレブはどんな人だったのか。興味深々だったのですが・・
はっきりいって、クセ字です しかも・・丸文字。
本人も悪筆を気にしてたらしいけど、のちにそれが定家流として流行っちゃったらしい。それくらい個性的・・なのです。
おまけに小うるさい文芸評論家というかんじで、いろんな人の書物にいろいろ注釈付けちゃってます。流れるような美しい仮名文字に紛れて、へんな丸文字。それが定家先生の加筆だったりする。頼まれて歌集を作ったり、その歌集の表紙だけ書いたりもしている。細かい日記も付けている。変な字だから、あとですぐばれる。
でもその数といったらものすごく膨大で、とにかくエネルギッシュな人だったことが分かります。歌が上手で、出好きで、我が強くて、おせっかいで・・
教科書の字面でしか知らない定家だったけれど、直筆を間近で見たら、すぐそばに生きているような気さえして、なんだかすごく親しみが持てました。
[動物係]ってありましたが…。私は某レストランの厨房でトマト切りを担当している[とまと係]なのですけど、もしかしてばくっちさんはお肉屋さん関係のお仕事ですか?…そんなわけないか。