カシメ打ち穴あけに静かに大活躍の予感

ありがたいことにご注文をたくさんいただいて
ほとんど毎日ゴムハンマーを振り下ろす日々です。

手縫いは先に菱目打ちで穴をあけてその穴に糸を通して縫っていきます。
０５０１は縫うところがいっぱいで
その分穴を開けるのが多いです。
直線は４本目の菱目打ちで曲線は２本目の菱目打ちを使い
１目をその前に開けた穴に重ねて
曲がらないように開けていきます。
数えたことはないのですが１つのケースにけっこうな数の穴です。
その他にいろいろなサイズのポンチで穴をあけ
カシメやホックを取り付けるにもゴムハンマーを振り下ろします。
その音と振動にはずっと頭を痛めてしました。

じゅうたんの下に引く防音マットを机にもひいたり
ゴム板２枚重ねにしたり
いろいろ工夫をしてきました。
いまのところご近所さんからの苦情もないですが
夜遅くは音の出る作業はできません。
革の切り出しや縫製や磨きを夜に回して
昼間のうちに穴あけや金具付けを終わらせるようにしています。
たまにホックをひとつ付け忘れたりがあると
今ホックがつけれたら次に進めたのになぁ～ってため息が出ることも・・・

最近見つけたこの機械なんと音が出ずできるんです！！
「てこ」の原理を使っているようで
レバーを押し下げると穴が音もなく穴が開きました。
今までの道具をそのまま機械に取り付けられるので
無駄もありません。

この機械を作った方は夜屋外で革クラフトのためにハンマーを片手にしていたら
警察の職務質問されたこともあるそうです（笑
必要は発明の母ですね。

マンション住まいだからと革クラフトをあきらめている方や
周りの方に迷惑かけているのではないかと肩身の狭い方
家族にうるさいっていつも怒鳴られてる方にはよいものです！！

買ったばかりでまだ使いこなせていませんが
使い方になれた暁には静かに大活躍してくれる予感です(^.^)


追記
その後いろいろやってみました(^.^)
最初打ち具によって高さが変わるのがうまくいかず失敗もしましたが
すぐに調節も出来るようになりました。
カシメ打ちやホック取り付けはバッチリマスターしました。
とんでもなく静かなもので本当にきっちり取り付けられたか
心配で何度もひっぱったりしちゃいました(^_^;)
すごい！の連発です。

メールでこの機械について教えてほしいといただきましたので
ちょっと詳しく説明しますね。
最近レザークラフト始めた方が多いみたいですね。
仲間が増えるのはとってもうれしいです(^.^)

商品名　「サイレントスタッズァー」
こちらで購入しました。
オークション出品なのでいつもあるのかわかりませんが
先ほど確認しましたらありました。
説明もわかりやすくなっていましたので興味のある方はご覧になってみてくださいね。

バラバラで到着しますが丁寧な説明書を見ながらやれば簡単。
組み立てに必要な用具もはいっていました。
手持ちの打ち具がそのまま使えるので機械が到着してすぐ
今まで使っていた打ち具やポンチ、金具のほとんど使えています。
打ち具は取り付けのところが丸い棒状のものでサイズは直径１３mmまでOKのようです。

私は土台（厚い板５０cm角くらい）にネジ（２箇所）できっちり固定し
ゴム板や打ち台をのせて使うようにしました。
土台に固定した方が安定がよいです。
場所を移動したくなるかもしれないので作業台に固定せず厚い板にしました。
固定用のネジとワッシャーは付属していなかったので
家にあったものを使いました。
それほどの力はいりませんが立って作業の方がやりやすいです。（作業台の高さにもよるのでしょうが）

ちょこっと希望を言えば
土台に固定はネジ穴が２つ本体についているので簡単なのですが
鉛筆削りを固定するような機具がつけられる穴があったら
土台もいらずに家庭で使う時は作業台を選ばず収納にも便利かも？
高さの調節は付属の６角棒レンチで行うのですが
道具なしでできるようになるともっと手間要らずになるかも？
使ってみてそんなこもと思いました(^_^;)

私の使用感を書きましたがご購入のときには気になるところは
質問して納得してからにしてくださいね。