世界中で広く愛され、これまでにもテレビや映画、実写、アニメなどで幾度も映像化されてきた
児童文学の名著「アルプスの少女ハイジ」を、原作が生まれた本国スイスで新たに実写映画化。
何度も見たことがある物語なのに、
見るたびに涙が流れるのは歳のせいか涙もろくなったからだろう。
また、日本人の欧米崇拝の心が心の底にあるからかもしれないが、
ヨーロッパの風景を見ると、「これが外国だ」と思ってしまうのはなぜだろう。
「外国人」という文字を見ると、「金髪に青い目」が思い浮かぶのはなぜだろう。
外国人でも金髪・青い目の人ばかりでない。
昨夏、スペインを旅した時、街を歩くスペイン人の中には、あまり背が高くなくて黒髪の人も多かった。
そのはともかく、ハイジを演じた子役の少女とお爺さん役を演じた俳優の演技が素晴らしく、
これぞ「アルプスの少女ハイジ」のイメージ通りの映画だった。
この映画のお薦め度は「☆5つ」(最高評価は☆5つ)。