師走ともなれば娘の仕事も忙しくなり
夕方に小桜のお迎えお願いできる?とのメールが入ります。
オーケーと打ち返し
日暮れの早い此の時期、園で待っている小桜に逢いに
いそいそと出かけます。
何時もの、電光掲示の温度計は だいたい1~2度と出とります。
冬は、皆さんお迎えが早いのか、もう園の中はひっそりと
わたいの顔を見つけ満面の笑みで駆け寄って来る 小桜
こっちゃん! ちょっとまってナ
うっ
小桜のロッカーから荷物を出して鞄へ
こっちゃん、靴下はく?
うっ
今は、何でも自分でしたがりますので、靴下を渡します。
見ていると、足の指をギュ~ウと丸めて 靴下の中にねじ込みます。
うま~い上手に履けるようになったネ~
でも、片足だけでもう一方もチャレンジするのですがなかなか思うようには行きません。
うっ
もう片方の靴下は、履かせてほしいと差し出します。
毎回同じ事でおますんやが、此れがまた面白おます。
さて、車に乗って こっちゃん行くで~ しゅっぱ~つ
ガッタンゴットンピーポポ
チンチン電車が走ります。ゴ~ゴ~街の真ん中を~♪♪♪
皆さん、こんな歌知ったはります?
毎回、家に就くまで、小桜と唄を歌いながら帰ります。
バ~スバ~ス ぶっぶっぶっ でこぼこ道を ぶっぶっぶっ♪♪♪
お馬の親子は、仲良子よしこよし いつでも 一緒にポックリポックリ歩く♪♪♪
えらいもんで、小桜も同じように歌います。
チンチンチ~ンとか ぶっぶっぶっとか お星様の歌などはキラキラと
手も使って表現します。爺さま一人がワイワイ言いながらのお迎えでおます。
こっちゃん お家に着いたで~
うっ