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アイススケート、アート鑑賞、食べ歩き等の雑記。

内田輝コンサート「silk road」(原美術館ARC)

2022-06-11 21:36:04 | アート鑑賞
原美術館ARCの閉館時間は通常16:30。
普段は暗くなるまで美術館にいることはできません。
でも今日は閉館時間後にコンサート。





少し暗くなってきたところ。
この時間にここにいられるのは貴重。

カフェでドリンクをいただいてから、ギャラリーツアーに参加しました。
ギャラリーツアーでは、何と館長さん自ら館内を案内してくださいました。
なんて贅沢なのでしょう!

觀海庵では原美術館の成り立ちから作品解説まで。
大好きな須田さんの作品のエピソードが聞けたのが嬉しかったです。



觀海庵から出ると、外は大雨。
山の天気は変わりやすく激しいです。
鈴木康広さんの作品の下が海のようになっています。
海に浮かぶ日本列島!

現代ギャラリーCに入り、内倉ひとみさんの作品の前に行くと、内倉さんご本人が登場。
自ら作品解説をしてくださいました。
この作品の光の当たり方がすごく好きだなぁといつも思っていたのですが、やはり光がキーワードだったようです。
やさしい光をじっと観ていると、心が無になります。



ギャラリーツアーが終わった後。
もうかなり暗くなってきています。

コンサートは18:00開演。
会場は「現代ギャラリーA」。
杉本博司さんの”仏の海”がずらっと並ぶ中での演奏です。
座布団か椅子で好きな場所に座っての鑑賞。

照明を落とした中でのクラヴィコードの演奏はとても幻想的で、この空間にいられることがとてつもなく貴重な体験だと思いました。
小さく繊細な音。
静寂の中、空気が震える感じまで伝わってきます。

内田輝さんはクラヴィコードを自作しているそうです。
休憩時間には音の調整もされていました。
新しく作ったクラヴィコードは、まだ音が安定していないなんてお話もされていました。
本当に繊細な楽器なのですね。

クラヴィコードの世界観にすっかり魅了されてしまいました。
機会があったらまた聴きに行きたいです。

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