イカサマの宇宙

Splendido Universo di Ikasama

ディジョン・冬の旅(2)エスカルゴとブルギニョン

2011-01-01 22:06:50 | ディジョン
ディジョンの名物料理と言えば、

エスカルゴ と ブルギニョン らしい。

"L'Epicerie & Cie” という地元民で賑わうビストロで、
前菜にエスカルゴ、主菜にブルギニョンを頼んでみました。

まず、エスカルゴが出てきた。



あれ!なんですかこれは!?
「エスカルゴ」って言ったら、殻つきじゃないの?
という一瞬の当惑を乗り越えて、食べてみると・・・むむむ!
これは・・・・・・・うまい!
塩味のシュー(これもブルゴーニュ名物)の中に、
ホワイトクリームとエスカルゴ(中身)とキノコが入っているんだけれど、
上にかかった細ねぎといい、
お皿の右上にちょっぴりついた蜂蜜といい、うーん美味しい。

次はブルギニョン。



お肉が美味しいことはさることながら
添えられた野菜とかガーリックトーストまでが美味しいのであった。
やはり、パリからはるばるやってきた甲斐があったなあとしみじみ感じました。

このビストロは、置かれている椅子とかテーブルもとても素敵だったのですが、
こういうふうな素敵インテリアも、ディジョンの底ぢかららしい。

椅子の背の曲線がとってもよい。

L'Epicerie & Cie
5, Place Emile-Zola
21000 Dijon
Tél: 03 80 30 70 69




ディジョン・冬の旅(1)

2011-01-01 13:50:51 | ディジョン
イカサマご一行がやってまいりましたのは、小雪の降りしきるディジョンでございます。

すでにパリが鬼のように寒かったのに、
もっと寒いディジョンへ遠征したのには、訳があるのでございます。
というのも、
その昔(といっても3年前)にパリのとあるコンフィズリー(お菓子屋さん)で
「このチョコレート、とっても美味しいわよ!
ディジョンのファブリス・ジロットさんのチョコレートなのよ!」
と薦められたチョコレートが、本当に感動的に美味しかったので、
「よし、いつかディジョンに行って、ファブリス・ジロットさんのチョコレートを食べまくろう」

これが、イカサマパリ行きの目標(?)になったのであります。

ところで知らなかったのですが、ディジョンはチョコレートだけの町ではなく、実は、
「美食の都」と呼ばれているのだそうです。
洗練された美食の町だから、チョコレートも美味しい、ということらしい。

ディジョンの町に着いてすぐに、その兆候が・・・
タバコ屋のショーウィンドウをボーっと見ていると、
「CUISINE(お料理)」の文字がやけに目につくのでよく見ると、
なんと、

ショーウィンドーに飾られている雑誌全部が お料理雑誌 ではありませんか!



おそるべしディジョン・・・。

で、本当に美味しかったの?

それは、待て次号!!!!!