小林正樹さんの《黒金巡る旅》
六合エリアの赤岩公民館に展示されています。
この作品を観るために、今回のビエンナーレは真っ先に六合エリアに向かいました。
旧六合村は群馬鉄山があった場所。
戦時中の金属不足で開発された鉱山は、枯渇するまで戦後20年に渡って鉄を供給し、日本の高度経済成長を支えたそうです。
旧太子駅はそれらを運ぶための駅でしたよね。
公民館の入り口を入るとすぐにこちらの作品があります。
「穴地獄」
穴地獄とはチャツボミゴケ公園のくぼみのこと。
かつてチャツボミゴケ公園周辺には鉄鉱石の鉱床があり、1966年頃までは露天掘りによる採鉱が行われていたそうです。
その露天掘りのくぼみに動物たちが落ちると、抜け出せずに死んでしまうことから「穴地獄」と呼ばれるようになったのだとか。
公民館の中は薄暗く、規則正しく機械音が響いています。
かつての群馬鉄山を想像しながら、しばらく見入ってしまいました。
鉄鉱石を掘っていた頃にはこの地にもかなりの賑わいがあったのでしょう。
でもそれらは都市で消費され、最終的には枯渇し・・・。
都市と村落との関係性が、言葉ではなく感覚として入ってくる感じがしました。
そして純粋に構造物が格好良い。
六合エリアの赤岩公民館に展示されています。
この作品を観るために、今回のビエンナーレは真っ先に六合エリアに向かいました。
旧六合村は群馬鉄山があった場所。
戦時中の金属不足で開発された鉱山は、枯渇するまで戦後20年に渡って鉄を供給し、日本の高度経済成長を支えたそうです。
旧太子駅はそれらを運ぶための駅でしたよね。
公民館の入り口を入るとすぐにこちらの作品があります。
「穴地獄」
穴地獄とはチャツボミゴケ公園のくぼみのこと。
かつてチャツボミゴケ公園周辺には鉄鉱石の鉱床があり、1966年頃までは露天掘りによる採鉱が行われていたそうです。
その露天掘りのくぼみに動物たちが落ちると、抜け出せずに死んでしまうことから「穴地獄」と呼ばれるようになったのだとか。
公民館の中は薄暗く、規則正しく機械音が響いています。
かつての群馬鉄山を想像しながら、しばらく見入ってしまいました。
鉄鉱石を掘っていた頃にはこの地にもかなりの賑わいがあったのでしょう。
でもそれらは都市で消費され、最終的には枯渇し・・・。
都市と村落との関係性が、言葉ではなく感覚として入ってくる感じがしました。
そして純粋に構造物が格好良い。