話が前後しますが、点滴を始めて3週間が経った時
開いた穴が、小さくならないのでDrから此れからの
治療法の選択肢を三つ示されました。
1・穴の開いたまま食事を始めるか?
2・一時的に人工肛門を付けるか?
3・ここまで、頑張ったのだからもう少しこのまま頑張ってみる、の三点
勿論、わたい3を選択いたしました。
この時点で、まさか45日間も絶食がつづくとは、思っても居りませなんだ。
4/1何時もの、大腸内視鏡検査の日
一週間前と比べると、見た目少しは小さくなっとりました。
やれやれでおます。
カメラを入れてくれたDrが、時間はかかるけどメスを入れなくて
よかったナって、
わたいの、この選択が間違っていなかったんだと、
つくづく思った次第でおます。
4/7点滴を始め食事を絶ってから40日が過ぎた
少し心が折れそうになってきた。そろそろ限界に近づきつつある
少し弱気になっている。
4/8今日の内視鏡の検査で、モニターに写った穴が確実に
小さくなっていた、うれしい~
風呂に入る時にだけ、点滴が外されます。
この時を利用して、院内の桜見物に 外は春爛漫でおます。
久し振りに外の空気を吸って、好い気分転換になりました。
夕方、Drが来週からぼちぼち食事を始めよかって
先生!ほんまァ~
4/13 やっとやっと、本日より食事が!
45日目でやっと絶食にピリオドや!
しかし、見事なまでの流動食やがな
重湯、具ナシ味噌汁、ジュース、牛乳、番茶
しかし、重湯がこんなにも、腹持ちが良いとは、
嫁さん曰く、胃袋がそんだけ小そうなってるからやって
なるほど
4/15 やっと今日で点滴とも、オサラバでおます。
4/19 外出許可を取って、2ヶ月ぶりに我が家に
昼食は、娘の家で は~君と一緒に
しかし、久し振りの外出は疲れるもんでおます。
4/22 娘からのメール
保育園の先生から聞いたんやけど、
はるまが、 じいちゃんが帰って来て は~君の家で一緒に
ご飯食べてんで~って、 嬉しそうに話してたそうでおます。
また、普段は じいちゃんの事は言わないけれど
ちょっと お友達とケンカをして ションボリしている時
先生に、抱っこしてもらったら「じいちゃん帰ってこないねん」って
泣くみたい、寂しい気持ちになった時には、やっぱり
思い出すみたい、3歳でまだまだ小さいけど
はるまなりに理解してガマンしてるんやは、
何か、心にジ~ンっときよりました。
はるま、もうチョットや退院したら じいちゃんと いっぱい遊ぼナ
4/30 ついに ついに、2ヶ月半の入院生活にやっとピリオドを打ち
退院致しました。
自分が癌に罹るなんて思っても居りませなんだし
45日にも及ぶ絶食をも経験するなんて、思いもしませなんだ
しかし、2ヵ月半の入院生活は無駄ではなかったと思とります。
色んな事を学べたと云うことに、感謝でおます。
これから、少しずつ元の生活に戻れるように歩もうと思とります。
おおきに!