最近、三船美佳さんの離婚でも話題になってる言葉。
前々から聞く言葉だったけれど、詳しく調べてみた。
(以下、Wikipediaより抜粋)
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フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した言葉。
外傷等が残るため顕在化しやすい肉体的な暴力と違い、
言葉や態度等によって行われる精神的な暴力は、
見えづらいため長い間潜在的な物として存在していたが、
イルゴイエンヌの提唱により知られるようになった。
イルゴイエンヌは、社会は精神的な暴力に対しては対応が甘いが、
精神的な暴力は肉体的な暴力と同じ程度に、
場合によっては肉体的な暴力以上に人を傷つけるもので、
犯罪であると述べる。
セラピストとしてたくさんの被害者に接してきた結果、
加害者の攻撃から身を守るのが難しいか、よく知っている。
ストレスは行き過ぎなければ、心身に深い傷を与えない。
これに対して、モラル・ハラスメントは、心身に
深い傷を与えるのが普通の状態なのである。
「モラルハラスメントがどれほど被害者の
心身の健康に破壊的な影響を与えるのか、
その恐ろしさを嫌と言うほど見てきた。
モラルハラスメントは、精神的な殺人である」とも述べている。
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これはほんの一部分だけれど、
言葉の暴力がどれだけ相手をキズつけるのか
経験した人は意外に多いような気がする。
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※モラル・ハラスメント加害者の特徴・行動パターン
・罪悪感を持たない。責任を他人に押し付ける。
・強い者には弱く弱い者には強い。
・猫なで声や慇懃無礼など反動形成が目立つ。
・ある事柄においてのみ感情的恐喝をするのではなく、
もともと感情的恐喝が出来る人格である。
(感情的恐喝=「隣同士仲良くすることは私の願いです」、
「あなたのためを想って」といった言動)
「あなたと仲良くしたい」(=あなたを丸め込みたい)。
相手がとまどいを見せれば「あなたは私の事を
信じてくれないのでしょうか。私はあなたのことを信じているのに…」。
そのように美辞麗句や大義名分で相手が反対しにくい状況を拵える。
人は皆同じであるという倫理は利用される。優しく弱い者から搾取する。
「それは許されることではない」
・立派な言葉を使う。しかしその人の日常生活や内面の世界は、
その立派な言葉に相応しいほど立派ではない。
・際限もなく非現実的なほど高い欲求を周囲の人にする。
・縁の下の力持ちとなり、自分は「愛の人」となる
(本質にあるのは憎しみと幼児性)。
・ミスをした際の注意の仕方が「気をつけろ」ではなく
「なんで茶碗を割るのですか?」
・子ども「今日は体操を褒められた」。
モラルハラスメントの親「いつも下手だったからね」
・子供に反抗期がない(信頼関係がない)。
・タゲる相手に対し、前に言ったことと今言うことが矛盾していても、
何も気にならない。人を怒鳴っておいて、
それが自分にとって不利益になると分かれば態度をがらりと変える。
・他人の不幸は蜜の味。
・恩を着せる(自己無価値感が基にある)。
・不安を煽り、解決し、相手に感謝を捧げさせる(マッチポンプ)。
その一方で自分への被害は甚大な被害に扱う。
・恩を売られるのを拒む。
・しつこい人であることが多い。心に問題がある。
(これらはほんの一部です。)
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モラハラを受けていると思う人で、その相手が
↑これらの中に、色々と思い当たるというところがあれば
やはり被害者なのかもしれないですよね。。。
DVと違って、目に見えない分モラハラをしている加害者側には
自分が相手を傷つけているという自覚はあまり無いみたい。
これが一番厄介な部分で、解決しずらいのかもしれません。
私の妹はDVの被害者で、過去にシェルターへ逃げ込み
その後、家庭裁判所で離婚を成立させました。
そんな事実があっても、元夫は自分がDVの加害者だとは
認めませんでしたけどね...。
今、こんなことを調べようと思ったのは
私の友達が 彼からの精神的なモラハラで
とても追いつめられているから。
彼女は今、彼との別れを決めたけれど
まだ彼からの返事をもらっていないようです...
私が心配なのは、彼女がもうこれ以上
心にキズを作って欲しくないということです。
彼女と彼は今までも沢山揉めてきました。
喧嘩というよりはいつも、彼からの一方的な暴言でした。
彼女の言うことを全て頭から否定して
如何にも知識人という言葉で抑え込む。
そして「自分がすべて悪い」と、思ってもいない言葉で
彼女を繋ぎとめる。
彼女の失敗を見過ごせず、これでもか
というほど
攻め立てて攻撃する。
その繰り返しだった...。
以前にも彼女から別れ話は出たことがあったけれど
その時も彼は「変わるから」と言ったらしいけれど
私から見たら何も変わっていない。
それでも彼女は、
「そう言わせている私も悪い...」
「彼も変わろうとしているはず...」と
彼を好きな気持ちに賭けていたのかもしれない。
でも、また...
つい先日の彼の爆発で、彼女はもう
どうすることもできなくなってしまったようで
彼の地雷を踏みたくなくて、何も言えなくなってしまった...。
電話でも話が出来なくなった...
彼の一言一言が恐くて、何も言えなくなってしまった...
今は、
彼女が彼から解放されて、元の明るさを取り戻して
そして、彼女のキズを癒してくれる思いやりのある人と
出会って幸せになって欲しい...
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