「早くあゆに逢って安心したい・・・」
一ヶ月ぶりに逢った彼は、真っ黒に日焼けしていた。
彼の住む街はここと違って暑いから。
それでも表情にはやっぱり覇気がなく、
笑っていてもどこか不安気な様子だった。
私に触れる手も ぎゅっとする腕にも
どこかすがるような力が込められていて
何だか切なかった...。
いつもと違う彼だったけれど、
自分がとっても愛されているって実感が
心の底から湧いてきて複雑な気持ちだった。
でも 彼に何と言われても
私には彼が大切で 彼が一番で
これからも彼だけをずーっと愛していたい...
だって、辛い時に支え合えるのが
恋人のいるいいところだものね...
帰り際、彼に「安心した(*^-^*)?」と聞くと、
「うん、安心した(*^-^*)」
帰る時の表情に 曇りはなかったね
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