音楽大好き

岡山市中区でピアノを教えているばっはさんの音楽日記

どこまで教えるか??

2010-02-17 | 日記
ピアノに限らず、何事も自分で考えて出来るようになって欲しいと思っている。
自力で出来るようにするためにどこまで周りが手を貸すかは難しいところ。

子供が小さいころは、親子で一緒に色々な事をする事によって自然に学んでいく部分は多い。
でも、いつまで親子で取り組むか??

ピアノを習いにこられる方のお母様たちの考え方は様々。
私が一番望んでいる保護者像は、親が頑張りすぎない事。

子供って吸収力はすばらしい。。小さいうちは頑張っただけの結果が着いてくる。
成長が手に取るように解る。
そこで、子供は色々な事がわかるようになったと思ってしまう事がある。
教えてもらった事を覚える事は子供は得意。それは丸暗記に近い。
理解をする事は別だと思う。同じ事を何度も教えているうちに理解出来るようになる。

教え込みすぎると、まねだけで終わる。
自分で考える事、コレには時間がかかる。指導者の考えを押し付けるのでなく個性を尊重しないといけない。
ピアノで言えば、その曲が作曲された背景等様々な知識が必要になる。

全調メソードを使いながら、どこまで教えて、どこから個々に考えさせるか、いろいろ思う。
テキストを丁寧に進めている生徒は、自分で考える力が育っているように感じる。
練習のとき、人より早く只弾けるようにしている子、目先の進度だけ進む事を望んでいると、
結果的に、ウサギとカメにっている例が多いかもしれない。

物事の判断。。。むつかしい。。