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あゆどんのつれづれなるままに

ここは、木の花での子ども達の遊び風景の断片を綴る「園長日誌」。木の花幼稚園での様々な場所で、子ども達が織り成す情景の随想

12月7日 うまかめキリン変じつつ・・・・

2011年12月07日 | 日記


「馬かめキリン」から揺れる「木馬」を目指してたたきで作業をしていると、これ今度の発表会で出てくるの?とお母さん。いえいえ違います。これは子どもたちの遊びの具材。出てくる木片であり、おがくずであり、作業する姿でもあり、そしてそれを使いまわす子どもたちの様子であり・・・・。そして・・・・。

秋から冬にかけてたたきで色々と製作ごとに打ち込むのは、単に遊んでいるわけではなく、子どもたちの自由遊びを見ながら木の花祭りや発表会、音楽会へのホールでの取り組みも見つつ、先生らに諸々と“茶々”を入れる(「外から」の視点を伝える)・・・・という意味もあるんだよなあ・・・・。(特に後半は「協同」と「集中」が子どもたちの中に活きてくる段階で、どの学年もクラスでの活動と自由遊びが連動して子どもたちの姿が変わってゆく頃でもある。たたきから見える光景はこの時期その意味でほんとにおもしろい・・・。)
けして先生を「叱ってる」わけでもないんだけれど、子どもにそんな風に見えることもあるらしい・・・というのが意外な驚き。対話しているんだけどね・・・。「協同」と「集中」は先生たちも同様。子どもたちも自分たちの表現を考えるし、大人たちもどう構成してそれが伝わるか考え抜く。それぞれの子どもたちの表現が活きるように先生たちも知恵を悩ましているのです・・・・。

(先般を実習を終えた実習生さんの実習事後レポートに、「保育者間の連携について何を学んだか」の項目で、「お仕事が一息ついた子どもたちは、いつもたたきで何か作業をしている鮎川園長のところにぶらりと顔を出しに来る・・・・」ときっちりと着目。「いつも・・・・」というのが、若干引っかかるけど(ずっと遊んでみるみたいじゃない)、「園全体に散らばって先生たちは子どもたちと関わり」「自然と先生同士が連携し合って子どもたちの生活を支えている」ことに気付いている・・・・。
久しぶりに鋭い視点での保育理解の出来る実習生さんと出会えた・・・・。)

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