また…近いうちに…

ひとりごと…覚え書き…。不定期で 呟いていこうと思います。

不安はあれども。

2012-02-11 03:36:41 | 日記
三女の高校受験、公立高校を受けるか受けないか、決断をする期日が迫ってきていました。
公立を受けるなら、13日(月)までに 願書を中学校へ提出するのですが、もし、合格すれば 公立高校へ進学しなければならないことから、その意志がないなら、受験はせず、このまま、私立高校への入学手続きを進めて行くことになるわけです。
わたしが様子を見ていて感じるかぎりでは、遠いので通学に不安がありそうだけれど、学習し修得できる内容的には、私立高校の方に より魅力、関心がありそう…。

昨夜は夫が出張から一時帰宅したので、3人で相談、ということにしたけれど、三女の希望を優先する、と本当は近くの公立高校への進学を勧めたい夫がそう言っても、三女は、
「どうしよう…」
と言うばかりだったのですが。

夫が部屋を出てから 三女… 小さな声で、
「今日、急に学校で、あんまんを作ったんだけど、思ったより、うまくできて、楽しかったんだ…。だから、わたしはやっぱり、通学は大変だけど、調理が学べる〇〇高校に行きたい…」と。

本当に悩んで…迷って…やっと やっと 結論を出せた様子。

本当に 通学には 朝の起床 お弁当づくり、学習内容を修得するための努力、人間関係… 等々 様々な苦労をすることでしょう。

でも、だからこそ、自分の希望を第一に大切にして 決めて欲しかったので 良かったなぁ、と思いました…。

自分は、養親の希望に合致しない大学には進学させてもらえない環境だったため、進学を諦め 就職したことにかなり、怒りをためていたため、若い頃は 交際を申し込まれても、大卒というだけでお断りするほど…、進学できなかったことにこだわっていました。

やがて いつかは 通信制ででも 環境を整えて やはり自分は大学へ進もう、と決めてからは 気持ちを切り替えられましたが、自分で人生の選択肢を 結婚に関しては狭めてしまいました。別に後悔はないけれど 独身時代に気持ちを切り替えられていたら? と思うことはあったので。


わたしは、物事の選択で迷うときは、メリットも大事だけれど、むしろ、苦労を比べて 選ぶ時があります。
どちらの苦労がしたいか…で選ぶのです。
案外 このほうが 自分には合っているみたい。

結果ではなく、まず、努力できる自分が、そこにあるかどうか、が大事で、楽をすることだけが 幸せではない気がするのです。
それは、子育てでも、自分の趣味でも、楽しみという楽はあとから、ついてくるもののように感じているから。
足を痛め 踊るための練習が無理となったことで、ある合唱団を辞めてしまった時にも 後から気づいたのは、まさに、この自分の気持ち。
努力そのものができなくなったら、もう、わたしは どんなに人間関係に恵まれていても、大好きな活動であっても、継続できなくなってしまうんだなぁ。当時は、心が足の骨折とともに折れてしまったような状態でしたが、今もやっぱり、歌は歌いたいけれど、人の何倍も練習や苦労をしても踊れるようになるなら、戻りたいけれど、練習そのものができない足の状態が変わらない限りは 戻りたいとは思えないのです…。
歌だって、踊りだって、下手なんです。音感もリズム感も劣っています。でも、周りに合わせられるようになるまで、夢中で練習することが大好きなんですよね。

実の親子でも、物事の選択のポイントは違うのが、また、面白い。子育てだって 苦悩の連続だけれど、結局最後は自分自身との対話だし、様々な子供をめぐる変化や成長を見守ったり、支援をするための自分の成長のためのチャレンジがずっとあったし、きっと、これからも、続くだろうし、そして 続けていきたいなぁと思うのです。

さて、今日も やるべき仕事のあれこれが待っていてくれています。
状況はちょっとつらいけども まだ 大丈夫。努力できるうちは、やれます。
それは 心のなかに、応援してくださっている方のあたたかい笑顔が浮かぶから…声が聞こえているから。そして努力したい、と思える道だから。

2人とも、今回、本当に悩んで迷って…次女は面接を受け、新しいアルバイト先が決まり、三女は進学先を決め、新しいスタートラインに立ちました。

あとは…健康を祈るのみ!