１０月のテーマ

　キンモクセイの芳香が街全体を覆っています。さわやかな秋晴れ、こんな日がずっと続いてくれたらいいなぁと思います。

　１０月に入りました。２７日から１１月９日までは、「読書週間」になります。芸術、スポーツ、食欲…秋はいろいろなことに適した季節ですが、もちろん読書も！です。たくさんの本との出会いを期待したいですね。

　おひさまぶんこの１０月のテーマは、「いろ・もよう」です。自然は、この時期、華やかな色模様をみせてくれます。絵本では、色は大事な要素です。ストーリーやイラストの良さはもちろん大切ですが、色づかいのすばらしさに魅せられる絵本も少なくありません。模様もまた然り。幾何学模様をメインにして、オノマトペ（擬音語・擬態語…ワンワン・ドキドキなど）を楽しむ絵本がたくさんあります。色と模様が音と出会うと、それは大きなエネルギーを発する作品になります。また、細かいところでは、絵本の登場人物の着ているものや、家のインテリアに凝った模様を使っているものもあります。「よく見てみたら…」の発見は楽しいものです。

　強い色、淡い色、はっきりした模様、形のわからない模様などなど、まず手に取った絵本でよ～く探してみてください。その作品の新しい魅力が見えてくるかもしれません。

９月２９日のおはなし会

１．（絵本）「ろくべえまってろよ」　灰谷健次郎作　長新太絵　文研出版
２．（絵本）「きつねのでんわボックス」　戸田和代作　たかすかすみ絵　金の星社

　久しぶりのおはなし会、動物シリーズになりました。