マイナーな外国語の勉強部屋

ついに「トルコ語」の看板を下ろして、とにかくちょっとだけ外国に行く時に必要な外国語ということにしました。

アタチュルク-2冊目

2008-11-10 | Weblog

今朝の通勤電車の中で、「ケマル・パシャ伝」(大島直政著・新潮選書)を読み終えました。

先に読んだ「トルコ狂乱」は、トゥルグット・オザクマン氏が、英国人アームストロングなど他の文献を引用しながらアタチュルクの凄惨な面が強調されて描かれているのに対し、
この本は大島氏がトルコに遊学中にアタチュルクと一緒に戦った当時の人達の体験談も聞いたことも含めて描いてあって、ちょっとホッとする感じでした。

かなり主観が入っているのかもと思いながらも、前著ではほとんど触れてなかった、アタチュルクが日本の明治維新や、露西亜を破った日本を手本としていたことなども、日本人としては読んでいても面白い読み物でした。

偶然ですが、本日11月10日はケマル・アタチュルクの命日でした。
トルコ国民の皆さんと一緒にご冥福をお祈りしたいと思います。。


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