そういうわけで、イタリア代表アリタリア航空はつぶれそうなのです。ずっとつぶれそうだけれど、つぶれないので、このままつぶれないかもしれないが、ともかく私がイタリアにいたときは国内便はいつもストライキで飛ばないわけで、飛ばない飛行機といえば、アリタリア航空なのです。そういえばその昔、パゾリーニという人が「アラビアン・ナイト」という凄い映画を作ったときに、パゾリーニ本人が空を飛んでしまうという、観客があっけにとられるトンデモ・シーンがあるのですが(なにがトンデモってそれは見てのお楽しみ)、それはね、アリタリアの飛行機がストで飛ばないから、パゾリーニがね「えーい、飛ばぬなら飛んで見せようパゾリーニ。それならオレが飛んでやるぅー!」と言ってスト破りを決行、本当に自分で飛んでしまった。ということだったとか。
(うそです)。
まそういうわけでね、問題はですよ、
アリタリア航空がなくなったら、次はなに航空がイタリアを代表する航空会社となるのか?
ということですよ。
この大問題をですね、トー大のイタリア人講師の先生に質問したところ、その答えは、
「そりゃ、ヴァチカン航空じゃ。」
「え!ヴァチカン航空ですか!」
「そうじゃ、スッチーは修道女がやればいいじゃろ。修道女もいつまでも孤児院だの病院だの学校だの。。。そういう時代は過ぎたのじゃ。今、社会が求めておるのは、空飛ぶ修道女じゃ。」
「じゃ、パイロットは。。。」
「神父じゃ。助ける人々のために身を投げ出す、犠牲の精神が神父の使命じゃ。」
「犠牲、、、て、その飛行機、本当に大丈夫なんですか?」
「ウッウー、そりゃもちろんじゃ。神のご加護つきじゃ!安全第一じゃ。
空飛ぶ修道女、空飛ぶ神父、これからの時代に求められているのは、ヴァチカン航空、
無論、機内アナウンスは、ラテン語じゃ!」
「なるほど!じゃあ、もうこれまでのように、英語、フランス語、イタリア語、、、といった各国語で機内アナウンスをする必要はなくなるわけですね!」
「ウー、もちろんじゃ!そういった複雑なことが一切解消されるわけじゃ、ヨーロッパの共通言語とは何か、それはもちろんラテン語じゃ。ラテン語を使えば、すべての問題解決じゃ。ラテン語を話すスッチー、それにはやはり修道女をスッチーにするのが一番簡単じゃ!アリタリアがなくなっても全然困らんよ!これでキミの問題は解決したかね?」
空想ヴァチカン航空。あったらおもしろそうです。だけどオレは乗れないな、だって、ラテン語で女性名詞の活用くらいしか言えないもの。
(うそです)。
まそういうわけでね、問題はですよ、
アリタリア航空がなくなったら、次はなに航空がイタリアを代表する航空会社となるのか?
ということですよ。
この大問題をですね、トー大のイタリア人講師の先生に質問したところ、その答えは、
「そりゃ、ヴァチカン航空じゃ。」
「え!ヴァチカン航空ですか!」
「そうじゃ、スッチーは修道女がやればいいじゃろ。修道女もいつまでも孤児院だの病院だの学校だの。。。そういう時代は過ぎたのじゃ。今、社会が求めておるのは、空飛ぶ修道女じゃ。」
「じゃ、パイロットは。。。」
「神父じゃ。助ける人々のために身を投げ出す、犠牲の精神が神父の使命じゃ。」
「犠牲、、、て、その飛行機、本当に大丈夫なんですか?」
「ウッウー、そりゃもちろんじゃ。神のご加護つきじゃ!安全第一じゃ。
空飛ぶ修道女、空飛ぶ神父、これからの時代に求められているのは、ヴァチカン航空、
無論、機内アナウンスは、ラテン語じゃ!」
「なるほど!じゃあ、もうこれまでのように、英語、フランス語、イタリア語、、、といった各国語で機内アナウンスをする必要はなくなるわけですね!」
「ウー、もちろんじゃ!そういった複雑なことが一切解消されるわけじゃ、ヨーロッパの共通言語とは何か、それはもちろんラテン語じゃ。ラテン語を使えば、すべての問題解決じゃ。ラテン語を話すスッチー、それにはやはり修道女をスッチーにするのが一番簡単じゃ!アリタリアがなくなっても全然困らんよ!これでキミの問題は解決したかね?」
空想ヴァチカン航空。あったらおもしろそうです。だけどオレは乗れないな、だって、ラテン語で女性名詞の活用くらいしか言えないもの。