goo blog サービス終了のお知らせ 

A-感想ブログ

アニメや漫画、特撮、ゲームなどの感想を気の向くままに書いています。

テイルズ オブ ジ アビス ―TOA― プレイ感想記(2) 〔改訂版〕

2005年12月30日 | TOA
テイルズ オブ ジ アビス 特典 10周年記念ファンディスク テイルズ オブ ファンダム 外伝DVD付

ナムコ

このアイテムの詳細を見る



※12月30日にこの感想は改訂しました。その理由はこちら
初めての方もまずこちらを見てから以下の感想を読んでいただけるとありがたいです。
腐女子モードに入りますのでお気をつけ下さい!



<エンゲーブ>

お国違いや子安ジェイド(属性:鬼畜)登場、橋崩壊などを経て、やって来ました、初めての町・エンゲーブ。(あれ村かな?)
私はRPGをプレイする中で、町や村や街を探索するのが大好きで大好きで、新しい町などに着くといつもわくわくしてしまいます。
なので、今回エンゲーブに着いたときもいつものように心躍らされていました。
どんな所なんだろう?
買い物はできるかな?
良い装備は揃ってるかな?




そんな、うきうきとした私の心を一瞬にして凍らせてしまったのは、もちろんこの方。我らが主人公・ルーク坊ちゃま。
田舎っぽい町のエンゲーブに悪態をつくであろうことは想定の範囲内でしたが、まさか「買い物」のシステムを知らず突然リンゴをかっぱらうなんて、想定できるはずないじゃないですか。
(まぁでも、「世間知らずのお金持ち」のお約束的展開だとは思います)
ルークのために「買い物の仕方」のチュートリアルが入ったりしたら爆笑ものでしたが、さすがのナ●コ様もそこまで面倒なことはできなかったらしい。

そんな日ごろの行いの悪さが災いして(無断飲食以外にも思い当たる節が沢山ある)、食料泥棒の濡れ衣を着せられてしまったルーク。
ここで、メインキャラ3人(イオン・ジェイド・アニス)が一挙に登場です。
ジェイドやアニスはともかく、イオンがこんなに早く登場するとは思っていなかったので驚きました。
イオンのおかげて濡れ衣は晴れたものの、真犯人のチーグルに怒りが収まらないルークは、犯人をとっちめるためチーグル森へ行くことを決めます。
初めてのルークの前向きな行動ですが、それが「食料泥棒の犯人を捕まえたい」という正義感からきているのではなく、「濡れ衣を着せらるハメになった原因をこらしめてやりたい」という私怨たっぷりの感情によるものだったりする辺り、ルークらしいと言うか何と言うか・・・。

ところで、アビスでは、料理のレシピはワンダーシェフからで貰うのではなく、町の人から貰ったり拾ったりしなければいけないのですね。
せっかくの10周年記念なんだから、ぜひワンダーシェフにもご登場いただきたかったのですが・・・(居ないとはわかっていても、つい、変な置物を探してしまいます)
しかも、レシピを手に入れるために、場合によっては一定の行動をとらなければいけません。
エンゲーブでは、「レシピを教える代わりにミソを取ってきて」とお願いされます。
レシピくらいでどうしてお使いを頼まれなければいけないのかと不服に思いましたが、なんせこっちは見ず知らずのお宅に不法侵入している身ですので、強く出ることはできず、素直にお使いに行って来ました。
無事、パスタのレシピをゲットです。


<チーグルの森>

森に入ってすぐのところに、一人で行動している導師イオンを発見。
そこで、イオンにティアがヴァンの妹であることを聞かされます。
こういう初期の段階、もしくは最初の設定の段階で「兄弟」と公表されると、つい、「本物か?」と疑ってしまう私はいけない人でしょうか。
「実はお前は、俺の本当の妹じゃないんだ」的な展開がふと脳裏に過ぎりました。
ただ、10周年特典DVDにて、某主人公が妹でない女の子に「お兄ちゃん」と呼ばせていることへ対して、他の歴代主人公達からどん引きされていた場面を見たばかりなので、ヴァン先生の名誉のためにも、ここは本物の兄妹であることを祈りましょう。


お偉いさんのはずのイオンが単独行動をとっているため、護衛がてら一緒にチーグル捜索に向かうことになりました。
イオンはルークに懐いている様子。
どうやら好みのタイプだったようです。
体を弱めつつも、名前を誉めたり「ルークは優しい」と笑顔で言い放ったり、歴代のヒロインですらなかなか主人公に対してできなかったことを初登場からほんの15分ほどで成し遂げてしまいました。
恐るべきテクニックです。
我らが世間知らずの主人公(買い物の仕方覚えたて)が、そんなイオンをヒロインだと勘違いしてしまったらどうしようと心配になっていると、案の定、ルークはイオンに対しては少し優しさを見せ始めました。
違うから!
狙われ系病弱ヒロインに見えて、実はその子が君を一番狙ってるから!!

ここは一つ、使用人やめがねが登場するまでは、姉さん系ヒロインのティアにしっかりイオンを見張っておいてもらわなければなりません。


森の奥にてチーグル発見。
うっわー・・・。
これまた、いかにも「マスコットキャラ」的な聖獣だなー・・・。
そして案の定、その中の一匹がマスコットキャラになりました。
名前はミュウ。口癖は、「ご主人様」「○○ですの」。
・・・ルークはミュウが喋る度に「ウゼー!」「黙れ!」を連発しますが、その気持ち、ちょっと分かります。
ルークと初めて意見が合った瞬間です。
いや、まぁ、可愛いですよ?(遅い)

今回のソーサラーリングは、ミュウを媒介にして力を発揮するシステムになっています。
リングを通すことで、ミュウと会話することができるようになりました。
ミュウは火が吹くことができるので、今までのソーサラーリングと同じ役目を果たします。
・・・ていうか、ミュウの火のせいで今大変な状況に陥ってるのに、そのミュウに火を吐かせてダンジョンをクリアしていくなんて、私達(プレイヤー)は鬼か?

森のさらに奥で待っていたのは、ライガとの交渉決裂と対ライガ戦。
住みかを燃やされた挙句、自分とその子供(卵)まで殺されてしまったライガの女王様の心境を考えると、なんとも胸が痛む思いです。
そして・・・・・・・
プレイ開始後、おそらく私が一番びっくりしたであろう出来事が。
あのルークが、ライガの卵を壊すことに反対しました。
えーーー!!???
今までのノリから行くと、「さっさと怖しちまえよ、そんなもん」って一蹴りしてもおかしくないような場面だったのに・・・とても意外です。
そもそも、こんな当たり前のこと(命を大切にする)で「意外だ」と驚くこと自体、馬鹿らしいことのような気もしますが、ルークの場合は本当に一大事なんです。
良かった!彼にも「捨てたもんじゃない」的な心が備わっていて本当に良かった!!
これで、ルークを支持する当プレイ感想記にも希望の光が見えてきたというものです。
ね!可愛いよね!(必死)
・・・ただ、ミュウの火でチーグルの森が火事になっても俺のせいじゃねーとか、村がライガに襲われて潰されてしまっても別にどうでも良いという態度をとるくせに、ライガの卵を壊すことは酷いと考えるその道徳観の基準は一体何?
うーん・・・命に直接関わるような事柄には甘いってことか??
それとも「ツン」するのに理由なんていらないということでしょうか。

ライガ戦ではジェイドがパーティ入り。
あまりに裏がありそうなキャラすぎて逆に清々しさすら感じるジェイド(属性:清々しくてもやっぱり鬼畜)ですが、チーグルの森帰還の際、彼のレベルが「45」もある事に気がつきました。
ただ、おそらくこれからもパーティキャラで居るであろう彼が、このレベルのまますんなり仲間になるはずが無いので、「敵の時は化け物みたいに強かったのに、仲間になった途端弱くなるキャラ(例・リオン=マグナス)」のように、そのうちレベルが下がっちゃうんだろうな。
・・・・とかなんとか考えてたら、そのジェイドにルークとティアが捕らえられてしまいました。
これできっと、レベル45の夢は終わりですね・・・。
ただ、レベル45の夢が終わる代わりに、ジェイドとルークの絡みが本格的に始まりますので、別の夢は無限に広がりそうです。


最新の画像もっと見る